こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 
天気予報では「雨の午後」の予想であったようですが、青空は広がるものの、暑さを感じる休日の午後となっています
(その後、雷鳴とともに夕立がありました雷
 
4日前の「七夕(たなばた)の日も過ぎて、7月7日頃の

「温風至(あつかぜいたる)」を過ぎて、そろそろ(7月12日頃)からは、「蓮始開(はすはじめてひらく)」となりますね


「温風至(あつかぜいたる)」は、温風は梅雨明けの頃に吹く南風のことをいうのだとか

 

「蓮始開(はすはじめてひらく)」は、文字どおりに「蓮(はす)の花が咲き始める頃なのだそうですね

 

仏教では神聖な花とされる「蓮(はす)」の花ですが、エジプトを象徴する花とされているそうです
 
エジプトでは、国を象徴する「睡蓮(すいれん)」と併せて、「蓮(はす)は、再生と復活の象徴とされているそうです
 
コロナ後の世界の国々の経済やヒトの交流の本格的な再開にむけて、「蓮(はす)」の花にあやかりたいものです
 
皆さまの体調は、いかがでしょうか?
 
image
 
さて、新型コロナウイルスに対するワクチンの供給量が減っているのか?という質問を多く受けます
 
正直なところ、私もよくわからないのですが・・・まさか、誰かが隠し持っているわけでもないだろうと思いますね
 
もう、既にご存知の方も多いと思いますが・・・最近の海外のニュースでは、以下のような内容のものとなっています
 

アメリカのファイザーは、感染力が強いインド型変異ウイルス「デルタ株」に対応する、新型コロナウイルスワクチンを開発中であると発表していますね

 

ファイザーは8日、「デルタ株」を標的とするワクチンの開発を進めていて、すでに治験に向けた製造を開始していると発表しており、 

治験は8月にも始め、保健当局の承認に向けた申請をする方針だと発表しています

 

また、現行の新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、米食品医薬品局に承認申請を行うとも発表しています

 

両社によると、3回目の接種により、南アフリカで最初に確認された変異株「ベータ株」に対する抗体レベルが、2回接種の場合と比較して5~10倍高くなることが進行中の臨床試験の初期データで示され、感染を予防することが可能である ことを示しているようです

 

また、 世界で急速に広まっている感染力のより高い変異株「デルタ株」に対しても、3回目の接種によって同様の効果が期待できるというのですね

 

このような状況ですから、ファイザー社のワクチンの生産は「デルタ株」を標的とするワクチンの生産に次第に軸足(じくあし)が移りつつある状況となっている可能性がありますね

 

日本国内への新しいワクチンの供給は、諸外国より遅れる可能性がありますので、自分の血液中の「中和抗体」の数値を確認しながら、3回目のワクチン接種を受ける可能性もある・・・と考えておく覚悟も必要なのかもしれませんねニコニコ

 

ポストコロナ時代への「再生」と「復活」の過程においては、もう少しの辛抱(しんぼう)が必要なのかもしれませんね

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

<ブログ後記>7月13日

九州などの一部の地方では、「梅雨明け」をしたというニュースがありました。

 

今回は、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンに対する情勢などを含め、ワクチン不足と報道されている事態がなぜ生じているのか?・・・ということをお話しをさせて頂きました。

 

もちろん、国内の自治体によりワクチンの在庫に偏りのある可能性も指摘されており、明後日より、在庫があると予想される自治体には、ワクチンの供給量を減らすなどの工夫がされるようです。

 

本文でもお話しをしたとおり、世界的にみれば新型コロナウイルス「デルタ株」の感染拡大が影響しているとされますね。

 

 

米製薬大手ファイザー社は、この「デルタ株」に対して、3回目の投与を実施する計画を米食品医薬品局(FDA)に申請しようとしたわけですが、米疾病対策センター(CDC)と食品医薬品局(FDA)はからは、「新型コロナウイルスのワクチンを規定の回数接種した人は、現時点で追加接種する必要はない」とする共同声明があったりと・・・なかなか、複雑な展開となっているようです。

 

米疾病対策センター(CDC)の立場は、インドで見つかり感染力が強いとされるデルタ株が米国でも急速に広がっているが、声明は「接種を完了していればデルタ株などの変異株に対しても重症化や死亡から守られる」としているのですね

 

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、複数のメディアのインタビューに対し、以下のように答えているようです。

 

「ワクチン接種を終えた人が再び感染していることを考えると、米公衆衛生当局は将来追加接種が必要になる可能性を排除しないとしたが、正式な勧告にはさらにデータが必要だ」

 

もちろん「デルタ株」に対する新たなmRNAワクチンの治験も8月頃から米国内で行われる予定という状況もあるとは思いますが・・ね

 

なるほど・・・と思っていますと・・

 

本日のニュースでは、元FDA(米国食品医薬品局)長官のスコット・ゴットリーブ博士という方は、メディアのインタビューで、米国でのワクチンの3回目の接種、つまり、ブースター(追加免疫)接種の承認が急務であることを強調したというものがありました。

 

博士によるとイスラエルでは昨年末に接種を受けた人々の間でワクチンの効果が低下しており、、イスラエルでのワクチンの効果の低下は、12月に接種を行った高齢者に多く見られている・・・とか。

 

この状況であるとすると・・・現行の2回接種では、8ケ月程度で新型コロナウイルスに対する中和抗体が減少したことになり、もし、これが事実であれば、今後、私たちも参考にしなければいけませんよね。

 

イスラエルは、世界でも早い時期に70%以上も国民がワクチン接種を終えたのですが、再び「デルタ株」を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大が見られることもあり、真実が気になるところです。

 

このように今後、場合によっては、ファイザー社のワクチン接種を3回とする方法が世界の流れとなっていく可能性もあるので、世界的にファイザー社のワクチンの流動性が悪くなっている可能性もあるのかなあ・・・なんて思ったりもします。あくまで、個人的な考えですが

 

他にも複合的な要因もあるとは思いますが・・・ね

 

今は、まず、規定の2回目の接種を受けたあとは、感染予防を継続しながら、日々を過ごしていこうなどと思いますね。そして、JTKクリニックでは、ワクチン2回接種後は、6ケ月程度で、ワクチンの効果が持続しているか?を確認するために中和抗体の量を測定する方針にしようかな・・・なんて、思った次第です

(これまでは、2回接種後の9〜12ケ月での測定をオススメしていましたので)

 

最後まで、お読みいただきまして

ありがとうございましたお願い

 

 

(雨あがりの薔薇)

==================================

 JTKクリニックホームページ

  元 順天堂大学 膠原病リウマチ科 准教授   

日本リウマチ学会 専門医

日本内科学会認定医

緩和ケア医療医 

 

<JTKクリニックPCR検査のご案内 >  

<JTKクリニックのご案内 >  

 

Instagram: jazz_1700

 

Twitter:@JtkJazz17000

(最新の医療ニュースをご紹介しています

新型コロナウイルスに関する情報も)

 

<週の最後に聞いてみたい曲>


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

<JTKクリニックからのお知らせ>

 

○当院スタッフは、全員が新型コロナワクチン(ファイザー社製)の2回接種を終了しています(新人1名は未実施)。

 

○新型コロナワクチン接種後の免疫獲得の有無を確認する(中和)抗体検査を実施しています。

 

◯漢方薬を用いた治療を行なっています(保険診療)

 

◯線維筋痛症に対する薬物療法、点滴療法、トリガーポイント注射を行なっております(保険診療)

 

 

 

 

<所在地>

〒102-0083

東京都千代田区麹町4-1-5 麹町志村ビル2階

TEL:03-6261-6386    FAX: 03-6261-6367

 

<JTKクリニック受付 お問い合わせ>

TEL:03-6261-6386 mail:  Info@jtkclicic.comまで

 

<ブログの内容に関してのお問い合わせ>

→ hogadr.jtk@gmail.comまで

===================================

 

 

こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

はじめに豪雨による土石流などの被害を受けた方々に心からお見舞いを申し上げます

 

雨の降る日が多くなりましたね

梅雨の季節ですから当然なのですが、雨の量が尋常(じんじょう)ではありませんね

 

暦では、七十二候(しちじゅうにこう)では、7月1日頃から

「半夏生(はんげしょうず)」となっています
 

この「半夏生(はんげしょうず)」は、農業を行う上で重要な意味を持ち、田植えを終える目安とされてき多そうです

 

半夏生以降は田植えを行わないようにしていたそうですが、これ以降に植えられた稲は秋までに十分実らず、平年の半分ほどの収穫になってしまうからだそうです

 

そして、この季節が来れば、梅雨の時期も半ばを過ぎた・・・と考えてもよいそうで、夏の本格的な季節の到来が待ち遠しい限りですね

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

image

 

さて、最近、とても興味深い話がありましたので、そのお話をしてみたいと思います

 

米国コネチカット州のイェール大学で免疫生物学を研究するエレン・フォックスマン博士たちの研究チームは、次のような可能性を示したというのですね

 

「風邪をひいているとコロナに感染しにくいと」いう可能性が示された・・・というのですね

 

まるで、「風が吹けば、桶屋(おけや)が儲かる(もうかる)」のような摩訶不思議(まかふしぎ)なストーリーにも思えますよねウインク

 

どのようにして、フォックスマン博士たちの研究チームは、そのようなことを確認したのでしょうか?

 

かぜ症状群の原因微生物は、80~90%がウイルスといわれています

 

その主な原因ウイルスとしては、ライノウイルス、コロナウイルスが多く、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルスなどが続きますね

コロナウイルスは、新型コロナウイルスではありません

 

これらのウイルスのうち、「ライノウイルス」を用いての実験的ば検討を行ったようです

「ライノウイルス」感染の副次的な効果に着目した結果を確認していくなかで・・・

 

風邪をひいてこのウイルスに感染していると、新型コロナウイルスが体内に侵入したとしても、増殖を抑えることができるという結論に至ったようです

 

この研究結果がこのほど、薬学学術誌の「エクスペリメンタル・メディシン」 で公開されたということなのですね  

 

もちろん、新型コロナウイルスの感染を防ぎやすくなるといっても、ライノウイルスが直接コロナウイルスを撃退してくれるわけではないようです

 

防御作用が生じるのは、「ライノウイルス」の感染時に身体のウイルスに対する防御機構が「起動」し、臨戦状態になっているから・・・だとか

 

つまり、免疫が高まるまでのタイムラグが生じなくなり、「新型コロナウイルスの曝露にあった時にでも遅延なく免疫効果を発揮できるようになる」というのが、フォックスマン博士たちの研究チームの考え方のようです

 

一般的に、体内でウイルスが検知されると、免疫細胞がたんぱく質の一種であるインターフェロンを分泌されることが知られています

 

インターフェロンはほかの細胞上にある複数の受容体と結合し、結果的に「インターフェロン誘導遺伝子」と呼ばれる遺伝子群を産生することで、ウイルスへの抵抗力を高めるのですね

  

 

新型コロナウイルスへの感染時にも、体内の細胞はインターフェロンの分泌を始めるが、新型コロナウイルスは感染初期に爆発的なスピードで増殖するために・・・ウイルスの量に対抗できるだけの十分なインターフェロンの産生が間に合わず、感染が進んでしまう・・・ので

重症化してしまうというのですね

 

インターフェロンは、何種類か存在するのですが・・・そのひとつの

インターフェロン-γ(ガンマ)は、NK(ナチュラル キラー)細胞を活性化して、ウイルスに感染した細胞を破壊する作用を持ちます

 

         ウイルス感染細胞

          下差し

ウイルスは、ヒトの細胞の遺伝子を制御するシステムがあって、はじめてウイルス遺伝子を作ることができますから・・・感染した細胞ごとNK(ナチュラル キラー)細胞ごと破壊されてしまっては、増殖し続けるのは、不可能ですよね

 

もちろん、どんな変異株であろうと・・・ウイルス感染細胞こと破壊するわけですから、効果は期待できますよね

 

ここからは、免疫システムをフル活用して、新型コロナウイルスに対抗していく時代が来るのではないか・・・と思います

 

少しずつですが、希望の光が明るくなっていくような気もしますね

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

 

それでは、またバイバイ

 

<ブログ後記>7月6日

本日の都内は、梅雨に特有の蒸し暑い1日でした。

体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、新型コロナウイルスが、インターフェロンの産生を抑制する性質があることが知られており、どのような対処法が可能なのかを検証した、ひとつの論文を紹介させて頂きました。

 

2003年に世界的規模の集団感染の生じた「重症急性呼吸器症候群(SARS)」は、日本国内での感染拡大がありませんでしたので、ご存知ない方もいるかもしれませんが、同じコロナウイルスの変異を生じたものだったのです。

 

2003年のSARSを生じたコロナウイルスの名称は、「SARS-CoV」というものとなりますね。

 

現在、世界の国々で蔓延している新型コロナウイルスの名称が

「SARS-CoV2」とされているのは、2003年にも同様のことがありましたので、「2」という数字はそのことを示しています。

 

実際に新型コロナウイルスの遺伝子配列を詳細に見ますと2003年に

感染拡大を生じたSARSを生じさせた「コロナウイルスの遺伝子」と「コウモリの遺伝子」などが混在したものになっていることからも、「SARS-CoV」の遺伝子変化が生じたものと推測することができます。

 

実は、この2003年のSARSを生じた「SARS-CoV」にもインターフェロン産生を抑制することが知られていたのです。

 

その原因となる遺伝子部分も特定されておりまして、「SARS-CoV」の「ORF3b遺伝子」部分には、インターフェロン産生を抑制する機能があることが知られていました。

 

ORFとは、「Open Reading Frame(オープン リーディング フレーム)」の略であり、簡単に言いますと遺伝子がタンパク質を作る可能性のある部分と考えてよいと思います。

 

新型コロナウイルス「SARS-CoV2」でも同様の「ORF3b」の機能解析が実施されたのですが、その結果、驚くべきことに、「SARS-CoV-2」のORF3bタンパク質は、「SARS-CoV」の「ORF3bタンパク質」よりも強いインターフェロン阻害活性があることがわかったのですね。

言い換えれば、「インターフェロン」の産生をより強力に低下させることが確認されたそうです。

 

「インターフェロン(IFN:Interferon)」とは、サイトカインというホルモン様(?)の物質で、ウイルス感染を抑制する因子として同定された物質です。

数種類のインターフェロンが確認されているのですが、この抗ウイルス特性に加えて、これまでに免疫調節および他の多くの活性を持つことが知られています。

 

インターフェロン-γ(ガンマ)は、NK(ナチュラル キラー)細胞を活性化して、ウイルスに感染した細胞を破壊する作用を持つことは、

抗ウイルス作用のなかで、とても重要でしょうか。

 

なので、本文でも触れたように通常のコロナウイルスは、いわゆる

「風邪」の原因ウイルスですが、このようなインターフェロンを阻害する性質はありませんので、「新型コロナウイルス」は「風邪」のようなものだという主張は、間違っているということになりますね。

 

どのような機序で「ORF3bタンパク質」がインターフェロン産生を抑制するのか?・・・という分子生物学的な機序も明らかになっているのですが、今回は割愛(かつあい)したいと思います。

 

問題は、抗ウイルス作用を示すインターフェロンの産生が低下しているなら、どうしたらよいか?ということになりますよね。

 

論文では、他のウイルスの感染により、通常どおりのインターフェロン産生があれば、新型コロナウイルスに感染しても重症化しない可能性がある・・・というのですが、同じタイミングで「風邪」を生じる感染をするというのは、至難の技(わざ)ですよね。

 

ただし、この研究結果は世界中の新型コロナウイルスを制圧したいと考えるウイルス学者に大きな勇気と希望を与えたと思いますね。

 

新型コロナウイルス感染により、「インターフェロン」が阻害されていることは、研究者の共通の認識であったのですが・・・もし、何らかの方法を用いれば・・・「インターフェロン」の産生がもとに戻すことが可能なのか?

 

そして、もし、「インターフェロン」の産生の抑制状態を改善させることができたら、症状を改善できるのか?・・・というのは、大問題であったからですね。

 

ならば・・・現時点行える手段があるのか?・・・と言いますと

答えは「いくつかの方法は、既に存在します」ということになります。

 

具体的な方法については、またの機会にご紹介したいと思います。

 

今回も最後までお読み頂きまして

ありがとうございましたお願い

 

image

(以前のpjoto. :筆者撮影)

==================================

 JTKクリニックホームページ

  元 順天堂大学 膠原病リウマチ科 准教授   

日本リウマチ学会 専門医

日本内科学会認定医

緩和ケア医療医 

 

 

 

<JTKクリニックPCR検査のご案内 >  

<JTKクリニックのご案内 >  

 

Instagram: jazz_1700

 

Twitter:@JtkJazz17000

(最新の医療ニュースをご紹介しています

新型コロナウイルスに関する情報も)

 

<週末に聞いてみたい1曲>





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

<JTKクリニックからのお知らせ>

 

○当院スタッフは、全員が新型コロナワクチン(ファイザー社製)の2回接種を終了しています(新人1名は未実施)。

 

○新型コロナワクチン接種後の免疫獲得の有無を確認する(中和)抗体検査を実施しています。

 

◯漢方薬を用いた治療を行なっています(保険診療)

 

◯線維筋痛症に対する薬物療法、点滴療法、トリガーポイント注射を行なっております(保険診療)

 

 

 

 

<所在地>

〒102-0083

東京都千代田区麹町4-1-5 麹町志村ビル2階

TEL:03-6261-6386    FAX: 03-6261-6367

 

<JTKクリニック受付 お問い合わせ>

TEL:03-6261-6386 mail:  Info@jtkclicic.comまで

 

<ブログの内容に関してのお問い合わせ>

→ hogadr.jtk@gmail.comまで

===================================

 

こんにちは、内科医  ひとちゃんですニコニコ
 
天気予報では、雨の1日となるはずでしたが、梅雨の季節に特有の
低い雲に覆われた空となっている休日の午後となっています
 
皆さまの体調は、いかがでしょうか?
 
 
さて、あたりまえのことですが、紫外線の強い季節となっていますね
 
紫外線には、「UVA」「UVB,「UVC」 3つのタイプがあります
紫外線とは10~400nmの波長の光であるようなのですが、UVA(320~400nm)、、UVB(280~320nm)UVC」は・・・通常であれば、大気層(オゾンなど)で吸収され、地表には到達しませんね
 
「UVA」は、紫外線の約9割を占めているそうです
急激な炎症を生じることはないそうですが、肌に蓄積的なダメージを与えるとされていますね
 
肌の「真皮」にまで侵入するそうで、肌のハリや弾力を失わせて
「老化」を引き起こす原因になるそうです
さらにメラニン色素を酸化させ、肌の色を黒くさせる作用もあるようです
 
「UVB」は・・・紫外線のうち1割程度しか占めないそうですが、
肌への作用が強いため、短時間でも肌が赤くなるサンバーン(日やけによる炎症反応)や、数日後に肌が黒くなる「色素沈着反応」を引き起こす作用があるそうですね
 
さらに・・・肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけるなど、生体への影響が強いのです
 
なので、皮膚科の各種疾患に施行される「紫外線照射療法」は「UVB」を使用するようです
 
正確には・・・UVBの中でも、308~313nmの波長が癌細胞などを生じない波長であることがつきとめられ、それ以外の波長の光が出ないように工夫した照射装置が開発されたのだそうです
 
これが、「ナローバンドUVB(NB-UVB)」と呼ばれる311nmを中心とする照射域の装置です。また、「エキシマライト「」という308nmの光線発生装置(局所用)も開発され、皮膚科疾患にもちいられ、効果をあげているそうです
 
実は夏がピークじゃない?!紫外線の影響について – メンズコスメNULL(ヌル)公式サイト
 
これらの「UVB照射療法」の有効な疾患は、どのようなものがあるのか?・・・と言いますと、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、尋常性白斑、掌蹠膿疱症、類乾癬、円形脱毛症などに有効であるそうです
 
紫外線による肌のダメージの改善の治療法をご紹介しようと思っていたのですが、紫外線を用いた皮膚科の治療をお話ししているうちに
話題がそれてしまいましたね
そちらは、また、後日の話題にしたいと思います
 
 
素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ
 
それでは、またバイバイ

 

<ブログ後記>6月29日

6月も残すところ、わずか1日となっていますね。

外は激しい雨の夜となっています。

 

さて、今回は紫外線が肌にどのようなダメージを与える可能性があるのか?・・・について、お話をさせて頂きました。

 

皮膚科疾患のUV照射療法があることは知っていたのですが・・・なぜ、皮膚の老化を促し、ときに皮膚に癌の生じる原因にもなる紫外線が、一部の皮膚科的な治療に有効であるのか?

 

ということをしばらく、私は忘れておりまして・・・最近、勉強をし直した次第です。

 

ブログの本文内で、ドヤ顔でお話をさせて頂いたわけですね。

 

もちろん、紫外線による皮膚障害に対して、どのような方法で改善できるのか?までお話をしなければ、単なる知識となってしまいますので・・・それを今回のブログの後期でお話をしたいと思います。

 

そこで、当院でも実施している「高濃度ビタミンC点滴療法」を簡単にご紹介したいと思います。

 

まず、紫外線が皮膚に当たると局所、体内ともに「活性酸素」が発生することが知られています。この「活性酸素」の影響で皮膚の

色素細胞で「メラニン」が過剰に合成されることになりますね

 

この「メラニン」に対して、ビタミンCは、どのような「働きかけ」を行うのか?・・・と言いますと・・・

 

ビタミンCは、「メラニン」が作られる際に働く「酵素(チロシナーゼ)の活性」を阻害する作用があるのですね。

 

また、既に合成されてしまった「酸化型の黒色メラニン」を「還元型の色の薄い淡色メラニン」にすることが知られています。

 

つまり、メラニン色素の多く沈着し、シミとなっている皮膚の部分を

淡い(あわい)色に変える・・・シミの部分を薄くし、改善するのですね

 

つまり、ビタミンCの効果には、黒色メラニン合成抑制作用と、合成された黒色メラニンを脱色する効果があることになりますね

 

ビタミンCの効果をまとめますと

 

              (JTKクリニック資料より)

 

上記の図にもあるように・・・ビタミンCは「コラーゲンの合成」を介して「正常な毛細血管の維持する機能」があるのと同時に「抗酸化作用」や「ミネラルの吸収促進」などの効果もありますのでね。

 

なかなかの優れた作用を持つことが理解できますよね。

 

図に中にあるように癌細胞を自ら(みずから)破壊させるという報告もあるのですが、こちらの話題については、また、後日にお話をさせていただきたいと思います。

 

今回も最後までお読み頂きまして

ありがとうございましたお願い

 

(筆者撮影)

==================================

 JTKクリニックホームページ

  元 順天堂大学 膠原病リウマチ科 准教授   

日本リウマチ学会 専門医

日本内科学会認定医

緩和ケア医療医 

 

<JTK クリニックのPCR検査のご紹介>

郵送による新型コロナウイルスの唾液 PCR検査を開始しました

 

 

検査の際にエアロゾルによる2次感染を生じることのないように細心の注意を行なっています
 

<JTKクリニックのご案内 >  

 

Instagram: jazz_1700

 

Twitter:@JtkJazz17000

(最新の医療ニュースをご紹介しています

新型コロナウイルスに関する情報も)

 

<週末に聞いてみたい1曲>


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

JTKクリニックからのお知らせ

 

○新型コロナワクチン接種後の免疫獲得の有無を確認する抗体検査を実施しています。

 

◯郵送によるPCR検査を行なっています

 

漢方薬を用いた治療を行なっています(保険診療)

 

線維筋痛症に対する薬物療法、点滴療法、トリガーポイント注射を  

 行なっております(保険診療)

 

 

 

 

<所在地>

〒102-0083

東京都千代田区麹町4-1-5 麹町志村ビル2階

TEL:03-6261-6386    FAX: 03-6261-6367

 

<JTKクリニック受付 お問い合わせ>

TEL:03-6261-6386 mail:  Info@jtkclicic.comまで

 

<ブログの内容に関してのお問い合わせ>

→ hogadr.jtk@gmail.comまで

===================================

 

 

 

こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 
雨も止んで、薄日のさす休日の午後となっています
蒸し暑いことに変わりはないのですが、雨が降っていないだけでも
ホッとするのは、私だけでしょうか?
 
暦では、明日の21日から二十四節気では「夏至(げし)」となるようです
「二十四節気」の10番目の節気となりますね
「夏に至る(いたる)」と書くように、この頃から夏の盛りに向かっていくことになりますね
 
皆さまの体調は、いかがでしょうか?
 
 
 
 
さて、来月には「東京オリンピック」も開催される夏を迎えようと
してるわけです
 
前回の東京オリンピックが開催されたのは、1964年ですね
私が生まれたのは、1965年ですから、実際には初めて経験する「東京オリンピック」になるのです
 
できれば、「新型コロナウイルス」などというものがない方がよかった・・・と思うのは、皆が感じるところだと思いますね
 
もちろん、大規模なスポーツイベントを開催するべきでない・・・と主張する方が多いのも事実です
 
「新型コロナウイルス」が、「従来型」から「変異株」に変わって行くのは、時間の問題でありました
いまも新規感染者が減少しないことは、数ヶ月前にも予想は可能であったように思いますね
 
ただし、他国のような爆発的な感染が生じていないのは、「ファクターX」の効果かもしれませんし、国内の全域で「ワクチン接種」が
行われている効果かもしれませんね
 
敢えて(あえて)、新しく決まったギリシア文字による呼称(こしょう)を用いないとすれば、「英国株」の次は「インド株」が猛威を
振るう(ふるう)に違いない・・・と心配されているわけです
 
では、これから蔓延(まんえん)するかもしれない新型コロナウイルスの「インド株」とは、どのような性質があるのでしょうか?
 
 
まず、背景には、インドの状況がどうであったか?を確認しておきますと・・・次のようになりますね

 

 

インドは、一旦は感染が収束した状況となりまして、集団免疫を獲得したのではないか・・・と楽観的な考え方がされていました
 
しかし、4月以降は感染が爆発的に拡大し、5月7日には1日の新規感染者が41万人を超えたという報道があったことは、記憶にある方もいらっしゃると思いますね
 
また、一部の週刊誌でも指摘をされていますが、東京大学や熊本大学の研究チームが、「インド株のL452R変異が、日本人の6割が持つ
白血球の「HLAーA24」から作られる免疫細胞の効果を低下させる
というのですね
 
私もちょっと気になりまして、詳細を調べてみました
 
2021年6月14日、米国科学雑誌「Cell Host & Microbe」オンライン版に報告されているものはでは・・・

 

新型コロナウイルスの「懸念すべき変異株」である「カリフォルニア株(B.1.427/429系統)」と「インド株(B.1.617系統;デルタ型)」に共通するスパイクタンパク質の「L452R変異」が、HLA-A24を介した細胞性免疫からの逃避に関わることを明らかにしました。また、「L452R変異」は、ウイルスの感染力を増強する効果もあることを明らかにしてます

 

東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野の佐藤准教授が主宰する研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」の研究結果ですね

 

ポイントは、抗体などによる「液性免疫」ではなく、T細胞などの「細胞性免疫」による抗ウイルス作用を低下させる可能性があることですね

 

ただし、インド株の致死率は、それほど高くない可能性もあるという報告もありまして、総合的なリスク評価が難しいところでもありますね

 

さらに情報を収集していきたいと思います

 

孫子の兵法には

「彼を知り、己を知れば、百戦して殆うからず(あやうからず)」

とありますからね

 

来るであろう敵を迎え撃つ(むかえうつ)には、情報収集がもっとも重要になるに違いない・・・と思いますニコニコ

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

<ブログ後記>6月22日

今回は、新型コロナウイルス インド由来変異株(デルタ株)株の話題についてのお話をさせて頂きました。

 

私は、あれから・・・といっても、昨日から本文内でご紹介した論文をじっくりと読んでいました。

 

(今回は、速報・・・と言いますか、時間がありませんでしたので、間違いがあれば、後日、訂正させていただきますてへぺろ

 

結論から申し上げますと・・・絶望を感じることはない・・・となるでしょうか。とても素晴らしい論文であるように思いますね。

 

またの機会に改めて、詳細はご紹介をさせて頂こうとは思うのですが、少しだけ、お話をさせて頂こうと思います。

 

 

上の図は、東京都内の変異株の構成の割合を示しています。

スクリーニング割合が少ないと考える方もいらっしゃると思いますが

おおよその割合を示せていると思います。

 

N501Yの変異株 (英国型)82.6%, L452Rの変異株(インド型) 3.6%となっていますね。これは、東京都の最新感染動向のデータですので、信頼がおけるものと考えられます。

 

新型コロナウイルス感染は、86%程度が変異株となっているのですね。感染力が強いことは、ニュース等で報道されるとおりです。

 

 

 

現状が続けば、世界の国々と同様に・・・やがて、国内の新型コロナウイルス感染の変異株は、L452Rの変異株(インド型)の割合が多くなっていく・・・と考えるのが妥当(だとう)かもしれません。

 

次に問題の日本人の60%の「HLA-A24」を持つ方の免疫防御機構をL452Rの変異株(インド型)は、すり抜ける可能性がある・・・ということですよね。 

 

 

 

図が見にくいので、申し訳ありませんが、まず、免疫システムすべてをすり抜けるわけではない・・・というわけです。

 

視点を少し変えますと・・ファイザー社やモデルナ社のRNAワクチンが誘導する免疫反応を見て見ますと・・ファイザー社RNAワクチンは、中和抗体産生を強く誘導するばかりでなく、T細胞免疫も強力に誘導することが確認されています。

 

このT細胞が、上の図にあるキラーT細胞(CD8+)の細胞となります。この細胞がウイルス感染細胞を認識し、攻撃する際にMHC クラス I(ワン)抗原がかかわってくるのですね。

 

このMHC クラス I (ワン)抗原は、HLAの型に左右されますから、日本人の60%は、この系統の免疫システムの機能が低下している可能性があるというのですね。

つまり、欧米諸国よりもRNAワクチンの有効率が低下するかも(そこまでは、論文に記載されていませんが・・・)

 

しかしながら、新型コロナウイルスに対する免疫システムは、以下の

NK(ナチュラルキラー)細胞の自然免疫(生まれつき備わっている免疫)系の細胞もありますので・・・万が一の場合は、このNK(ナチュラルキラー)細胞の強化をしていけば、HLAのハンディキャップは、

充分にリカバリーできる可能性があるということになりますね。

 

もうひとつは、欧州の英国やスコットランドなどの国で、ちょっっと不可思議な現象が起きているのですね

それは、一時的な現象であるかも知れませんが・・・感染者の再増加傾向が見られるのに重症者や死亡者が減少しているのだとか?

 

もちろん、新型コロナウイルスに対するワクチン接種をするという条件下では、今後、新型コロナウイルスの脅威が低下してくるという説があるのです。

 

都内の感染者は、また上昇傾向に転じつつあるのですが、ワクチンの接種率が上昇しても、重症者、死亡者の数が増加ペースが高くならないとすると・・・今後は新規感染者の数ではなく、重症者、死亡者の数を見ながら、対策の方法を考えていくようになるのかもしれませんね。

 

もちろん、最大限の感染予防の努力は、今後も必要だと思いますがねウインク

図表の詳細は、またの機会にご説明させて頂きますね。

 

 

今回も最後までお読み頂きまして

ありがとうございましたお願い

 

 

 

(筆者撮影)

==================================

 JTKクリニックホームページ

  元 順天堂大学 膠原病リウマチ科 准教授   

日本リウマチ学会 専門医

日本内科学会認定医

緩和ケア医療医 

 

<JTK クリニックのPCR検査のご紹介>

郵送による新型コロナウイルスの唾液 PCR検査を開始しました

 

 

検査の際にエアロゾルによる2次感染を生じることのないように細心の注意を行なっています
 

<JTKクリニックのご案内 >  

 

Instagram: jazz_1700

 

Twitter:@JtkJazz17000

(最新の医療ニュースをご紹介しています

新型コロナウイルスに関する情報も)

 

<今宵は、この曲を聞いてみたい>

 

<週末に聞きたいJazz>


 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

<JTKクリニックからのお知らせ>

 

○新型コロナワクチン接種後の免疫獲得の有無を確認する抗体検査

 を実施しています。

 

◯郵送によるPCR検査を行なっています

 

漢方薬を用いた治療を行なっています(保険診療)

 

線維筋痛症に対する薬物療法、点滴療法、トリガーポイント注射を  

 行なっております(保険診療)

 

 

 

 

 

<所在地>

〒102-0083

東京都千代田区麹町4-1-5 麹町志村ビル2階

TEL:03-6261-6386    FAX: 03-6261-6367

 

<JTKクリニック受付 お問い合わせ>

TEL:03-6261-6386 mail:  Info@jtkclicic.comまで

 

<ブログの内容に関してのお問い合わせ>

→ hogadr.jtk@gmail.comまで

===================================

 

 

こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 
例年の梅雨に入る時期からは少し遅れていますが、今週ぐらいには
「梅雨入り」となるのでしょうか
湿度の高い曇りのお天気の休日の午後となっています
 
皆さまの体調は、いかがでしょうか?
 
 


さて、先日は面白いニュースがありました

 

アルツハイマー病の治療薬 「アデュカヌマブ」が、 米国などに続き日本でも承認申請されたというのですね

 

米国食品医薬品局(FDA)では、既に承認されたのですね

「バイオジェン」と「エーザイ株式会社」が共同申請を行い、承認されたということになります

 

日本国内では・・・と言いますと

日本での承認について結論が出るのは年末ごろになるという見方があるります

 

厚労省の関係者は「米国のFDAでOKが出た状況であっても、日本でもOKとはならない。再度、日本国内できちんと審査する」という方針を出しているようです

 

 

アルツハイマー病の世界初の根本治療薬 (疾患修飾薬)となり得るとされる「アデュカヌマブ」とは、どのような薬なのでしょうか?

 

まず「認知症(にんちしょう)」とは、どのような状態なのかと言いますと・・・思考力、記憶力、論理的推理力機能や行動能力などの「認知機能」が、日常の生活や活動を妨げる程度にまで失われる状態を指します

 

アルツハイマー病とアルツハイマー認知症は、同じ病態を示す言葉です(以下、アルツハイマー病)が、この疾患の原因としては諸説あリますが・・・次のように説明されることが多いですね

 

アルツハイマー認知症の発症の原因としては、「アミロイドβ」や「タウタンパク」というたんぱく質が異常に蓄積することが考えられています

 

これに伴い脳神経細胞が損傷したり、神経伝達物質が減少したりして、脳の全体が萎縮して引き起こされると考えられているのですね

 

アルツハイマー性認知症の新薬「アデュカヌマブ」は「アミロイドβ」 を除去する抗体製剤なのですね

この作用により、「アミロイドβ」の脳内レベルを下げる 働きがあ流ことになります

 

「アミロイドβ」は健康な人の脳にもあるタンパク質 なのですが、通常は短期間で排出されます

 

ところが、何らかの原因により「アミロイドβ」が脳内に蓄積するようにな ると神経変性が起こり、神経細胞が死んで脱落してしまう

これが続きますと・・・ アルツハイマー病の症状が出てくることになるのですね  

 

「アミロイドβ」の蓄積は、アルツハイマー病と診断される20 年前から始まるといわれているそうで、進行がゆっくりですから

早期発見して、治療を行なっていけばアルツハイマー病の発症は予防できるかもしれませんねウインク

 

 「アデュカヌマブ」が、国内で新薬として承認さえることになれば、アルツハイマー病に移行する軽度認知障害(MCI) やごく早期のアルツハイマー病が対象となりますね

 

なので、「アデュカヌマブ」有効に使われるためには、MCI以 前の段階でアルツハイマー病の原因物質アミロイ ドβの蓄積をチェックし、アルツハイマー病に移 行するリスクが高い人を見つけ出すことが必須となりますがね

 

 

アルツハイマー病の徴候があっっても発症せずに寿命を全うできる可能性も出てくるわけで、ポストコロナの時代は

「ア ルツハイマー病」も根治可能な病気となるかもしれませんねウインク

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

 

それでは、またバイバイ

 

<ブログ後記 >6月15日

関東地方も昨日、梅雨(つゆ)の季節に入ったようです。

 

夏のような爽やかな日もありましたので、今年は梅雨がなかなか来ないなあ〜なんて思っていたのですが、実際には

例年よりも7日遅いだけだとか爆  笑

 

今回は、6月7日に米国のFDA(食品医薬品局) で承認を受けたアルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」についてのお話をさせて頂きました。この薬剤は「ヒトモノクローナル抗体」という種類のものに

なります。

これは、簡単に言いますと・・・ ヒトの1種類の「B細胞」から作った抗体ということであることを示しています。

「B細胞」は、免疫細胞の一つですね。

 

関節リウマチなどの自己免疫疾患領域においても、既に「ヒトモノクローナル抗体」であり、自己免疫疾患の炎症反応に関わる中心的なタンパク質であるTNF(腫瘍壊死因子:Tumor Necrosis Factor)を中和することにより、病気の活動性を低下させる効果があります。

 

なので、「モノクローナル抗体」を用いた薬剤は、とくに目新しいわけではないのですね。

 

では、「アルツハイマー病」とは、どのような疾患なのでしょうか?

 

いわゆる「認知症」のうち、高頻度に認められる原因であり,「アルツハイマー病」は者の認知症の60~80%を占めるとされます。

 

米国では、65歳以上の人々の10%がアルツハイマー病を有すると推定されており、その有病率は加齢とともに上昇するとするとされます。

 

・・・なので、極めて、稀(まれ)な疾患ではないということのなりますね。

 

では、「アルツハイマー病」の発症原因は、どのようなものなのでしょうか?

 

これには諸説ありますが、最も有力な説は、以下のようなものとなります。

 

脳のいたるところに「βアミロイドの沈着」と「タウ蛋白」からなる神経原線維変化が生じ、もともとは健康であったニューロンが、次第に効率よく機能しなくなっていきます。

 

そして、時間の経過するとともに、ニューロンは相互に機能して連絡し合う能力を失い、最終的には死滅してしまうのですね。

 

アルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」は、「アミロイドβ」を取り除く薬で、神経細胞が壊れるのを防ぐことでアルツハイマー病が進行するのを抑える効果があると期待されているのです。

 

一方で、「アミロイドβ」を取り除くことができても一度壊れてしまった脳の神経細胞を元に戻すことは難しいことから、治療はできるだけ早い段階で始める必要があるとされています。

 

まだ、日本では未承認ですが、これからの時代の「認知症」の医療は

いかに早い時期に「アルツハイマー病」と確定診断をするか?ということが重要になる時代となります。

 

早期発見が予後を改善するということは、自己免疫疾患のひとつである「関節リウマチ」でも言われることですが、「アルツハイマー病」もできるだけ早く、その疾患を疑うこと、そして、確定診断をすることが最重要の課題となるのだと思いますね。

 

調べてみると・・・「アルツハイマー病」の特殊検査も多くあるようでして、「アルツハイマー病」に対する新しい治療が取り入れられる

環境は、既に整っているように感じるのは、私だけでしょうか?

 

 

今回も最後までお読み頂きまして

ありがとうございましたお願い

 

 

(アトレ竹芝の風景:筆者撮影)

 

==================================

 JTKクリニックホームページ

  元 順天堂大学 膠原病リウマチ科 准教授   

日本リウマチ学会 専門医

日本内科学会認定医

緩和ケア医療医 

 

<JTK クリニックのPCR検査のご紹介>

郵送による新型コロナウイルスの唾液 PCR検査を開始しました

 

 

検査の際にエアロゾルによる2次感染を生じることのないように細心の注意を行なっています
 

<JTKクリニックのご案内 >  

 

Instagram: jazz_1700

 

Twitter:@JtkJazz17000

(最新の医療ニュースをご紹介しています

新型コロナウイルスに関する情報も)

 

<今宵は、この曲を聞いてみたい>



<週末に聞きたいJazz>


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

<JTKクリニックからのお知らせ>

 

○新型コロナワクチン接種後の免疫獲得の有無を確認する抗体検査

 を実施しています。

 

◯郵送によるPCR検査を行なっています

 

漢方薬を用いた治療を行なっています(保険診療)

 

線維筋痛症に対する薬物療法、点滴療法、トリガーポイント注射を  

 行なっております(保険診療)

 

 

 

 

 

<所在地>

〒102-0083

東京都千代田区麹町4-1-5 麹町志村ビル2階

TEL:03-6261-6386    FAX: 03-6261-6367

 

<JTKクリニック受付 お問い合わせ>

TEL:03-6261-6386 mail:  Info@jtkclicic.comまで

 

<ブログの内容に関してのお問い合わせ>

→ hogadr.jtk@gmail.comまで

===================================