こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 
開けた窓からは爽やかな風も入り、青空の広がる休日の午後
となっていますキラキラ
 
朝早くに家の近くを1時間ほどの散歩をしました
緑が眩しく(まぶしい)、薔薇(ばら)などの花が咲いており、いつもよりも贅沢な(ぜいたくな)休日の朝を過ごすことができましたね
 
花々を見ているとね
次のような言葉を思い出しました
 
<April  showers  bring  May  flowers>
 
直訳すると「4月の雨は5月に花を咲かせる」となりますね
「悪いことが起きても、そのあとは良いことが起こる」という意味ですね
 
皆さまの体調は、いかがでしょうか?
 
            (筆者撮影)
 
 

前回はブログの本文を書き終わったところで、文章が消えてしまったのですね

今回は慎重に「保存」ボタンを押しながら・・・ねウインク

 

 

21世紀の若返りを実現するという

「NMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)」

もうお試しになった方も多いのではないでしょうか

 

私も3週間ぐらい試しに服用しているのですが・・・なかなか良いよな気がしますね

例えば、年齢による疲れは改善しているような気がしますし、少し髪の白髪が減ってきたような気もしますし、睡眠の質も良くなっているような気もします

 

なかなか「NMN」は興味深いものがある・・・と思いますね

 

そのひとつをご紹介したいと思います

 

まずは、次の図をご覧ください

 

やぶにらみ生物論89: ヒトゲノム: 渋めのダージリンはいかが

          (画像はお借りしました)

 

これは、ヒトのDNAがどのような遺伝子で構成されるかを示したものですね

 

ヒトの身体を構成するタンパク質を作り出すための遺伝子は、DNAの中の約1.3〜1.5%しかないのです

「遺伝子(エクソン)」と表示されている部分ですね

 

遺伝子(イントロン)は、DNAから

mRNA(メッセンジャー・アールエヌエー)

が作られるときに切り取られてしまう部分です

 

Experiment:遺伝子の中の厄介者,イントロンはどうしてなくならないか:大濱 武-BRH - JT生命誌研究館

 

もうひとつ、注目していただきたいのが「レトロトランスポゾン」というものです

 

これは・・・というと「ヒト内在性レトロウイルス」の遺伝子の一部なのですね

ヒト内在性レトロウイルス(Human Endogenous Retrovirus)は、

略して、「HERV(ハーブ)」と言われます

 

人類の祖先が太古のサルの時代に「レトロウイルス」という種類のウイルスに感染した名残り(なごり)であると言われていますね

 

先日、古代エジプト王のミイラの大移動の様子をニュースで見ました

       (画像はお借りしました)

 

これらのミイラのように「ヒト内在性レトロウイルス」は、ヒトのDNAの中の化石のようなもの、つまり、ウイルスの残骸であると

以前は考えられていたのですね

 

しかし、現在では・・・理化学研究所を含む国際共同研究によると

驚くべきことが常識となっているのですね

それは・・・細胞に存在するRNAにはタンパク質をコードしないncRNAと呼ばれるものが大量に含まれることが明らかにされているのですね

このncRNAには、「レトロトランスポゾン」に由来する配列(レトロトランスポゾン)からの転写産物が多数含まれてい他のですね

 

簡単に言えば・・・「レトロトランスポゾン」は

「ヒト内在性レトロウイルス」の一部ということになりますね

 

 

理化学研究所では、今後の期待として、以下のように説明しています

 

ヒトゲノムに存在するレトロトランスポゾン由来の配列は、ヒト進化の過程でレトロウイルスがゲノムに挿入した残骸であり、機能を持たない「ジャンクDNA」と考えられてきました

 

しかし、LTRに由来するRNAが幹細胞特異的に発現し、幹細胞の性質や多能性の維持に関与していることを示唆する今回の研究は、幹細胞生物学におけるncRNAの重要性を示すものです

 

ちょっとだけ補足しますと下線の(LTRに由来するRNA)の「LTR」

は、「Long Termiinal Repeat (ロング ・ターミナル ・リピート」の略で、レトロウイルスの発現(遺伝子が作られること)を調節する部位となりますね

 

下の図は、一般的なレトロウイルス遺伝子の構造を示していますが、

レトロウイルスの両サイドに転写調節を司る(つかさどる)

「LTR」が存在するのです

 

レトロウイルス複製に関与する 宿主因子機能の解明とその応用

 

では、この「レトロトランスポゾン」がヒトの細胞内に発現することに「NMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)」は、どのような影響を与えるのか?

 

これがですね・・・とても驚くことが生じると考えられるのですね

 

これを聞くと「NMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)」でなぜ、体調が若い頃のように戻る可能性があるのか?

 

が見えてくる・・・かもしれませんウインク

続きは、また、次回にお話をしたいと思います

 

それでは、素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

<ブログ後記> 5月4日

連休も後半になっていますね。

今回は「NMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)」についてのお話をさせて頂きました。

 

巷(ちまた)でも話題にのぼることも多いようですね。

疲れがとれる、体重が減る、よく眠れるようになった、肌の状態がよくなったなどという話もあるようですね。

 

もちろん、そのような効果もあると思いますが、NMNのすごさの本質は別のところにあるような気もします。

 

とても数回のお話では、すべてをご紹介するのは難しいのですが、ひとつひとつをご紹介していけたらと思います。

 

ヒトのDNAに残る「過去のウイルス感染の残骸」と聞くと・・・


なんだか、怪しげ(あやしげ)だなあ〜と感じる方もいるかもしれませんね。


一般的な性質として、レトロウイルスは、ヒトのDNAの中に入り込む特徴があるのです。

 

なので、人に進化する前のサルの時代にレトロウイルスに感染していた残骸(ざんがい)のように残っていることが知られています。

それを「ヒト内在性レトロウイルス」というのですね。

 

こんなものは、DNAの中のゴミのようなものと考えられていたのです。少なくとも20年前までは・・・ねウインク

 

私は、自己免疫疾患の発症にこの「ヒト内在性レトロウイルス」が関与しているのではないか?・・・という仮説(医局の先輩のですが)

から、基礎研究(とくに遺伝子を扱う分子生物学ですが)を始めたわけです。

 

詳細なことは、また、後日にしたいと思うのですが、その時は完全な

「ヒト内在性レトロウイルス」の遺伝子が発現していることは確認できなかったのですが、その一部の遺伝子だけは確認できたり、また、

健康なヒトのリンパ球でもある薬剤と一緒に培養すると

その遺伝子のmRNA(メッセンジャーアールエヌエー)が確認できたりしてね

最終的には、DNAを修飾する因子、つまり、メチル化、アセチル化、ユビキチン化という「エピジェネティクス」の領域に興味を持ったまではいいのですが、このうち「アセチル化」は最後にしようと思っていたのですね

 

話を戻しますと・・・かつて、ジャンクなゴミ扱いであった「内在性レトロウイルス」の一部分だけの遺伝子からなる「レトロトランスポゾン」が脚光を浴びる(?)のは、不思議なことだと感じますね。

 

それが、幹細胞などが多くの臓器などに分化していくなどの多能性や

進化に重要な役割を持つ可能性がある・・・という理化学研究所の知見は、前にご紹介したとおりですね。

 

一方で、ヒト個人レベルでみた場合には、デメリットが多いというのが「ライフ スパン」の本の中で、述べられてるのですね。

 

 

スライドは現在、作製しているのですが、1枚だけ示し、詳細は後日にしたいと思います。

 

今回も最後までお読み頂きまして

ありがとうございましたお願い

 

 

 

(以前のphoto.筆者撮影)

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 
いよいよ、4月も最終の日曜日となりました
今週後半より、連休に入る方も多いのだと思います
 
皆さまの体調は、いかがでしょうか?
 
 

 

先ほど、今回のお話を書き終えたのですが、保存できておらず

すべて、消えてしまいましたえーん

 

新型コロナウイルスの「変異株」の拡大により、これまでと局面が変わっている可能性があるという内容でした

 

なので、そんな人を怖がらせることは書かないほうがよいという天のお考えなのかもしれませんねウインク

 

さて、最近はYouyubeで、ジャズの曲をご紹介しているのですが・・・まあ、かなり、モダンなものが多いのですがね

 

ところで、ジャズの発祥はどこなのでしょうか?

 

それは、アメリカ南部の港町ルイジアナ州・ニューオーリンズなのですね

 

この頃、どんな出来事があったのか?と言いますと

南部の黒人奴隷たちは南北戦争を経て、1863年に自由を手に入れました。しかし自由になったのはいいのですが、食べていくためには自分で稼がなければなりません

 

1861年7月に「南北戦争」が起こったのですが、この争いは1865年まで続きました

この戦争は、北部のアメリカ合衆国と合衆国から分離した南部のアメリカ連合国の間で行われた内戦と言われますが、その時に大統領出会ったのが、第16代の大統領が「エイブラハム ・リンカン」でしたね

 

リンカンの指揮する北軍が勝利し、1863年11月19日にその勝利の地に有名な「人民の、人民による、人民のための政治」という理念を宣言したのですね

 

1865年4月9日に南北戦争は終結したのですが、その5日後の1865年4月14日に暗殺をされてしまいます

 

ワシントンのフォード劇場に喜劇を見に行ったのですが

ボックス席で観劇中に、至近距離からピストルを発射された弾丸が

リンカンの頭部に命中したと伝えられていますね

 

このような混乱の時期にニューオリンズで「ジャズ」の音楽が生まれたわけです

 

奴隷解放によって、仕事を求めた黒人たちは酒場などのBGMとして歌ったり、楽器演奏をして生活することにしました。これが「ジャズ」の始まりなのですね

 

当時はトランペットやサックスなどのジャズを演奏するための楽器は高価なものであったようです

ほぼ、無職といってよい人々は、どのようにして楽器を手に入れたのでしょうか?

 

それは、戦争が終わったことによって、軍隊で使っていたものが不要になったからだとか

 

ただ、皆、ほとんどの者が「楽譜」を読めなかったとか

どうしたのか?というと

 

ジャズメンたちは酒場などの営業が終わった早朝に、作曲家やピアニストの演奏を耳コピして曲を覚えたそうです

 

そして、何回も自分自身で演奏しているうちに、うろ覚えの部分がそれぞれのパートのフレーズで補完され、どんどん違う音楽になっていきました聞いたことがあります

 

演奏者のアドリブ次第で同じ曲でも様々なアレンジがされるため、このジャズの自由さの源流は、初期の演奏者たちが譜面を読めなかったことに由来しているのかもしれません

 

私が、クラッシック音楽よりも

ジャズ音楽を好むのは・・・皆が必死で生ききながらも

ひとつの曲を自分なりのアレンジを加えて、他のジャズメンとは自分は違うのだと演奏をとおして、主張しているような気がするかもしれませんね

 

最後に同じ時期の日本国内は、どうなっていたのか?

1866年リンカン暗殺から1年の時期ですね

この年に坂本龍馬の仲介で、犬猿の仲であった薩摩藩 西郷隆盛と長州藩の桂小五郎が会談をして、薩長同盟が成立し、

明治維新への流れとなっていくのですね

 

 

坂本龍馬の名言を2つだけ、ご紹介して、終わりたいと思います

 

 

人生は一場の芝居だというが、芝居と違う点が大きくある。芝居の役者の場合は、舞台は他人が作ってくれる


なまの人生は、自分で自分のがらに適う舞台をこつこつ作って、そのうえで芝居をするのだ。他人が舞台を作ってくれやせぬ

 

 

わずかに他人より優れているというだけの知恵や知識が、この時勢に何になるか。そういう頼りにならぬものにうぬぼれるだけで、それだけで歴然たる敗北者だ

 

 

まあ、感想は人それぞれだと思いますが・・・

ジャズ音楽を聴いていると

多くの困難の中でも

ほとばしるエネルギーを周囲に

放ちながら生きた人々のあり方を

感じるような気がするのは、私だけでしょうか?

爆  笑

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

<ブログ後記>4月27日

 

今回は、Jazzの生まれた時代のお話をさせて頂きました。

今宵は満月の静かな夜となっていますね。

それとは、逆に心穏やかでない方もいらっしゃると思います。

 

新型コロナウイルスの感染の収束するような気配もなく、もうすぐ始まるゴールデン・ウィークの予定も立たないという嘆き(なげき)の声も聞かれますね。

 

しかしながら、都内や大阪で蔓延する新型コロナウイルスは、従来の型よりも「変異株」が多くなっている現状では、国内の移動はもちろん、多くの友人たちで集まることも控えた方がよいのだと思います。

 

ところで、昔のドラマとなると思いますが、ある現代の医師が江戸時代にタイムスリップをする「仁(JIN)」という番組を観ていました。

 

「仁」と聞くと、私は昔、臨床の医療と基礎医学研究を

多くの先生方からご指導をいただいた順天堂大学を思い出します。

 

「人ありて我あり、他を思いやり、慈しむ(いつくしむ)心

  これ、即ち(すなわち)仁」

 

という言葉ですね。

 

順天堂医院は、我国でいち早く西洋医学を採り入れた医学塾として天保(てんぽう)9年に開院した医療機関となりますね

 

調べてみますと坂本龍馬が生まれたのが、天保(てんぽう)6年とありますから、わずか3歳となりますね。

 

実は、以前にも「仁(JIN)」という番組があることは知っていたのですが、なかなかテレビを観る時間もなく、もしや、順天堂大学と関連があるのではと思っていました。

 

今回は、アマゾンプライム・ビデオで、食事後に少しずつ観ているわけですが、懐かしい風景を画面をとおしてですが観ることができました。主人公が転げ落ちる非常階段を若い頃は、先輩の先生方から叱咤激励を受けた場所でしたし、渡り廊下も患者さんのデータを抱えて走ったり、患者さんを車椅子に乗せて渡った場所だったのですね。

 

話の内容もあってか、若干のセンチメンタルな気持ちを感じたのも正直なところです。

 

以前にもお話をしたことがあるかもしれませんが、ジャズの音楽をきくと私は、初めてその曲を聴いた時の過去の風景や

その時の感情の断片を感じるのですね。

順天堂大学にいた頃は、よくルイ・アームストロングの曲を聴いていましたので、これらの曲を聞くと先輩方とこんな話をしたなあと思い出したりします。

 

 

まあ、若さゆえということもありますが・・・とても自慢できたものではありませんね。まあ、現在もですけれどウインク

 

話を本文に戻すと、坂本龍馬に心酔しているわけでもなく、リンカンの独立宣言が素晴らしいことだと思っているわけでもないのです。

 

坂本龍馬は、薩摩藩と長州藩を結びつけ、幕府を倒そうとしたわけですが、私の先祖は江戸城内にいたので、むしろ、敵と評価するべきかもしれません。明治維新の新しい時代を前に暗殺されていますがね。

 

リンカンも黒人解放をし、民の自由を宣言しながらも凶弾に倒れ、今も黒人差別を示唆する事件が続いているのですね。

 

ただし、ニューオリンズで、ジャズ音楽が生まれた時も、坂本龍馬が薩摩と長州を結びつけた時も、そして、リンカンが黒人解放を成し遂げた時もほとばしる情熱があったとは思うのです・・・ね。

 

歴史を振り返れば、あの時、あの人の努力は何をどう変えたのか?

と後世の人々は、評価をするのだと思ったりもします。

 

ただし、自分自身の人生の中の出来事は、不思議なことに良いことも悪いことも、その時の心の奥の感情とともに思い出すわけですね

 

私の場合は、ジャズですが、あなたにとっては、どのようなものですか?

若い人にとっては、それが新型コロナウイルスに関連することもあるのかもしれませんね。

だから、のちの時代に新型コロナウイルスに皆がどう対応し、どのような言動をとったのかを評価し、自分自身の過去をゆっくりと振り返るためにも、今は感染することを防ぐことを第一に考えてもらえたらと思います。

 

生きていさえすれば、必ず、苦しい時代を懐かしく思い、その時代はこのように評価できるよね・・・なんて、語れる日もくるというものです。

 

なんだか、まとまりのない話となってしまいましたね爆  笑

最後まで、お読み頂きまして

ありがとうございましたお願い

 

 

 

image

        (筆者撮影)

 

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 
 
天気予報では、雨模様の休日とのことでしたが青空の広がる春の陽気でした
 
気がつけば、あと10日程度で「ゴールデン・ウィーク」の連休がくるのだと昨夜、気がつきました
 
新型コロナウイルスは「変異株」の出現によるせいなのか、収束に向かう気配もありませんので、ちょっとだけ複雑な気持ちですね
 
 
皆さまの体調は、いかがでしょうか?
 
 
 
 
たまには「新型コロナウイルス」の話題ではなく、心踊るような明るい話題にしたいと思いますウインク
  
 
最近、私は一冊の本に
これまでにない気持ちの高ぶりを
感じています
 
 
その本は「LIFE SPAN(ライフ スパン」という本で、ハーバード大学の分子生物学、つまり、遺伝子学の権威であるデビッド・A・シングレアという方の著書です
 
LIFESPAN
 この本に書かれているのは、これまでの医学の常識をくつがえすような最先端の考え方が書かれているのですね
 
 
ヒトなどが「老いる」とは、どのようなことなのか?
また、どのようにすれば健康的で長生きできる可能性があるのか? を解説しています
さらに「老いる」ということは病気である・・・という新しい理論が展開されているのですね
 
 
 
そのひとつをご紹介させてもらうと以下のようなものになります
 
 
例えば「長寿遺伝子」、または「抗老化遺伝子」と呼ばれる遺伝子があるというお話をお聞きになったことがあるかもしれません
 
この遺伝子を活性化すると・・・健康で長生きが可能になると言われてきましたよね
 
 このサーチュイン遺伝子は、ヒトを含む哺乳類では7種類が見つかっておりSIRT1~7という名称がつけられています
 
そして、これらの遺伝子の活性化により合成されるタンパク質を「サーチュイン」と呼ぶのですね
 
 
私もこのような話は、漠然(ばくぜん)とは知っていましたが・・・
正直なところ「ふーん、そうなんだ」ぐらいの印象でしたね
 
「LIFE  SPAN(ライフ スパン」を手にとるまでは・・・ねウインク
 
一部を紹介しますと
 
 
この「サーチュイン」は、「ヒストン脱アセチル化酵素」という性質があるものであるので、ヒストンとDNAの結合に作用することにより、遺伝子の発現を調節するとされてるのですね
 
322)βヒドロキシ酪酸はヒストンのアセチル化を亢進する:ケトン食の酸化ストレス軽減作用 - 「漢方がん治療」を考える
(図はお借りしました)
 
では、ヒトのDNAがどのような構造になっているかをご説明したいと思います
 
DNAは「ヒストン」というボールのようなものに巻きついて存在しています
 
この「ヒストン」にDNAがきつく巻かれている状態では、DNAの上にある遺伝子は発現されず、とても安定しています
 
ヒトは老齢化するにつれて、DNAの巻き具合がゆるくなってくるのですね
 
 
そうすると・・・ふわふわとDNAのヒモ(?)が伸びたり、ヒストンより離れたりします
 
するとこの部分から不必要な遺伝子が作られるなどの異常が生じやすくなるのだとか
 
 
さらに細胞が分裂するためにDNAが複製されるのですが・・・
そのコピーを作る際に「コピー」のミスが生じ、そのミスが子孫に残っていくというアクシデントが起きてしまいます
 
新型コロナウイルスに話題でも触れましたが、DNAでも,RNAでも100%正確な複製ができるわけでなく、一定の割合でミスを生じると言われていますね
 
 
もちろん、DNAの複製した箇所を修復する力は、誰もが持っているわけですが、多くの箇所での複製ミスには、対応できない可能性がでてきてしまいます
 
つまり「サーチュイン」は、異常な部分の遺伝子の産生をストップする働きを持つのですが、
高齢になると「サーチュイン」の産生量が低下して、多くの異常箇所に対応できなくなってしまいますよね
 
 
ヒトでは、老齢になるとするとヒストンへの巻き具合がゆるくなり、
必要ではない遺伝子が発現しやすくなっているばかりでなく、コピーミスをするなどした異常な遺伝子が修正されることなく、遺伝子の異常を持つ細胞が増加していくことになります
 
 
このような状況となった時、つまり、遺伝子の複製ミスが起きたり、異常な遺伝子を発現させる細胞が生じた際に
「サーチュイン」は、その遺伝子産生をストップさせる働きがあるのです
 
どのように遺伝子の発現を低下させるのか?と言いますと・・・例えると・・・DNAを「ヒストン」のボールにきつく巻きなおすのです
 
これで、その部分の異常な遺伝子が発現することがストップするのです
遺伝子の「発現」とは、「DNA」から「RNA」が作られることであり、「転写(てんしゃ)」と呼ばれます
異常なRNAが産生されなければ、異常なタンパク質も作られないことになりますよね
 

 

つまり、サーチュイン遺伝子から産生される「サーチュイン」はDNAの異常を検知すると・・・DNAを「ヒストン」にきつく巻きつけることにより、その遺伝子がRNAになることを防ぐという働きを持つわけです

まさに遺伝子発現の「ON」と「OFF」となるのですねウインク

 

 

NAD+という物質は、サーチュイン遺伝子を活性化させるのですが

この物質が年齢とともに低下していくことが確認されています

 

これにより、サーチュイン遺伝子も減少することになりますよね

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         (図はお借りしました)

 

NAD+という物質は、摂取や投与が難しいということで、それなら

細胞内でNAD+に変化するものは?・・・と研究を重ねていたところ

「NMN(ニコチン アミド ヌクレオチド)」というNAD+の前駆体

が発見された(?)ということになります

 

 

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(図はお借りしました)

この「NMN(ニコチン アミド ヌクレオチド)」

ヒストン部分の脱アセチル化という変化により、異常な遺伝子産生を抑制し、修復するのを助けるという意味で「遺伝子レベル」の真の

若返りを可能にする可能性があります

 

美容医療だけでなく、認知症や老化、そして、糖尿病や動脈硬化などの内科的な医療にも充分な効果を発揮する可能性があると思っています

 

今回、JTKクリニックに点滴製剤と内服サプリ剤を常備しましたので

この話題に触れることが多くなりそうです

 

また、ご紹介させてただきます

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

<ブログ後記> 4月20日

 

東京や大阪などの大都市圏では、新型コロナウイルスの再拡大の局面となっている状況で、なんと、悠長な話をしているのかとお叱りの言葉を受けるかも・・・なんても思ったりもしますが

 

今回は敢えて「NMN(ニコチン アミド ヌクレオチド)」のお話を

させて頂きました。

 

デビッド・A・シンクレアさんは、世界的に有名な科学者であり、ハーバード大学大学医学大学で医学部の教授ですね。

2014年のタイム誌で「世界で最も影響力のある100人」の1人に選ばれています。

 

少しだけ解説をさせて頂きますと・・・DNAの配列変化を伴わない

遺伝子の発現システムを「エピジェネティクス」と言います。

 

若き医学研究者たちのために正確に言えば、「DNA塩基配列の変化を伴わない細胞分裂後も継承される遺伝子発現あるいは細胞表現型の変化を研究する学問領域」が「エピジェネティクス」ということになりますね。

 

かえって、なんのこっちゃという印象を持つ方が多いと思います。

少しだけ分かりやすい表現とすると次のようになります。

 

例えば、あなたの目の奥(?)にある細胞のDNAの塩基配列、つまり、遺伝子の配列Aを解読したとします。

次に肝臓の細胞を取ってきて、同様に遺伝子の配列Bを解読したとします。

 

さて、Aの遺伝子とBの遺伝子の配列を比較したとすると違いはあると思いますか?

答えは、まったく同じ配列であることが確認できます

 

では、なぜ、同じ遺伝子配列から違う臓器ができるのか?

それは、DNAがいくつかの修飾により、そこから発生するmRNA

(メッセンジャーアールエー)の遺伝子群のパターンが異なったものになっているからなのですね。

 

では、この「エピジェネティクス」には、どのようなものがあるかと言いますと次の4つとなります。

 

それは、①アセチル化、②メチル化、③リン酸化、④ユビキチン化というものですね。

 

今回のデビッド・A・シンクレア教授は、①のアセチル化を調整する物質として、NAD+の前駆体である「NMN(ニコチン アミド ヌクレオチド)」を発見したのですね。

 

通常は、不可逆的な変化と考えられることが多いわけですが、これが

ヒストンという丸いボールの部分をアセチル化を弱める方向にはたらく、つまり、脱アセチル化を起こさせたのですね

 

すると緩んで伸びきっていたDNAが再度、きつく巻きついたというわけです。

すると異常に発現していたmRNAの発現がストップし、さらに修復が

行われるというのですね

 

本のストーリーを見ると、いとも簡単にすべてを見通していたようにも見えますが、実際には困難な課題を多くの研究者の研究にヒントを得てきたのだということが理解できますね。

 

そのなかには、京都大学iPS細胞研究所所長・教授の山中伸弥先生の名前がありますね。たった、4つの「山中遺伝子」を調整するだけでiPS細胞、つまり、新たな別の組織になり得る万能細胞を作ることができると述べられています。

 

しかし、どうしてもiPS細胞が癌化してしまうのに諦めに似た感じをデビッド・A・シンクレア教授は、感じていたと述べています。

それを解決したのが中国国籍の若き研究者のアイデアで、理論的に癌化する可能性のひとつをなくしたところ、iPS細胞は癌化しなくなったと述べられています。

 

つまり、医学や科学の分野においては、国籍や宗教を超えて優秀な頭脳を持つ人々は、ひとつの目的のために結集するのかもしれないなんて感慨深く、思ったりもしますね。

 

私が基礎研究として10年以上の歳月を費やしたのは、「エピジェネティクス」のうちの②メチル化でした。

どうしても解決策が見えず、迷走したのちに諦めたのですね。

ちょうど、15年前ぐらいのことです。

 

アセチル化も考えたのですが、ヒストンというボールにどう立ち向かうか?を考えて、ちょっと面倒になり、簡単そうな②メチル化を選び、失敗したというわけですね爆  笑

 

あの時、もし、この本「ライフ スパン」を手にしていたら・・・と残念に思ったりもします。

まあ、優秀な頭脳を持つ集団には入れるはずもないわけですが、
優秀な頭脳を持つ人の考え方の解説はできる可能性もあったりしてね爆  笑

 

なので、分子生物学的な学問から見ても、「NMN(ニコチン アミド ヌクレオチド)」は、かなりの期待を持っています。

 

私も毎日、1カプセルを実験として服用していますので・・・

またの機会に私の何が変化したのか?を後日、ご報告したいと思います

 

最後まで、お読み頂きましてありがとうございましたお願い

 

 (以前のphoto.筆者撮影)

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 
青空が広がり、春の陽気を感じる
休日の午後となっています
 
暦をみると七十二候(しちじゅうにこう)では
鴻雁北(こうがんかえる)」となっています
 
雁(がん)が北へ帰っていく頃。雁は夏場をシベリアで、冬は日本で過ごす渡り鳥ですね
 
私の散歩コースには、大きな川があって、つい先日までは雁と思われる野鳥が泳いでいたものですが、もう、見ることができませんでしたので、「鴻雁北(こうがんかえる)」を実感しておりました
 
皆さまの体調は、いかがでしょうか?
 
 
さて、新型コロナウイルスの感染の拡大は続いているわけですが、最近、興味深い話題がありました
 

日本医師会COVID-19有識者会議の公式ホーム ページには、こんな研究報告がありましたので、簡単なご紹介したいと思います

 

多くのウイルスに初めて感染した場合には、そのウイルスに対する免疫グロブリンのうち、IgM(アイジーエム)抗体というものが先に上昇して、その後にしばらくしてから、IgG(アイジージー)抗体が上昇してくるのが通常の免疫グロブリンの産生の流れとなります

 

ちょうど、下の図Aのようにですね

 

2)ウイルス感染症の診断|ウイルス学エピソード|神奈川県衛生研究所

          (図A) 画像はお借りしました

 

では、新型コロナウイルスでは、どのようになるのか?・・・

と言いますと・・・とすると以下の図Bのようになります

 

 

image

         (図B) 画像はお借りしました

 

これは、東京大学先端科学技術研究センターの名誉教授である児玉 龍彦先生らのグループが示したデータです

 

不思議なことに・・・IgM抗体とIgG 抗体が同時に上昇しているのですね

一般的なウイルス感染に伴う抗体の産生される常識とは、異なるデータでしたので、いったいどんな理由があるのか?と皆、考えていたのですね

 

JTKクリニック内のラボ(研究所)では、海外への渡航のための証明書を作成するために多くの方がいらっしゃいます

 

多くの国の場合は、PCR検査のみですが、中国国内に入国する際には

IgM抗体の同時測定することが要求されるのですね

簡易キットではなく、さらに高度な抗体測定が必要ですので、行なっているのですが・・・

 

ときどきですが、不思議なデータの方がおりました

 

もちろん、海外の渡航準備として、他の人と会うのを避けたり、外出を控えたりするという感染予防の心がけを徹底している方が多いので

PCR検査で陽性となる方も少ないのですが・・・

 

その不思議なデータとは、PCR陽性となり、新型コロナウイルスに感染していることが示されるのですが、IgM  抗体が上昇しないうちに

IgG抗体が上昇を示す方がいたのですね

 

なぜだろうと考えておりましたが、次のように解説されていたのです

 

 

日本人における新型コロナウイルスに対する抗体の変動 は、IgGの上昇が IgMの上昇よ りも早い例が多いことが特徴である

 

 さらに詳細な解説もされているのですが、その内容の一部は省きます

結論としては・・・驚くようなものになります

それは、日本人において、新型コロナウイルスに対する(T細胞記憶による) 「交差免疫」が存在する可能性を示唆している

 

「交差免疫」とは、例えば、新型コロナウイルス自体ではないのですが、似たような遺伝子を持つウイルスに過去に感染したことにより

すでに免疫応答する力を持っていることを示します

 

「T細胞の記憶」とは、先日、お話をしたヒトの「自然免疫」系の

NK(ナチュラルキラー)細胞ではなく、「獲得免疫」系の「細胞障害性T細胞」などを示しますね

 

 

日本と同様にコロナ被害の少ないエクアドルでも T細胞記憶の研究が行われているようで

「意外なことに新型コロナウイルスに曝露されていない健康人の44%で新型コロナウイルスへのT 細胞記憶があった」とも報告されています

 

さらに・・・

 

もしこの研究が示唆するように、健常者のおよそ半数で交差免疫によるT細胞記憶が 存在するのであれば、これは日本やその他東アジア各国においてコロナ被害が圧倒的 に少ないことの説明となる可能性があり、これまで謎とされてきた「ファクターX」の正体なのかもしれない

 

と結論が述べられています

 

同様のことは、海外の論文でも散見されますね

 

「ファクターX」とは、過去のコロナウイルスの感染による免疫の記憶であったとすれば、これまでは、ラッキーな状況であった可能性もあります

 

上のデータは、これまでの新型コロナウイルスでの検証ですので、

いわゆる「変異株」には当てはまらない可能性もありますので、

厳重に警戒していく必要があるかもしれません

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

<ブログ後記> 4月13日

今回は、以前から話題になっている「ファクターX」を新型コロナウイルスの抗体から推測できる可能性について、お話をさせて頂きました。

本文の中では触れなかったが「風邪」、医学的には「急性上気道炎」と呼ばれる疾患の原因は、90%以上が「ウイルス」によるものですね。

例えば、春、秋、冬に流行する上気道炎では

ライノウイルス、エコーウイルス、そして、コロナウイルスなどのウイルスがに多いとされますね。

 

どなたでも経験はあると思うのですが、冬の空気の乾燥した時期になると「風邪をひく」ことが多くなりますね。

 

では、通常の風邪症状の原因となるウイルスなのに、どうして、今回は世界的な流行「パンデミック」の状態となったのか?と言えば、一部分の遺伝子に何らかの動物のコロナウイルスの遺伝子がまぎれてしまったことより、人にとっては初めて接するウイルスとなってしまったからですね。

 

例えば、コウモリなどの体内では、コウモリの「コロナウイルス」が常在しているのですが、ヒトが森林奥地などの開発のために奥地に入ることにより、ヒトと動物のコロナウイルスの遺伝子が一部を入れ替える機会があると過去に人類が経験したことのない「新しい遺伝子配列を持つコロナウイルス」となるわけですね。(過去に映画になったこともあります)

 

つまり、過去に接したことのない「ウイルス」ですから、獲得免疫(生まれてから、感染することなどによって得る免疫)が機能しないので、当然、重症化しても不思議ではないのですね。

 

例えば、過去に感染したことないウイルスに感染すると・・まず、抗体としては、IgM(アイジーエム)が血液中に増加をします。

そして、少し時間が経つとIgG(アイジージー)が上昇してきます。その後、IgM(アイジーエム)が減少していくのです。

 

新型コロナウイルスでは、本文でも示したように東京大学先端科学技術研究センターの名誉教授である児玉 龍彦先生らの報告にもあるようにIgMとIgGが同時に上昇するというのが特徴となりますが、IgMの上昇がなく、IgGのみが上昇するというのは、免疫学的な常識から考えれば、まったく、説明が不可能ということになります。

 

では、なぜ、この現象が起こるのか?・・・と言いますと

本文でも示した・・・

日本人において、新型コロナウイルスに対する(T細胞記憶による) 「交差免疫」が存在する可能性を示唆しているというのです。

 

日本人だけでなく、アジア諸国全般と考えてよいのかもしれませんね。

「交差免疫」というのは、次のようなことを言います。

 

例えば、Aという遺伝子からできる蛋白(遺伝子)に対して、獲得免疫を持っているヒトがいるとします。

この獲得免疫は、抗体ばかりでなく、細胞障害性T細胞やヘルパーT細胞というのを含みますね

 

この免疫を持つヒトが、Bという蛋白(遺伝子)に接したとします。

Bがもし、Aと完全に同じものではなかったとしても約70%程度の類似性があるとすると・・・どうなるか?

 

この場合、Aに対して得ている免疫(獲得免疫)が、初めて接するBに対しても同様にはたらく可能性があるのですね。

 

つまり、アジア諸国で何度も流行してきたと考えられる一般的なコロナウイルスに対する獲得免疫があった可能性もあり、そのことが

アジア諸国の新型ウイルス感染の死亡者の数などを抑制してきた可能性がある・・・まさに「ファクターX」の候補となり得るものですよね。

 

もちろん「変異株」の増加傾向がある現在の国内の状況には、必ずしも当てはまらない可能性もありますが。

 

今回も最後までお読み頂きまして

ありがとうございましたお願い

 

image

       (以前のphoto.筆者撮影)

  元 順天堂大学 膠原病リウマチ科 准教授

日本リウマチ学会 専門医

日本内科学会認定医

緩和ケア医療医 

 

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 
2021年度がスタートし、街には彩りあざやかな花が咲き、緑も濃さを増して、春の季節の到来を実感できるようになってきました
 暦では、4月4日からは二十四節気では「清明(せいめい)」であり、七十二候では「玄鳥至(つばめきたる)」となっていますね 

ある本の解説には、二十四節気の「清明」は「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」という言葉の略であると書かれています
 この言葉の意味は、草木を始めとした全ての物が活き活きとしており、清らかで美しいということを示しているのだとか
 
皆さまの体調は、いかがでしょうか?
 
 

 

さて、世界的な新型コロナウイルス感染の拡大は収束に向かう気配もないのは、ニュース等で報道されているとおりです

 

春の季節が到来すれば、少し余裕ができるに違いないと北半球の国々の人々は考えていたのですが、実際にはそのようになっていません

フランスでは、再び「ロックダウン」を実施するなどという報道もあったようです

 

もちろん、新型コロナウイルス「変異株」の出現と拡大が原因のひとつとなると思いますね

 

前回のブログ内でご紹介をさせて頂いた、大阪大学免疫学フロンティア研究センターの教授である宮坂昌之先生が述べていらっしゃったこと

つまり、新型コロナウイルスに対しての免疫はワクチンにより(中和)抗体をつくることばかりでなく、本来の免疫システムの全てをを利用する方がよいのではないか?・・と世界の研究者が考えはじめている・・・とお話をしたのですが、何人かの方からのご質問がありましたので、一部をご紹介させて頂きます

 

(JTKクリニック資料より)

 

この図は、ウイルス感染細胞を取り巻くヒトの免疫細胞を示しています。今回の話題は「NK(ナチュラルキラー)細胞です

「NK細胞」は、ヒトが生まれたときから持っている「自然免疫」と呼ばれる免疫システムのなかのひとつの細胞ですが、別名は免疫系の中の「殺し屋」とも呼ばれます

まるで「ゴルゴ13」のデューク東郷のようですねウインク

 

どう見ても『ゴルゴ13』な女性が激写される | ガールズちゃんねる - Girls Channel -

(画像はお借りしました)

 

その特徴は、異常な細胞をすべて破壊します

少し専門的なお話をさせて頂くとすれば、次のようになります

 

すべての正常な細胞には「自分自身の正常な細胞である」という標識を表出しているのですね

 

免疫細胞の「ゴルゴ13」・・「NK(ナチュラルキラー)細胞」は

正常である標識「MHCクラス I (ワン)」をきちんと細胞表面に出している細胞には、なんの危害も加えません

 

一方で、「ウイルス感染細胞」や「癌細胞」などでは

この「MHCクラス I (ワン)」が変異していたり、発現が低下しているのですが・・・「NK(ナチュラルキラー)細胞」は、即座にこの異常細胞を破壊することになります

 

2] NK細胞[natural killer cell] | ニュートリー株式会社

(画像はお借りしました)

 

つまり、「NK(ナチュラルキラー)細胞」が血液中にある程度の割合で存在すれば・・・

万が一、新型コロナウイルスに感染したとしても

ウイルス遺伝子が増幅されはじめた段階で、その感染細胞は破壊されますので、結果的にウイルスの増殖することはない・・・と言えます

よね

 

しかしながら、多くの方の「NK(ナチュラルキラー)細胞」の数は少ないのですガーン

 

 

ならば、どうするか?

ゴルゴ 13の名言・名セリフ集 - 名言まとめドットコム

(画像はお借りしました)

 

NK細胞のほかにも新型コロナウイルスに対抗できる免疫細胞やシステムがあるわけなのですが、話は膨大ですからね

少しずつでもお話をしていこうと思います

 

なので、「NK(ナチュラルキラー)細胞」を活用していく方法の答えは・・・またの機会にウインク

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

 

それでは、またバイバイ

 

<ブログ後記>4月6日

今回は、ヒトの免疫細胞システムの中で、生まれつき備わっている自然免疫のなかの代表的な細胞である「NK(ナチュラルキラー)細胞」についてのお話をさせて頂きました。

新型コロナウイルスのワクチンがあるのに、なぜ、ワクチン以外のものに頼らなければいけないのか?

と不思議に思う方もいらっしゃることと思います。

 

その答えは、現時点でも数種類の「変異株」が日本国内に存在するためと言えるからですね。

現在は、英国型、南アフリカ型などと他の国々に由来する「変異株」の新型コロナウイルスが国内に存在することが知られていますが、現在の状況で複数の「変異株」が狭い集団で同時に存在する状況となった際には、これらの遺伝子が混じりあうことで、新しい日本発の「変異株」が生じる可能性が高くなるわけですね。

 

もちろん、現時点で存在するワクチンが有効であれば問題はないのですが、そうでなかった場合には、日本の専門家は何をやっていたのだと世界の国々から非難されることになりかねませんよね。

 

もちろん、国内の私たちにとっても予期せぬ出来事を起こしかねないわけですね。例えば、これまでの新型コロナウイルスでは小児への感染は、かなり少ないとされていたのですが、現在の「変異株」は小児などの若年層への感染が多いとされていますよね。

 

一方で、新型コロナウイルスとは言っても、所詮(しょせん)は感冒を生じることで知られるコロナウイルスに変わりはないのですね。

つまり、本来なら上気道炎症状程度の症状しか示さないコロナウイルスでしたが、動物を介しての感染により遺伝子の変化があったことより、人にとっては初めて体験するウイルスとなったわけですね。

 

初めてのウイルスであるとすると生まれた後に免疫を得る獲得免疫は

存在しないことになります。

ファイザー社やモデルナ社のmRNAワクチンは、ヒトの細胞内にスパイク蛋白部分のmRNAを投与することで、ヒトの筋肉細胞などにスパイク蛋白を作る。そして、スパイク蛋白に結合する抗体を作ることによって、獲得免疫を得ようとしているのですね。

 

もちろん、その抗体が実際の新型コロナウイルスのスパイク蛋白に結合しない、または、結合する力が弱くなれば、ワクチンの有効性は低下するのです。

 

それに対し、生まれつき備わっている自然免疫の「NK(ナチュラルキラー)細胞」では、新型コロナウイルスに「変異」があるなしに関わらず、容易にウイルス感染細胞ごと破壊するのですね。

 

問題となるとすれば、「NK(ナチュラルキラー)細胞」の数になります。この細胞を多く持っていれば、万が一、新型コロナウイルスが気道内などに入ってしまったとしても、ウイルスが増殖することのないまま、細胞ごと破壊される・・・可能性が高いということになりますね

 

「NK(ナチュラルキラー)細胞」の数を高く保つには、どうしたら良いのか? (JTKクリニックでは、その準備を終えようとしています)

 

答えは・・・後日としたいと思いますが、他にも自分自身の免疫細胞を利用して、「変異株」の種類に関わらず、恒久的な免疫を獲得するには、どうしたらよいのか?・・・を世界各国の研究者や専門家が模索しているのですね。

 

ちょっと、長くなってしまいましたねウインク

 

今回も最後までお読み頂きまして

ありがとうございましたお願い

 

 

       (筆者撮影)

 

  元 順天堂大学 膠原病リウマチ科 准教授

日本リウマチ学会 専門医

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緩和ケア医療医 

 

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