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ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「公益財団法人日本環境協会(エコマーク事務局)」
10年ほど前、環境ブームがおきました。
チーム・マイナス6パーセントという国民運動を環境省が手がけたり、クールビズが生まれたり、ちょっとした社会現象でした。
そんな中、環境に配慮して作られた商品を認定するエコマークという制度も注目を集めました。
エコマークはISO14024で定められたタイプⅠ、Ⅱ、Ⅲのラベル制度のうち、日本では唯一のタイプⅠラベルです。タイプⅠラベルは世界中にあり、そのネットワークである世界エコらべリングネットワークにて日本は中心的役割を果たすなど、先進的な役回りをしていました。
環境商品の普及は景気回復にもなりますし、日本人はお墨付きが好きという国民性もあるのでブームの中心になる期待もありました。
ただ、大きく取り上げられる機会はあまりないまま環境ブームは終わりを迎えました。
理由はいろいろ考えられると思いますが、厳密に認定を出すため、そもそもの認定基準がなかなかできない事情もあったようです。
また、公共性が高いので潤沢な資金がなく、宣伝にコストをかけにくいという構造もあって、限られたターゲットへのアプローチにとどまったこともあるようです。CMとか多大なコストですので難しいですね。
エコマークは今もどんどん広がっています。
社会的に必要な制度だと思いますので、これからも着実に広げていって欲しいと思います。
ほはば飯塚