こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 

 

晴れて、青空が心地良いお天気となりました

朝晩は少し冷えますが、昼間は爽やかな陽気ですね

 

明日、11月7日からの暦の二十四節気では「立冬(りっとう)」となることに気がつきました

 

「立冬(りっとう)」は・・・秋が極まり冬の気配が立ち始める日とされるそうです

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

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さて、今回は「ミトコンドリア」に関連のある話題としてみたいと思います

 

「ミトコンドリア」は、細胞内にある小器官であることは、これまでのブログ内でもご紹介してきましたね

 

1細胞あたり、100個から2000個程度含まれるとされていますね

ある条件が揃えば(そろえば)、増加することも知られています

 

どのような働きがあるのか・・・といいますと・・・細胞内の「エネルギー産生」と「アポトーシス(細胞死)」に重要な役割を担って(になって)いると考えられています

 

「エネルギー産生」は、「ATP(アデノシン三リン酸)」を産生する形で行われる・・・わけです

 

「ミトコンドリア」は、「栄養」と「酸素」をとりこんで、エネルギーである「ATP」を産生するのでしたよね

 

しかしながら、問題もありました

ミトコンドリアが「ATP」を作る過程で・・・どうしても1~2%の酸素が「活性酸素」に変化してしまうのでしたね

 

「活性酸素」は、何が問題であったのでしょうか?

 

正確に言えば・・・「活性酸素種(ROS:reactive oxygen species)」ですね。

 

※「活性酸素種(ROS)」反応性の高い酸素種の総称で、スーパーオキシド(superoxide:O2•-)、過酸化水素(hydrogen peroxide:H2O2)、ヒドロキシラジカル(hydroxyl radical:OH)、一重項酸素(singlet oxygen:1O2)などがあります

 

 

ミトコンドリアは、自ら発生させた「活性酸素」によって、さらに「活性酸素」の発生量が増加する悪循環に陥る(おちいる)ことも知られています

 

また、「活性酸素」によりミトコンドリアのDNAが障害されることも知られています

 

では・・・「活性酸素」をすべて、取り除けばよいのか?・・・というと、そう単純でもないのですね

 

もちろん、「活性酸素」は・・・老化、がん、生活習慣病の発症との関連が注目されがちですが・・・

 

白血球から産生される活性酸素(スーパーオキシド・過酸化水素など)は、体内の免疫機能や感染防御の重要な役割を担ったりもしますし、細胞間のシグナル伝達、排卵、受精、細胞の分化・アポトーシスなどの生理活性物質としても利用されています

 

なので、単純になくせばよい・・・というものでもないのですね

 

そこで、ヒトは「抗酸化防御機構」を持っているわけです

 

「活性酸素」から自分の組織を防御するシステムを備えているのですね

その働きは・・・活性酸素の産生を抑制したり、生じたダメージの修復・再生を促す働きを有しています

 

どのようなものがあるのでしょうか?

 

生体が有する「抗酸化防御機構」には・・・スーパーオキシドジスムターゼ、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどの内因性の抗酸化酵素などがあります

 

また、外からとれる「抗酸化物質」もありまして・・・

「ビタミンC」、「ビタミンE」、「カロテノイド類」、「カテキン類」などがそれにあたりますね

 

つまり・・・「活性酸素の産生」と「抗酸化防御機構」のバランスが重要ということになります

 

「活性酸素」の産生が過剰になり、「抗酸化防御機構」のバランスが崩れた状態が「酸化ストレス」ということになりますね

 

どのようなときに「酸化ストレス」が生じるのでしょうか?

 

紫外線、放射線、大気汚染、たばこ、薬剤ならびに酸化された物質の摂取などにより酸化ストレスが引き起こされます

 

また、過度な運動やストレスも「活性酸素」の産生を促し、このことが「酸化ストレス」を引き起こす要因となるとされています

 

そうならないためには・・・バランスの取れた食事、適度な運動習慣、そして、十分な睡眠をとることなどが・・・自分自身の「抗酸化防御力」をパワーアップできると言われていますね

 

 

もちろん、このような方法もありますが・・・ね

 

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

(参考)

厚生労働省 eーヘルスネットなど

 

< ブログ後記 >11月8日

今日は、青空の広がる、秋らしい1日となりました。

 

今宵(こよい)は、 月が地球の影にすっぽりと入る皆既月食をみることができる日であり、夜空を見上げた方も多いかもしれませんね。

 

天王星が月に隠れる「天王星食」も確認できたそうです

 

このように惑星が月に隠れることを「惑星食」というそうですが・・・

 

皆既月食中に惑星食が起きるのは極めて珍しく、1580年7月以来の約442年ぶりであるとか。

 

さて、今回は「活性酸素」についてのお話をさせて頂きました。

 

「活性酸素」は、本文内でもご紹介したように・・・主に「ミトコンドリア」が「ATP」というエネルギーを産生する際に生じてしまうものとなりますね。

 

この「活性酸素」は、ミトコンドリア自体の遺伝子を障害し、その結果、ミトコンドリアの機能不全を生じさせると考えられています。

 

「加齢」は身体機能を様々なレベルで低下させ、ストレス、損傷、疾患に対する抵抗力を徐々に低下させる・・・ことは、いうまでもないことです。

 

では・・・その引き金となる分子的なメカニズムとは、どのようなものがあるのでしょうか?

 

1) 代謝制御の変化

2) 遺伝子発現パターンの変化

3)   「活性酸素」の過剰生成

 

などがあるのではないか・・・と考えられているのですね。そのなかでも「活性酸素」の影響は大きいとされています

 

では、その結果として・・・「老化細胞」にどのような変化が起きているのでしょうか?

 

テロメアの短縮、DNA損傷の蓄積、異常な癌遺伝子の活性化などが起こり、加齢とともに蓄積していくと考えられています。

 

「活性酸素」に注目してみますと・・・過剰生成によって、細胞増殖の停止を引き起こすというのですね

 

そして、細胞増殖を停止した細胞は、さらに大量の「活性酸素」を賛成していくというのですから・・・ちょっと、救いようがないと思ってしまいますよね。

 

では・・・「活性酸素」をなくしてしまえばよいではないか・・・と

いうアイデアも出てくるかもしれません。

 

確かに、実際にそのような報告もあります。

「活性酸素」が少ないと、生物の寿命は延びる(のびる)とされているのです。

 

しかしながら・・・現実的な話としては、不可能ということになります。

 

なぜでしょうか?

 

それは「活性酸素」のメカニズムが明らかになってくるにつれて、その重要なメカニズムが明らかにされていったからです。

 

それは、「活性酸素」の濃度や細胞のどこに局在するかによって、シグナル伝達、遺伝子の発現、細胞の増殖などの重要な生理機能を制御するという事実が確認されたからなのですね。

 

「活性酸素」の産生量、局在する場所、そして、

「抗酸化防御機構」によって「活性酸素」が不活化される量は、

絶えず調節をされており、この「バランスが絶妙に保たれていること」が重要だ・・・ということになりますね。

 

 

そのためには・・・カタラーゼ、グルタチオン、チオレドキシンなどの内因性抗酸化物質と還元型グルタチオン、カロテノイド、

ビタミンC ,ビタミンEなどの外因性抗酸化物質は、活性酸素の(調節をはかる)解毒系として不可欠な存在であると後に紹介する論文には、記載されています。

 

・・・としますとJTKクリニック内の「白玉点滴」の説明スライドをバージョンアップさせる必要があるかもしれませんね。

 

 

今回も最後までお読みいただきまして

ありがとうございましたお願い

 

(参考)

ROS, Cell Senescence, and Novel Molecular Mechanisms in Aging and Age-Related Diseases.

Oxid Med Cell Longev. 2016

Davalli P, et al

 

 

 

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 (以前のphoto:筆者撮影)

 

 

このような風景ももうすぐですね

 

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  (以前のphoto:筆者撮影)

 

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 

早いもので、10月最後の休日となりました

気温は20℃程度と以前に比べれば低めのですが、青空の広がる、気持ちのよい午後となりました

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

 

秋といえば・・・「食欲の秋」という言葉もありますね

 

なぜ、秋の季節に食欲が増すのか?・・・を調べてみますと・・・

もちろん、美味しい果物(くだもの)が多いということもあるのでしょうが、次のような原因も考えられるそうです

 

秋になりますと、日照時間の関係で日光に当たる時間が短くなりますよね

 

日光に当たる時間が減ると、精神の安定化を保つホルモンの「セロトニン」の分泌が減ってしまうそうです

 

そうなりますと・・・ヒトの身体(からだ)は、日光に当たる以外でこの「セロトニン」を増やす方法をとらなければなりません

 

その方法は、実に簡単なことでして・・・糖質・肉類・乳製品などを摂取し、しっかり睡眠をとることが「セロトニン」を増やすというのですね

 

ヒトの身体(からだ)は、秋になりますと・・・食欲を増進させ睡眠をとることで、「セロトニン」を増やすことにより、精神のバランスを保とうとするのではないかという説もあるようです

 

今回の話題は、このような時期にこそ、お話をしておきたいお話です

 

それは、「糖尿病」の話題となります

 

「糖尿病」には、「1型糖尿病」と「2型糖尿病」があります

 

「1型糖尿病」は、膵臓にあるインスリンを作るβ(ベータ)細胞が障害されて、インスリンをまったく、或いは、ほとんど作れない状態を指します

 

「2型糖尿病」は、過食など様々な原因による高血糖に対して、インシュリンが分泌され、この状態が膵臓のβ細胞へのストレス負荷が増えていくということが生じます

 

今回は、この「2型糖尿病」に関するお話です

 

話を戻しますと・・・過食など様々な原因による高血糖が続きますと、膵臓のβ細胞へのストレス負荷・・・インスリンの効果が低下したり、インスリンの分泌が低下したりします

 

このような状態を「インスリン抵抗性」がある状態と言いますが・・・このような状態になりますと・・・「糖尿病予備軍」を経て、続くストレスによりβ細胞が失われてインシュリン分泌が低下する「2型糖尿病」へと発展すると考えられています

 

これまでの診療では・・・「2型糖尿病」の状態まで血糖のコントロールが悪くなく、かといって、正常ではない「糖尿病予備軍」の方に対しては、簡単な栄養指導などの注意で終わることが多かったかもしれません

 

しかしながら、実は「糖尿病予備軍」の状態でもマズイかも・・・と思えるような報告がありました

 

10月4日の「Cell Reports Medicine」 にオンライン掲載をされた論文では、次のようなことが報告されています

 

1.糖尿病、予備軍、正常人を比べると、予備軍ですでに始まっていると言える変化のほとんどが、「膵臓β細胞」に集中している。そして、変化の中心は炎症や、自然免疫に関わる変化に集中している

 

このことは、まだ、「2型糖尿病」ではない「糖尿病予備軍」のインシュリン抵抗性状態では、ほとんどの組織の代謝は正常になんとか保たれているのですが・・・

 

その状態を保つために膵臓β細胞に、かなりの負荷がかかっており、炎症がある状態となっていることを示しています

 

また、次のようなことも報告されています

 

2.予備軍から2型糖尿病に発展すると、β細胞では変化はほとんどないにもかかわらず、他の組織で様々な変化が見られる。

 

すなわち、β細胞のストレスが頂点に達してインシュリン分泌が低下し始めると、各組織の糖代謝の低下に対応する様々な変化が起こると考えられる。
 

3. 糖尿病予備軍から始まる変化で最も恐ろしいのは、凝固系の亢進で、予備軍から始まることを考えると、インシュリン抵抗性によるストレスが多く寄与していると考えられる

この結果は、covid-19感染で糖尿病とその予備軍が重症化しやすかったこともうまく説明できる可能性があると述べられています

 

現在、新型コロナウイルスの感染は、第8波が始まるのではないか・・・と警戒をされているわけです

 

もちろん、オミクロン株の亜種であるわけですので、感染そのものが死亡に結びつくわけではないかもしれません

 

しかしながら、第7波を振り返ってみますと先にお話をしたように「糖尿病」とその「予備軍」の方が重症化することが多かったという報告もあるわけですね

 

もちろん、「糖尿病」があっても、きちんと内服薬などにより血糖値をコントロールしたり、その「予備軍」であっても正常範囲にしておけばよいのですが・・・ね

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

 

(参考)

1.Cell Repors Medicine.  2022 Oct 18; 3(10)

Organ-specific metabolic pathways distinguish prediabetes, type2  diabetes, and normal tissues

Klev Diamanti ら

 

2.オールアバウトサイエンスジャパン(AASJ)記事

 

<ブログ後記>11月1日

 

本日からは11月となりましたね

 

今回は、食欲の「秋」に相応しくない(ふわさしくない)と思った方もいらっしゃるかもしれませんね

 

また、まさに今、「糖尿病予備軍」ですね・・・と言われている方がいらっしゃるとすれば、不愉快な話だと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

なぜなら、糖尿病がある方の人数は日本のみならず世界的に増えており、国や世界の医療・保健機関はその対策に、かなりの努力をしていることが報告されていますし、4人に1人が「糖尿病」か、或いは、

「糖尿病予備軍」であると言われているからなのですね。

 

もちろん、「糖尿病」であっても効果の優れた(すぐれた)薬剤が多くありますし、それにより、血糖値をコントロールしておけば問題のないことが多いわけです。

 

「糖尿病予備軍」であっても、摂取するカロリーをコントロールすれば、当然、正常範囲となるはずです。もちろん、その結果として体重を減量できていることになりますが・・・ね。

 

ところで、「糖尿病予備群」といわれるのは、どのようなときでしょうか?

 

2型糖尿病の場合、ある日突然、血糖値が高くなるのではありません。多くの場合、ゆっくり、何年もかかって血糖値が高くなり、糖尿病に至ります。まだ糖尿病と診断されるほど血糖値が高くないけれども、正常よりは高くなってきた状態を「糖尿病の境界型」や、「糖尿病予備群」と呼びます。

 

 

血糖値の高さを確認する代表的な検査としては、「空腹時血糖値」,

「75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)」, 「HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)値」などの検査をしますと・・・ある程度の診断は可能であるとされています。

 

         (図はお借りしました)

空腹時の血糖値が126mg/dL以上、もしくは食後の血糖値が200mg/dL以上の場合は、糖尿病が非常に疑わしいとされています。

また、食後であっても血糖値が200mg/dL以上になることは、健常者ではないと考えられます。

また、多くの健康診断で取り入れられているデータ・・・

「HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)」の値は、ご存知の方も多いと思います。

この場合、同時に測定した「HbA1c」の値が・・・6.5%以上なら「糖尿病型」と診断できることになります。

「糖尿病予備軍」は、どこにあてはまるのか?・・・と言いますと・・・上の図の「境界型」という部分にあたります。

「HbA1c」の値が6.0〜6.4となりますね。

 

それでは・・・あなたの健康診断のデータの「HbA1c」の値が6.3であったら、医療従事者にどのように言われるでしょうか?

 

体重を減らしてください

食事量を減らし、カロリーの高いものを控えて(ひかえて)ください

運動をしてください・・

 

などとなることが多いと思います。

 

この段階では、処方できる薬剤がないから・・・でもあります。

 

では、本当に体重が減らせるか・・・というと、これはかなり難しいという場合が多い・・・・という印象がありますね。

内科医としての経験からも、個人的な印象からもですね。

 

BMI 22は、最も病気が少ないとされる体重であり、BMI 20は美容体重というように言われます。

 

BMI 22を目指し、体質を根本から改善するというのが重要なのだと思います。もちろん、長期間にわたって維持できるスタイルが必要ですよね。

 

このような観点から、JTKクリニックでは・・・他の医療機関でも処方されているような「経口薬のGLP-1受容体作動薬」というものも処方できるようにしているわけですが・・・

 

まずは、九州の漢方生薬を扱う老舗(しにせ)である「えのきや薬局 」さんと共同で開発をした「ダイエット漢方」を処方することが多いです。

 

なぜか・・・と言いますと・・・

「GLP-1受容体作動薬」というのは、糖尿病のお薬としては非常に評判がよいものなのですね。腎不全になることを予防したり、心血管イベント(心筋梗塞など)を抑制するなどの効果などが報告されています。

 

しかしながら、本格的な糖尿病薬ですから・・・糖尿病がない方がダイエット目的で服用しますと、「低血糖」を生じるリスクがあるのですね。

 

内科医の私からしますと・・・この「低血糖」が、とても怖いものなのですね。意識を焼失したり、正常な判断ができなくなる可能性もあるかもしれません。

 

JTKクリニックオリジナルの「ダイエット漢方」の場合は、この「低血糖」のリスクはない・・・ということは、1つのメリットです。

 

最後に・・・私自身の「HbA1c」の値は、いくつなのか?・・・とよく聞かれますので・・・お答えしておきたいと思います。

 

以前は、お恥ずかしながら・・・数年前は、6.3でした・・・

今はと言いますと・・・直近(ちょっきん)の検査データは、5.3 となっていますウインク

 

もちろん、BMI 22 をキチンと達成しています・・・ねウインク

 

もちろん、「糖尿病予備軍」ではなかったとしてもBMI 22より増加していくにつれて、心臓疾患や脳血管疾患で死亡するリスクは高まっていくとされていますので、やはり、そのリスクを減らすためにも・・

・BMI 22にあたる体重まで減量し、それを長い期間にわたり維持することが重要なのだと思います。

 

           

         (図はお借りしました)

 

あなたの体調管理に最も熱心なのは、あなた自身であるはずです。

JTKクリニックは、そのお手伝いができたらよいなぁ〜と考えています

 

今回も最後までお読みいただきまして

ありがとうございましたお願い

 

 

        (以前のphoto:筆者撮影)

 

 

このような風景ももうすぐですね

 

          (以前のphoto:筆者撮影)

 

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 

久しぶりに青空の広がる、気持ちのよい休日の午後となりましたね

 

暦の七十二候(しちじゅうにこう)では、「霜始降(しもはじめてふる)」となっていることに気がつきました


霜(しも)は、空気中の水蒸気が冷やされて、物体の表面に微細な結晶構造を持つ氷が成長したものだそうです

 

なんだか、冬の季節の到来がイメージできますね

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

さて、夏には非常に強かった「紫外線」も、冬を前にする時期には減少してきていますよね

 

この時期に「紫外線」から受けた肌のダメージをリカバリーさせておこうと思っていらっしゃる方がいらっしゃるとすれば・・・

 

あなたは正しい・・・ということになるかもしれません

 

最近、ある論文を読む機会がありまして・・・それまでのイメージが変化するものでありました

 

まず、皮膚が老化するということは、どのようなことを示すのでしょうか?

 

「皮膚の老化」は,さまざまなストレスによって起こるようです

 

そして、そのストレスは・・・「内因性」と「外因性」の2種類に分類することができるそうです

 

少し詳しく内容をみますと・・・「内因性」の皮膚老化は、年代的老化とも呼ばれ、時間の経過に依存し、遺伝的背景とホルモンレベルの影響を受ける。

 

これに対し、「外因性」の皮膚老化は、紫外線や汚染などによるものとなるようです

 

そんなことは、当然なことだと思われる方は多いと思います

 

では、もう少しだけ詳しくみてみますと・・・どのような分子が、影響を受けるのでしょうか?

 

例えば・・・紫外線により皮膚老化が生じてしまうことは、次のような変化が起きているようです

 

DNA損傷の蓄積、ゲノムの不安定化、エピジェネティックな制御異常、ミトコンドリア機能不全などの分子レベルでのいくつかの変化が関与しているのだそうです

 

DNA遺伝子に多くの損傷を受けて、それが蓄積していく

その損傷が修復されないために・・・DNA遺伝子(ゲノム)の安定さがなくなる

 

また、DNAを修飾して、各種のmRNA遺伝子の発現を調節する修飾機構(エピジェネティック)が異常を起こす

 

そればかりでなく、「ミトコンドリア」が機能不全の状態になるというのですね

 

このようなダメージを受けた細胞は、どのようになるのでしょうか?

 

永久的な細胞周期停止状態に入り、テロメア短縮などが起こったりするようです

 

また、DNA損傷が起こると・・・p53、p38-MAPK、NF-κβ、mTOR経路など、通常では活性化されないはずの経路が活性化されて、「細胞老化」というものが運命づけられてしまう・・・

 

そして、炎症促進状態(老化関連分泌表現型、SASPとして知られている)が誘導され、これが組織損傷や腫瘍形成の一因となる・・・というのですね

 

もう、ここまでのことが起こるとすると・・・たった、ひと夏の紫外線だけでも、回復は不可能と思ってしまいますよね

 

しかしながら・・・諦めて(あきらめて)しまうのはないようです

 

なにがあれば、この状況から回復可能なのでしょうか?

 

それは、「サーチュイン」なのだそうです

 

「サーチュイン」・・・とは、「NAD+」から誘導されるものでしたよね

身体(からだ)のなかで、「NAD+」を増加させる前駆体にあたるものが「N M N」でしたよね

 

「サーチュイン」は、細胞の老化と加齢を防ぐ効果が重要な役割を担っているようです

 

クロマチン制御、DNA修復、代謝、炎症など多くの細胞プロセスに関与することで、さまざまな細胞のストレス応答を制御しています

 

ヒトにはSIRT1-SIRT7と名付けられた7つのサーチュインがあるわけですが、

 

とくにSIRT1は、皮膚の老化と関連付ける証拠が増えているようなのですね

 

SIRT1特異的な活性化剤が、皮膚線維芽細胞において老化を防ぎ、炎症を抑制し、創傷治癒を促進することが、いくつかの論文で示されています

 

また、「N M N」の話か〜と思う方もいらっしゃるかもしれませんね

 

もちろん、それでもよいとは思うのですが・・・

論文の中には、以外な物質が紹介されていました

 

それは・・・「シキミ酸」というものになります

 

「シキミ酸」は・・・植物や微生物において生産される芳香族化合物全般の共通の前駆体となっている環状ヒドロキシ酸であり、インフルエンザ治療薬である「タミフル」の製造原料として知られています

 

これまでも「シキミ酸」は、抗血栓や抗炎症作用、美白や育⽑効果、殺菌作用といったさまざまな薬理効果を有する天然由来の化合物であるとされてきたようで、医薬品、化粧品、および機能性⾷品素材の分野で幅広い用途で使用されてきたようです

 

 

のちに紹介する科学論文は、複雑な細胞実験などを行なっているが・・・細胞老化の防止する作用が「シキミ酸」にはあり、この「シキミ酸」が、SIRT1を活性化している可能性が示されているのですね

 

もちろん、今後の検証が必要であると思いますし、論文の筆者もそのように書いています

 

しかしながら・・・あらためて、「シキミ酸」の効果を調べてみますと・・・

 

  • 脂肪吸収抑制作用
  • 免疫応答調節機能
  • 美白剤(メラニン生成抑制作用)
  • しわ改善化粧品
  • 育毛剤
などがありましたので、可能性がないとは言い切れませんよね
 
脂肪の吸収が抑制されて、皮膚のメラニン産生が抑制されることにより、肌の美白効果もあり、しわを改善するとなれば・・・
まさに夢のような効果を持つサプリとなるのですが・・・ね
 
SIRT1を活性化するということで、てっきり、「N M N」に関する話題と思い、読みすすんだわけですが・・・少し、残念でした
 
しかしながら・・・紫外線により皮膚老化というものが、かなりの大きいダメージを皮膚に与え、通常では修復困難と思えるぐらいであること
 
そのような状況であっても・・・サーチュイン、とくに「SIRT1」が誘導されれば、遺伝子学的に改善させる可能性があること
 
そして、「シキミ酸」という興味深い物質を再確認できたこと
 
などから・・・「サーチュイン遺伝子」を活性化させることができることは、健康を維持するためには重要なことかもしれない・・・と
さらに興味を持った次第です
 
素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ
 
それでは、またバイバイ
 
(参考)
Shikimic acid protects skin cells from UV-induced senescence through activation of the NAD+-dependemt deacetylase SIRT1  Aging (Albany NY). 2021 May 15; 13(9): 12308–12333.

Alfredo Martinez-Guiterrez ら

 

< ブログ後記     >10月25日

 

都内は、11月下旬並みの気温の低さであったようです。

体調を崩されている方も多いかもしれませんね。

体調管理に気をつけていただければと思います。

 

夏の季節の強い紫外線などのことは忘れてしまいそうになりますが、紫外線には、皮膚のDNA遺伝子にダメージを与え、その影響はいまだに残っている可能性もありますよね。

 

本文内でもご紹介をした「サーチュイン」について、補足をしてみたいと思います。

 

「NAD+(ニコチンアミド・アデニンジヌクレオチド)」の前駆体(ぜんくたい)」が、「N M N(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)」にあたることは、これまでにもお話をしてきました。

 

なので、「N M N」の摂取により、「NAD+」の低下を防ぐことができる・・・ということになるわけですね。

 

「NAD+」は、細胞レベルで生きていくのに必須の成分なのですが、残念ながら、このNAD+量は加齢とともに低下していくことが指摘されています。

 

この「NAD+」の働きとして、細胞内のミトコンドリアでのATP産生を増加させるという働きと、もうひとつの重要な働きがありますよね。

 

それは、「サーチュイン遺伝子」を活性化することによって、「サーチュイン」というタンパク質をつくることが知られています。

 

「サーチュイン遺伝子」とは、全身性のアンチエイジングを実現するために重要な遺伝子です。抗老化・延命の実現が期待できることから「長寿遺伝子」とも呼ばれてることも以前のブログ内でお話をした通りです。

 

ヒトもそうなのですが・・・哺乳類の細胞において7つのサーチュイン(SIRT)があることが報告されています。

 

このなかで、よく研究されており、興味深いのは「サーチュイン(SIRT) 1」でしょうか。

 

第一に「SIRT1」は、感染後の免疫応答や炎症反応の調節に関与しているとされています。

また、ウイルスなどに感染した場合の免疫の防御機構を作ることなどに重要な働きをしていると報告されているとも報告されているのですね。

 

そればかりでなく、「SIRT1 」は、遺伝子転写、細胞老化、老化、腫瘍形成、ミトコンドリア機能、代謝、酸化ストレス、細胞周期、概日リズム、オートファジーなど、数多くの重要な細胞および生理的プロセスにおける役割に加えて、炎症および免疫機能の制御においても重要な役割を果たしていると報告されています。

 

また、SIRT1が感染時のT細胞分化に関与していることも示唆されたりましています。

 

新型コロナウイルス感染では・・・と言いますと・・・

COVID-19の病態に「SIRT1」が関与しているという証拠が増えてきているそうです。

 

報告例のひとつを挙げますと・・・COVID-19患者では、各種の炎症性サイトカインの量が上昇していることが報告されていますが、年齢に問わず、感染者の末梢血液内のリンパ球での「SIRT1」の発現量が低下しているという報告もあります。

 

もちろん、まだまだ、「SIRT1」などの「サーチュイン」については研究が必要であるとは思いますが・・・

 

「N  M N」から「NAD+」の増加、そして、「SIRT1」などの「サーチュイン」という流れは、これからも新しい可能性を秘めているような気もしますね。

 

今回のブログも、最後までお読みいただきまして

ありがとうございましたお願い

 

(参考)Sirtuin 1 in Host Defense during Infection

Cells,2022 Sep 11(18)     Jin Kyung Kim ら

 

 

 

 

             (筆者撮影)

 

 

          (以前のphoto: 筆者撮影)

 

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【開始時期】2021年10月18日(月)より
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○ダイエット漢方製剤は、オンライン診療でも処方が可能です。

 

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◯漢方薬を用いた治療を行なっています(保険診療)

 

◯線維筋痛症に対する薬物療法、点滴療法、トリガーポイント注射を行なっております

 

 

 

 

 

 

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東京都千代田区麹町4-1-5麴町 志村ビル2階

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 

 

10月も後半になりましたね

 

以前に比べれば、過ごしやすい気温ではあるのですが、スッキリと晴れた秋らしい日が少ないのは残念に思ったりもします

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

 

さて、飲食の多くなる冬の季節を目前にして、皆さまの体重はコントロールできていますでしょうか?

 

昨年から比較しますと・・・私自身は「BMI 22」を下回ることができまして、もう少しだけ体重が減りますと学生時代と同じになりますので・・・

 

新型コロナで大きく生活は変化してしまったのですが・・・健康を取り戻せたのだから、まあ、いいか・・・などと考えています

 

きっかけとなったのは・・・JTKクリニックのオリジナル漢方を使ってみたことです

 

決して、安価なものではありませんので、同時に1日の食事のカロリーを減らしたのです


この体重の減量に成功したのは、私自身の努力が大きかった・・・ということではありません

 

 

上の資料は、JTKクリニックの院内資料からのものですが・・・

この方は、短期間で体重とウェスト周りを減らすことができた症例となりました(Case1)

 

下の図は、CT検査の結果を示しています

 

(A)がダイエット漢方の服用前で、(B)がダイエット漢方を使用した後となります

 

(A)

 

(B)

 

この結果が示すように赤で示された「内臓脂肪」が減っているのことが一目瞭然(いちもくりょうぜん)ですよね

 

 

JTKクリニックでは、他の「ダイエット効果のある内服薬」も使用することは可能であるのですが・・・やはり、私自身は「ダイエット漢方」をまず、お勧めしています

 

「BMI 22」を達成するために・・・多くの方が挑戦していますよ

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

<ブログ後記>10月18日

 

今回は、当院の「ダイエット漢方」についてのお話とさせていただきました。

 

この「ダイエット漢方」は、以前のブログ内でも御紹介させていただきましたように・・・

 

福岡県にある「榎屋(えのきや)相談薬舗」の代表である中尾 典義 先生の協力をもとに共同開発という形で完成した漢方生薬(しょうやく)の煎じ薬となります。

 

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「皮下脂肪型の肥満」に対する生薬と「内臓脂肪型の肥満」に対する生薬の2種類がありますね。

 

これらの生薬の特徴は、新陳代謝を改善しながらも食欲の若干の低下などの効果が期待できるものとなっています。

 

既に多くの方が、体重を減量することに成功していますし、自然な形で食欲を低下させ、低血糖をきたすことがないために

 

これらの生薬を使いながら、今流行している「16時間断食ダイエット」にトライしていらっしゃる方もおります。

 

なぜ、今、ダイエットをする必要があるのか?・・・という質問をよく受けます。

 

医学的な回答をするとすれば・・・

 

例えば、徳島大学研究報告によれば、メタボリックシンドロームの該当者はがんの死亡リスクが高くなるという報告もあります。

 

また、新型コロナウイルス感染は、まだ、終わったわけではないのですが・・・

海外の報告では、BMIが25以上の人は、BMI 25未満の人に比べて、重症化リスクが約1.8倍になると報告されています。 

 

とくに・・・内臓脂肪が過剰に増える「内臓脂肪型肥満」がありますと・・・炎症が起こりやすい状態になり,「サイトカインストーム(免疫の暴走)」を起こしやすくなると考えられていますよね。

 

また、世界の糖尿病人口は5億3,700万人。成人の10人に1人(10.5%)が糖尿病に罹患していると報告されています。

 

それ以外にも・・肥満から生じる可能性のある疾患は・・・高尿酸血症とそれが進行して起こる痛風、狭心症・心筋梗塞、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、脳梗塞、腎臓病、睡眠時無呼吸症候群なども肥満との関連が強いことがわかっているのですね。

 

 

ここまで、お話をすれば・・・自分自身の体重管理に気をつけるのは、今にはじまったことではなく、以前から存在する医療の重要なテーマのひとつなのです。

 

もちろん、食事の内容などを見直しますと・・・生活スタイルが変わってしまう可能性もありますし、考え方も少し変化していくのかもしれませんね。

 

少しツマラナイ生活になるな〜と思う方もいらっしゃるかもしれません。そんなときには、次のキーワードを思い出してほしいと思います

 

そのキーワードは・・・「ウェル・ビーイング」です

 

 

「well-being(ウェル・ビーイング)」とは、直訳すると「幸福」「健康」という意味があります。

 

「ウェル・ビーイング」の定義においてよく引用されるのが、世界保健機関(WHO)憲章の前文の一節です。

 

“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
 

「健康」とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会仮訳)

 

近い将来にさまざまな疾患の発症につながる「肥満」を無視することは・・・果たして、「ウェル・ビーイング」につながっていくのでしょうか?

 

あなたは、どのように考えますか?

 

今回のブログも最後までお読みいただきまして

ありがとうございましたお願い

 

(参考)

厚生労働省 e-ヘルスネット

糖尿病ネットワーク

WHO  資料  など

 

         (以前のphoto: 筆者撮影)

 

        こんな時期ももうすぐですね

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(以前のphoto: 筆者撮影)

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ
 

曇りがちで、肌寒い日が続いていますね

 

暦の七十二候(しちじゅうにこう)では、「鴻雁来(こうがんきたる)」となっています

 

春に北へ帰って行った冬鳥が再び日本へやってくるいう意味となりますね

 

冬に備えての準備もしていかなくては・・・と思ったりもします

 

皆様の体調は、いかがでしょうか?

 

 

 

さて、今回は・・・「コーヒー」の話題についてのお話をさせていただこうと思います

 

「Nutrients」という国際雑誌に2022年6月末掲載された科学論文からです

 

そのなかでは、次のようなデータが示されたのですね

 

 

コーヒー摂取習慣のある高血圧患者は、血管の内皮と平滑筋の機能が良好であることを示すデータが報告されているのですね

 

広島大学病院未来医療センター のセンター長であり、教授でもある

東 幸仁 ( ひがし ゆきひろ )先生らの研究によるものとなります

 

適量のコーヒー摂取には、健康上のさまざまなメリットのあることが報告されています

 

例えば、癌を予防する効果も示されたりもしていますが・・・高血圧の治療に対して、有益性が研究されたものでは、結果はさまざまであり、一貫性がなかったようです

 

 東先生らの研究グループ、はこの点について、「血管内皮機能」と「血管平滑筋機能」の面から検討をしたのですね

 

動脈血管の最も内側の層に当たる内膜の内皮細胞は、血管を拡張する一酸化窒素(NO)を産生するなどの役割を担い、中膜の平滑筋は血管のしなやかさに関与していることが知られています 

 

動脈硬化の初期段階では内皮機能が低下し、続いて平滑筋機能が低下してくるのだそうです

 

これらを測定することで、血管が狭くなるなどの形態学的な変化や臓器障害が現れる前に、動脈硬化のリスクを把握することができるのだそうです

 

また、血管内皮細胞の機能は、上腕の血流を一時的に駆血(遮断)し、それを開放した時に血流の刺激を受けた内皮細胞がNOを産生することで起こる血管拡張反応(flow-mediated vasodilation;FMD)で評価するのだそうです

 

 

研究の対象は、高血圧のある患者462人について検討がされています

 

 

血管拡張反応(flow-mediated vasodilation;FMD)は、コーヒー摂取習慣のある群の方が有意に高値であり、習慣的なコーヒー摂取群では平滑筋機能障害該当者が有意に少なかったことが報告されています

 

 

「適量のコーヒー摂取は高血圧患者の血管内皮機能と平滑筋機能にメリットをもたらす可能性がある」と結論づけています


 

その機序として、カフェインに含まれている「ポリフェノール」の「抗酸化作用」や

カフェインによる内皮型一酸化窒素合成酵素(eNOS)の活性上昇などが考えられるとの考察を加えています

 

東先生らは、コーヒー摂取者でも海外からの報告に比べて摂取量が少なく、大量摂取した場合にマイナスの影響が生じる可能性が不明であることなどを限界点として挙げていますが・・・

 

それでも、「コーヒー」が、高血圧から生じる動脈硬化にメリットをもたらす可能性があることや

コーヒーのカフェインが結果的に「抗酸化作用」を示す可能性があると聞けば・・・

 

コーヒー好きな方にとっては・・・とても、嬉しいのではないでしょうか?

 

コーヒーの成分の中で、覚醒作用のある「カフェイン」よりも多く含まれているのが「ポリフェノール」ですので・・・

 

“錆びない(さびない)からだづくり”のためにも「コーヒー」の飲むことは、よい習慣となりそうです

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

 

 

(参考)

1)Relationship of Daily Coffee Intake with Vascular Function in

     Patients with Hypertension

    Yukihiro Higashi ら

   Nutrients 202214(13), 2719

 

2)HealthDay  News記事より

 

 

<   ブログ後記    >10月11日

コーヒーが健康を維持するという情報は、コーヒー好きの方には嬉しいことと思います。

 

ちなみに、10月1日は「国際コーヒーの日」であったのですね。

 

歴史へのコーヒーの登場は、酒や茶に遅れるとされているそうですが、世界各国で愛飲されている嗜好飲料ですよね。

 

コーヒーと言えば、「カフェイン」が入っているという飲料であるということを思い浮かべる方も多いことと思います

 

アサの目覚ましに1杯のコーヒーを・・・と考える方も少なくないはずですよね。

 

なぜ、「カフェイン」で眠気がとれるのか?・・・と言いますと、その機序は次のようなものになるようです。

 

それは、脳内で眠気を作ったり神経を鎮静させたりする「アデノシン」という物質があるのですが・・・「カフェイン」には、この「アデノシン」をブロックするはたらきがあるためとされているのですね。

 

また、「カフェイン」には胃酸の分泌を促進する働きがありますので、空腹時にコーヒーを飲むと・・・胃の痛みがでたり、ムカムカするなどの症状がでることが多いわけですね。

 

一方で、コーヒーには「ポリフェノール」が多く含まれていることが知られています。

 

「ポリフェノール」を摂取することは、動脈硬化の予防、老化の防止そして、美容にも効果があるのではないか・・・などとも言われています


美容に効果があるというのは、とても意外なのですが・・・コーヒーの摂取に関する研究で明らかになったことなのですね

コーヒーを1日3杯飲む習慣のある人は、そうでない人に比べて肌のシミが少ないというデータもあるそうです。

 

その理由は・・・「ポリフェノール」の持つ抗酸化作用が紫外線によって発生する「活性酸素」を除去しているからだと考えられているようです。

 

なんだか、とても納得のできる結果ですよね。

 

ところで・・・コーヒー1杯(約140cc)には、どの程度の「ポリフェノール」が含まれているのでしょうか?

 

その答えは、コーヒー1杯には、約280mgの「ポリフェノール」が含まれているのだそうで、これは赤ワインと同程度なのだとか。

 

                   (図はお借りしました)

 

コーヒーの話題は、尽きないわけですが・・・またの機会にしたいと思います。

 

最後に私の好きな言葉をご紹介して、今回の話題を終わりたいと思います。
 

I need coffee to help me change the things I can, and wine to help me accept the things I can’t!

 

出来ないことを出来るように変えるにはコーヒーが必要で、

出来ないことを受け入れるにはワインが必要だ。

カナダ生まれの作家、「ターニャ・マッセ」の名言です。

 

今回も最後までお読みいただきまして

ありがとうございましたお願い

 

 

(参考)

1)LINK@TOYO 内記事 ポリフェノールとは:東洋大学食環境科学部 健康栄養学科教授 近藤和雄先生 より

 

2) 全日本コーヒー協会 記事 より

 

 

 

そういえば、そろそろ・・・こんな季節かもしれませんね

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(以前のphoto: 筆者撮影)

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