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ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう！というブログ。
今日のテーマは「クリニックフォア田町」
東京・田町駅に2018年に開業した駅ビル、ムスブ田町に2018年10月に開業した診療所が、クリニックフォア田町。
このクリニック、広さは一般的な診療所とほぼ同等ですが、患者数は通常の診療所なら1日30～50人、少し大きめの診療所でも同70～80人のところを、この診療所では1日200人程度に達しています。
なぜか。
それは、クリニックフォアが15分刻みに予約を受け付けているためです。
診療所に対して患者が感じる不満の1つに、長時間待たされることが挙げられます。
長時間、待合室で待った後の診察は数分で終わり、処方箋をもらうのにまた待たされ、薬局に行って薬をもらうのにも待たされる。待たされるのが嫌で病気になってもちゃんと治療を受けたくないというビジネスパーソンも少なくない、と見るのは、このクリニックを立ち上げた金子氏。
インターネットで事前に予約を受け付けている病院はありますが、時間指定ができるところはまだ多くありません。クリニックフォアは、ウェブから15分刻みで予約を受け付けるほか、基本的な問診にも事前に応えてもらえます。
また、ユーザーの不便を可能な限り取り除くために、平日は朝9時半から夜9時まで、土日は朝9時から夜6時まで診療、薬の処方も可能な限り院内で行い、医師は常勤、非常勤合わせて約30人が交代で対応に当たっています。
健康や病気に関してユーザーが抱えている課題を解決したいという視点から、薬やサプリメントを1つのブランドで提供する計画も。
既に、クラウドファンディングで「Sui＋」というブランドを立ち上げ、男性用の頭皮ケア用シャンプーや、睡眠改善やアンチエージング、栄養補助のサプリなどの販売を始めました。
ユーザーにとっては、抱えている悩みを解決する手段が薬か、サプリかは関係ありません。必要に応じて診療して薬を処方したり、検査結果をベースにサプリを提供したり、ユーザーの悩みを解決するソリューションを同一ブランドの下でDtoC（ダイレクト・ツー・コンシューマー）的に提供する仕組みをつくりたいと金子氏は意気込んでいます。
病院でも新たなサービス体験ができる時代。
いろいろなものがアップデートされていきます。
ほはば飯塚