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ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「ダイヤモンドフェア2021開催 その3」
前回に続き、エリア2の後半から。
フローズン食品の需要は年々高まっており、24年には、約1兆2千億円の規模への成長が見込まれています。
コロナ禍もあり、需要がさらに高まり市場全体が拡大しました。
生活者の75%が自宅で肉を冷凍保存するというデータがあり、いわゆるホームフリージングの頻度が高まっています。
各飲食店も自社製品のフローズン食品を開発しており、今を回も数社がブースを設けていました。
冷凍食品は日々味の向上はもちろんのこと、種類の多様化など、進化を続けています。
健康志向が高まるなかで、お菓子の役割も変化しつつあります。従来は嗜好品、楽しむものという印象が強く、健康を意識して食べるのを控える人もいます。
そこで、各社は健康志向や機能性の高いお菓子を開発しています。
低糖質のチョコレートや免疫を高める菓子、高タンパク質の菓子など様々。
また、お菓子にもサステナビリティが求められています。
パッケージなどを見直す動きも活発化しており、取り組み例として実際に各社の商品が展示されていました。
エリア2の最後は「酒類」コーナー。
飲食店で飲む機会が減少したなか、いわゆる「家飲み」 の機会が増加。そのなか、小売業者には酒類売り場の価値創造が求められています。
例えば、自分に合う酒がわからないという消費者の課題を解決するために、AIを用いてその人に合った酒を提案するシステムを紹介するなど、新しい売り場展開が提示されていました。
エリア3では、国内外のオリジナルブランドを紹介。同エリアでも健康サステナビリティの観点での展示が目立ちました。コロナ禍で輸入菓子が好調に推移しており、特にスナック輸入菓子が大きく増加しています。
最後はオリジナルの酒が展示され、一連の展示会が終了。
「健康」と「サステナビリティ」。
これからの食を考える要素として欠かせない要素になりそうです。
ほはば飯塚