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ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「長野県須坂市」
長野県の北東部に位置する須坂市。
長野市の隣にある人口約5万人の都市です。
この須坂市。
平均寿命の長い長野県の中でも、要介護認定率や介護保険料が低い水準にあり、65歳以上の就業者の割合も県内トップクラスにあります。
その健康長寿の地域特性を生かした須坂市の地方創生事業が注目されています。
まずは保健補導員制度。
各町から任期2年、再任なしで選出される保健補導員。
自ら健康で生活できる市民が増えていくよう、市と地域の役員と共同で健康づくりを進めており、保健補導員経験者は約7500人に達しています。
こうした取り組みが評価されて、2014年に「第3回健康寿命をのばそう!アワード」厚生労働大臣最優秀賞を受賞。
近年は保健補導員が考案した健康体操「須坂エクササイズ」がテレビで紹介されるなど全国各地から視察団が訪れるように。
「健康スムージーを活用したまちのにぎわいづくり事業」では、果物と野菜、発酵食品等を活用したオリジナルスムージーを開発。官民一体で須坂への来訪者増加を図っています。
この健康スムージー事業は、市民を対象にレシピコンテストの実施、レシピブックの配布等を通じ健康スムージーの市民への普及、野菜・果物摂取の増加に寄与しています。
観光集客施設開発など滞在型周遊観光の促進に結び付けるための開発計画も進んでおり、市民一体となって行っている取り組みに大きな期待がされます。
派手さはありませんが、着実に進む施策。
須坂市の地方創生事業は一歩一歩進んでいます。
ほはば飯塚