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ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「福島県郡山市」
郡山市、それほど名前が通っていないと思いますが、結構条件が揃った地域です。
まず、太平洋と日本海を結ぶ唯一の高規格道路である磐越自動車道と東北自動車道が交差する、経済活動の中心地です。
また、東北地方では仙台市、いわき市に次いで人口が多い地域で、製造品出荷額や商品販売額も東北3位以内のため「商都」「経済県都」とも呼ばれています。
2008年には「音楽都市」を宣言して、東北のウィーンとして一年中音楽イベントを楽しむことができるという一面も。
さらに人口あたり病床数や医師・歯科医師数が全国平均を大きく上回り、子育て支援施設も充実。
ブランド米や地酒など名産品も多いなど、衣食住が揃っている点も郡山市の魅力になっています。
そんな郡山市。
東日本大震災以降、産官学連携による再生可能エネルギー、医療機器産業を震災後の産業復興の柱に位置付けて、企業誘致に力を入れています。
国立研究開発法人産業技術総合研究所の「福島再生可能エネルギー研究所」が郡山西部第二工業団地内に開所、そして国内初の医療機器開発支援拠点として「ふくしま医療機器開発支援センター」が郡山市富田町に開所され、両施設を軸に企業誘致が進められています。
ヒト、モノ、情報に加えて「知」の集積を狙う郡山市。
住みやすさも手伝って、一大産業地域に成長するかもしれません。
ほはば飯塚