こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

月日が経つ(たつ)には早いもので、9月となっていますね。

 

本格的な秋の季節の到来(とうらい)までには、まだ、時間がかかるのかもしれませんが・・・気温は過ごしやすくなっていくのかもしれませんね。

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

<AIで作成>

 

季節の変化とともに、「時間」もゆっくりと過ぎていくわけですね。

 

アメリカのプロボクサー 「モハメド・アリ」は次のような言葉を残しています。

 

A man who views the world the same at fifty as he did at twenty has wasted thirty years of his life.

 

50歳の時に20歳の時と同じ世界を見ている人は、人生の30年を無駄にしてきた。

 

なんとも、耳が痛いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

といっても、過ぎ去った日々を後悔(こうかい)する・・・という

お話ではありません。

 

 

今回は「炎症老化(Inflammaging)」について、お話をしてみたいと思います。

 

言うまでもなく、ヒトの「老化」は、時間の経過とともに生物学的機能が徐々に低下していく避けら(さけら)れないプロセスですよね。

 

しかし、「老化」のプロセスの進行速度は、ヒトそれぞれによって大きく異なっていますよね。

 

同じ50歳であっても、あるヒトは実際の年齢より若く見えたり、その逆に実際の年齢よりも高齢に見えたりします。

見かけだけではなく、生物学的機能が保たれている・・・ということもあります。

 

なぜ、このような「老化」のプロセスの進行スピードに個人差が生じてくるのか?

 

というのが、今回のテーマとなります。

 

実は・・・最近、注目を集めているのがあります。

 

それは、「炎症老化(Inflammaging)」という概念(がいねん)となります。

 

この考え方は、次のようなものになります。

 

「炎症老化」は、加齢に伴い慢性的な軽度の炎症状態が持続し、それが「老化プロセス」を加速させるという考え方ですね。

 

では、「炎症老化」とは、どのようなものなのでしょうか?

 

「炎症」の本質は、ヒトの体を守るための生体防御反応です。

 

例えば・・・病原体や損傷を受けた組織に対して、免疫細胞が活性化し、炎症性サイトカインなどのシグナル分子を放出して、修復プロセスを開始します。

 

しかし、加齢に伴い、この炎症反応の制御がうまくいかなくなり、慢性的な軽度の炎症状態が持続するようになります。

 

これが「炎症老化」ということになります。

 

「炎症老化」は、目に見えるような症状を引き起こすことはほとんどありません。

 

しかし、静かに体内でくすぶり続け、様々な組織や臓器にダメージを与え、老化を加速させます。具体的には、以下のメカニズムが考えられています。

 

1)細胞老化の誘導

 

炎症性サイトカインは、細胞のDNAに損傷を与え、細胞老化を誘導します。細胞老化とは、細胞が不可逆的に増殖を停止した状態で、炎症性サイトカインや細胞外マトリックス分解酵素などを分泌し、周囲の組織に悪影響を及ぼします。

 

2)テロメアの短縮

 

炎症は、染色体の末端にあるテロメアの短縮を加速させます。テロメアは細胞分裂のたびに短くなり、一定の長さ以下になると細胞は分裂を停止します。テロメアの短縮は、細胞老化と密接に関連しており、老化の重要な指標とされています。

 

3)ミトコンドリア機能の低下

 

炎症は、細胞内のエネルギー産生を担うミトコンドリアの機能を低下させます。ミトコンドリア機能の低下は、活性酸素種の産生増加やエネルギー不足を引き起こし、細胞の老化を促進します。

 

4)タンパク質の異常蓄積

 

炎症は、タンパク質の折り畳み異常や分解障害を引き起こし、異常なタンパク質の蓄積を促進します。異常タンパク質の蓄積は、細胞機能の低下や細胞死を引き起こし、老化関連疾患の発症リスクを高めます。

 

 

そして、「炎症老化」は、様々な加齢関連疾患の発症リスクを高めることが知られています。具体的には、以下のような疾患が挙げられます。

 

 

◯心血管疾患

 

動脈硬化は、血管壁に炎症が起こり、プラークが蓄積することで進行します。炎症老化は、動脈硬化のリスクを高め、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の発症を促進します。

 

◯神経変性疾患

 

アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患では、脳内で慢性的な炎症が起こっていることが知られています。炎症老化は、神経細胞の損傷や死を促進し、神経変性疾患の発症や進行に関与していると考えられています。

 

◯代謝性疾患

 

2型糖尿病やメタボリックシンドロームなどの代謝性疾患では、慢性的な炎症が重要な役割を果たしています。炎症老化は、インスリン抵抗性や脂肪蓄積を促進し、代謝性疾患の発症リスクを高めます。

 

◯がん

 

慢性的な炎症は、がん細胞の増殖や転移を促進することが知られています。炎症老化は、がんの発生や進行に関与している可能性があります。

 

 

上記に示したように・・・「加齢」に伴う疾患の多くが、「炎症老化」の進行に伴って、発症している可能性は大いに(おおいに)ありますよね。

 

実際に「炎症老化」を抑制することは、健康寿命を延ばし、加齢関連疾患の発症リスクを低減するために重要であると考えられているのですね。

 

そのためには、どのようなアプローチの仕方があるのでしょうか?

続きは、後日の話題にしたいと思います。

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

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<ブログ後記>9月3日

 

以前から比べると、夜の空気は随分(ずいぶん)と涼しく(すずしく)なったと思いますね。

 

年齢を重ねると誰でも、関節が痛んだり、傷の治りが遅くなったり、がんや心臓病、認知症、関節炎などのリスクが高まったしますよね。

 

多くの研究から、こうした変化は、加齢とともに体内で「炎症」に関わる分子が増えるせいで起きていることが明らかになってきています。

 

「加齢」と「炎症」、そして、さまざまな疾患との関連はよく知られており、「炎症老化(inflammaging)」と呼ばれています。

 

「炎症老化」というと聞き慣れない(ききなれない)言葉と思われる方も多いと思いますが、加齢に伴い、慢性的な炎症状態が続くことを言います。

簡単に言いますと・・・「炎症老化」の中心的なメカニズムは、慢性的な炎症反応が組織のダメージを引き起こすことになります。


恒例になると「炎症」が存在するようになる・・・というと驚かれる方も多いと思いますが、この炎症反応には、なんらかの病原体による感染症などではなく

サイトカインや化学伝達物質などの「炎症メディエーター」と呼ばれる物質が関与していると考えられています。

 

では、なぜ、「炎症老化」という不思議な炎症がおこるのでしょうか?
 

この「炎症老化」の根本的な原因としては、以下のような複数の要因が重なっている(かさなっている)と考えられています。

1.遺伝子の変異と損傷
DNAの損傷は細胞の機能不全を引き起こし、がんや他の疾患のリスクを増加させることがあります。

2.テロメアの短縮
細胞が分裂するたびに、染色体の端に位置するテロメアは少しずつ短くなります。

3.代謝の変化
年齢と共に代謝率が変化し、エネルギー効率が低下し、これにより体内の細胞ダメージが蓄積されます。

4.幹細胞の機能低下
幹細胞は組織の修復と再生に不可欠ですが、加齢とともにその能力が低下します。

ここまでお話をすると、炎症性サイトカインを産生する「老化細胞」と「炎症老化」を混同してしまうかもしれませんね。
 

少し、整理をしておきたいと思います。

「老化細胞」の炎症と「炎症老化」は、老化研究の分野で注目される2つの概念ですが、これらは、まったく異なる概念となります。
それぞれの違いについて、説明してみたいと思います。

○老化細胞の炎症(Senescence-Associated Secretory Phenotype, SASP)

老化細胞の炎症は、「Senescence-Associated Secretory Phenotype」(SASP)とも呼ばれ、細胞が老化(セネッセンス)に入る際に特定の分泌因子を放出する現象です。

 

「老化細胞」は、増殖を停止し、正常な機能を失いますが、その一方でサイトカイン、ケモカイン、成長因子などのプロ炎症分子を活発に分泌します。

 

これらの分泌物は、近隣の細胞に影響を与えることができ、時に周囲の正常な細胞を「老化細胞」化させてしまうことさえあります。

 

この現象は、ちょうど、燃え広がる火事のように慢性的な炎症を促進する要因ともなり得ます。

○炎症老化(Inflammaging)


一方、「炎症老化」は加齢全体にわたる広範な概念で、加齢に伴う慢性的な「低レベルの炎症」を指します。この状態は、全身のさまざまな組織や器官にわたって発生し、加齢に伴う様々な病態の発展に寄与するとされています。

 

どうでしょうか?わかりにくいですよね。
 

両者の関連性を整理しますと、次のようなことが言えます。
 

「炎症老化」は、それ自体が先にあげた多因子の結果であり、より広範な生理的プロセスの一部であり、「炎症老化」は体全体に影響を及ぼす可能性があるわけです。

 

これに対し、「老化細胞」の炎症局所的な影響が主であり、特定の組織や器官に限定されることが多いということになります。

では、この「炎症老化」を改善する方法は、あるのでしょうか?

詳細は、またの機会にしたいと思いますが・・・少し、ご紹介してみたいと思います。

1) NAD+
 

「NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)」は、「炎症老化」を改善する可能性があると考えられています。

 

NAD+は細胞内で重要な役割を果たす補酵素で、ATPのエネルギー産生やサーチュイン遺伝子の活性化によるDNA修復なども働きを持ちます。

 

実は、加齢とともに低下していく「NAD+」の減少は「炎症老化」と関連があるとされています
 

「炎症老化」に「NAD+」の投与が有効とされるのは、次のような理由にあると考えられています。

 

「 NAD+」は細胞の主要なエネルギー源であるATPの生成に必要な補酵素であり、その供給が増えると細胞のエネルギー効率が向上します。これにより、細胞が健康を維持し、炎症反応を適切に管理する能力が向上する可能性があります。

また、「 NAD+」はサーチュイン蛋白質(SIRTs)の重要な調節因子です。サーチュイン蛋白質は、長寿と関連している遺伝子の発現を調節することにより、細胞の老化を遅らせ、「炎症」を抑制する役割を持っています。

 

そして、「NAD+」はDNA損傷の修復をサポートし、細胞の老化を遅らせることが示されています。これにより、全体的な炎症レベルが減少する可能性があると考えられているのですね。

NMNなどのサプリメントはNAD+のレベルを上げることが示されており、炎症反応の抑制や加齢関連の機能低下の緩和に寄与する可能性があると考えられているのは、改めて、言うまでもありませんね。

現在のところ、NAD+の炎症老化に対する影響については有望な結果が得られていますが、さらなる臨床研究が必要です。また、NAD+サプリメントの使用にあたっては、専門家の指導のもとで行うことが推奨されます。

<参考>

1.Aging Cell. 2024 Jan;23(1):e13920. 

NAD metabolism:Role in senescence rregulation and aging.

Chini CCSら

 

2.Immunometabolism. 2020;2(3):e200026.

Macrophage Immunometabolism and Inflammaging: Roles of Mitochondrial Dysfunction, Cellular Senescence, CD38, and NAD+

Johnation R Yarbroら  など


さらに・・・2)「幹細胞培養上清液」は、「炎症老化」の改善に対して有望な効果を示す可能性がありますし、


3)「幹細胞由来のエクソソーム」は、「炎症老化」を改善する可能性があることからも報告されているのですが、これらのお話は、またの機会にしたいと思います。


アメリカのプロボクサー 「モハメド・アリ」の言葉 50歳の時に20歳の時と同じ世界を見ている人は、人生の30年を無駄(むだ)にしてきたと言っていますが・・・これまでの「医学の進歩」は

 

「長寿を目指す医療」の一点だけをみますと・・・30年以上の年月を無駄にしてきたのかもしれません。

 

しかしながら、物事(ものごと)というものは、すべて、明日からどう考え、どう行動していくかが重要であるのだと思います。

 

「長寿を目指す医療」に関しては、今後の5年で驚くような進歩をしていく可能性があるような気がします。

 

最初から諦めて(あきらめて)、昨日までと同じように過ごすか、

 

あるいは、難攻不落(なんこうふらく)と思われる山の頂上まで、いっきに駆け上がる(かけあがる)か?

 

「今後の5年を無駄にする」かもしれないのは・・・どちらなのでしょうか?・・・なんて、思います。

 

多分ですが・・・多くの「長寿」研究に携わる(たずさわる)研究者たちも迷いながらも、

山の頂上まで、いっきに駆け上がる(かけあがる)方を選ぶのだと思います。

 

例え、5年以上の月日を「長寿研究」にあて、同じ失敗を繰り返したとしても、そこの過程(かてい)に経験した「プロセス」こそが重要であることを知っているからですね。

 

例え、途中で息絶えて、屍(しかばね)になっても・・・かもしれませんね。

 

 

今回も最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございましたお願い

 

 

          (以前のphoto. 筆者撮影)

 

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 JTKクリニックホームページ

 

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小笠原  均  (Hitoshi Ogasawara)   

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

8月最後の休日の午後は、青空が広がるものの

蒸し暑いお天気となりましたね。

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

 

<AIで作成>

 

 

今回は「高濃度ビタミンC 点滴療法」についてのお話をしてみたいと思います。

 

前回のブログでは、ミトコンドリアで発生する「活性酸素」までは消去できないかもしれないというお話をさせていただきました。

 

しかしながら、「高濃度ビタミンC 点滴療法」では、多くの組織の細胞内では「活性酸素」の影響を減らすことは可能であると考えられています。

 

では、「高濃度ビタミンC 点滴療法」の最も優れた(すぐれた)メリットとは、どのようなことか?・・・という疑問を持たれる方も多いと思います。

 

注目すべきは、やはり・・・「高濃度ビタミンC 点滴療法」の持つ「美肌効果」ということになります。

 

その作用機序は、皮膚の「真皮層」に存在する「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」に「働きかけ(はたらきかけ)」を行います。

 

どのような「働きかけ」かと言いますと・・・

 

「線維芽細胞」が、コラーゲンやエラスチンを産生する働きを促進させるように「働きかけ」を行うのですね。

 

少しだけ復習をしておきましょう。

下の図は、皮膚の断面の構造を示しています。

 

 

 

 

 

表面には、「表皮層(ひょうひそう)」があり、その下に「真皮層」があります。

 

余談になりますが、以前にブログ内でもご紹介をしたように「表皮層」は血流が乏しく、「表皮層」に何らかの物質を届けたい場合には、血管内で投与するよりも、表皮の表面からクリームなどの塗布剤を用いた方が効率がよいのでしたね。

 

それに対して、「真皮層」は血流が豊富であることから、血管内に投与した方が、物質は届きやすいのでしたね。逆に言えば、表皮の表面からクリームなどの塗布剤を使っても、「真皮層」には届きにくいと言えますね。

 

 

話を「真皮層」の「線維芽細胞」の戻しますと・・・

 

「線維芽細胞」の産生する「コラーゲン」や「エラスチン」は、ちょうど「格子(こうし)」状になって、「表皮層」を支える(ささえる)形となっています。。

 

 

もし、「線維芽細胞」の機能が低下すると・・・「コラーゲン」や「エラスチン」の量が減少し、「格子」状の構造が維持できなくなってしまいますよね。

 

そうなりますと・・・その上にある「表皮層」も支えがなくなり、

タルミやシワができやすくなるという現象が起こってきます。

 

医学的に言いますと・・・真皮層に存在する「線維芽細胞」がコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの細胞外マトリックスを産生し、皮膚の「構造」と「弾力性」を維持している。

 

さらに付け加えますと・・・コラーゲンは、真皮の主要な構成タンパク質であり、皮膚の強度と弾力性を担っています。エラスチンは、コラーゲン繊維間を架橋し、皮膚の伸縮性を維持する役割を担っています。

加齢や紫外線曝露などによりこれらのタンパク質の産生が減少すると、しわやたるみの形成につながる・・・ということになります。

 

 

このようなことにならないように「高濃度ビタミンC点滴」が「線維芽細胞」に働きかけを行っていく・・・ということになります。

 

では、高濃度ビタミンC点滴が、どのようなメカニズムにより、コラーゲンやエラスチンの合成を促進していくのでしょうか?

 

続きは、後日の話題にしたいと思います。

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

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<ブログ後記>8月27日

 

今回は、「高濃度ビタミンC点滴」が線維芽細胞のコラーゲン、エラスチンの産生を促進(そくしん)させるというお話をさせていただきました。

 

ところで「ビタミンC 」というと、そんなものなのか・・・と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。

今では「ビタミンC 」を含む食材にあふれ、サプリなども存在しており、とても身近(みぢか)な存在だからですね。。

 

実は、「ビタミンC」の発見と単離は、人間の栄養状態を改善する上で最も重要な進歩のひとつであったとされています。

 

 次のような話が、海外の学術誌(がくじゅつし)に書かれています。
 

「ビタミンC」の深刻な欠乏により、脱力感、無気力、あざや出血が起こりやすくなる壊血病は、新鮮な果物や野菜が限られていた16世紀の長期航海の船乗りたちにとって特に問題となっていました。


事実、壊血病は16世紀から18世紀にかけて海軍兵士の死因のトップであり、戦闘や嵐、その他の病気による死亡者数を上回るほどでした。 

 

オレンジやレモンが壊血病の治療と予防に効果があることを証明したのは、1747年になってからだったそうです。

ハンガリーの生化学者アルバート・サント・ジョルジが、ビタミンCの抗壊血病特性に言及し、それを「α-スコルビン酸」と改名しました。これが、現在の「ビタミンC」となるわけです。そして、1937年には、その発見により、アルバート・サント・ジョルジは、ノーベル生理学医学賞を受賞しました。

ビタミンCの高用量投与を癌治療に用いることは、 60年近く前、トロントの医師ウィリアム・マコーミックは、癌患者の血液中のビタミンC濃度が著しく低いこと、壊血病のような症状が見られることに注目し、ビタミンCがコラーゲンの合成を促進することで癌を予防する可能性があるという仮説を立てました。


さらに1972年、この理論を発展させたスコットランド人外科医のユアン・キャメロンは、アスコルビン酸(ビタミンC )がヒアルロニダーゼを阻害することで、細胞外マトリックスを弱体化させ癌の転移を可能にする作用を抑制し、癌の発生を抑制できるのではないかという仮説を立てた。 彼は末期癌患者の治療を開始し、高用量ビタミンCの投与で症状が改善した患者もいた50人の症例報告を発表しています。。

高用量ビタミンCの幅広い効果、特に癌治療や免疫強化に関する詳細な研究や議論については、その後、さまざまな治療の研究が行われ、高用量ビタミンCの安全性、有効性、について論じられ、証明されてきたことになります。

参考)
1.BMJ Open 2020;10:e039519. 
Intravenous high-dose vitamin C for the treatment of severe COVID-19: study protocol for a multicentre randomised controlled trial
Liu F, et al

線維芽細胞でのコラーゲン、エラスチン産生を高めるということは、
海外の論文でも多く報告されています。

参考)
2. Int J Mol Sci. 2023 May 6;24(9):8379. 
 Vitamin C Regulates the Profibrotic Activity of Fibroblasts in In Vitro Replica Settings of Myocardial Infarction 
Yichen Xuら


ところで、高濃度ビタミンC点滴以外にコラーゲン、エラスチン産生を高めるとされているものには、次のようなものがあります。

1) レチノイド(ビタミンA誘導体):
コラーゲンの生成を促進し、皮膚の再生を助ける作用があります。

2)グリコサミノグリカン(例えばヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などのムコ多糖):
適切な水分量と栄養が供給されることでその機能が最適化する。

3)成長因子(例えばTGF-β, PDGF):
線維芽細胞の成長や分化を促し、コラーゲンやエラスチンの産生を高めます。
TGF-β(Transforming Growth Factor-beta)は皮膚の繊維芽細胞を活性化し、コラーゲンとエラスチンの産生を促進します。これは、皮膚の修復プロセスや抗老化プロセスにおいて重要な役割を担います。

PDGF(Platelet Derived Growth Factor)もまた、細胞の成長と分裂を刺激し、傷の治癒のプロセス中に新しい細胞や組織の形成を促進することで、コラーゲンの生成をサポートします。


3)の成長因子は、幹細胞由来の「エクソソーム」や「幹細胞培養上清液」などになるでしょうか。

実際に研究によると、「幹細胞培養上清液」は皮膚真皮層のコラーゲンおよびエラスチンの産生を促進することが示されています。

 

特に、脂肪由来幹細胞からの培養上清液は、コラーゲンの産生を効果的に加させ、真皮の密度と弾力性を向上させることが確認されています。

また、幹細胞由来の「エクソソーム」についても同様でして、間葉系幹細胞(MSC)由来の「エクソソーム」が、真皮線維芽細胞のコラーゲンおよびエラスチンの産生を大幅に促進することが示されています。
 

例えば、ヒト臍帯血由来のMSCから抽出された「エクソソーム」には、上皮細胞成長因子(EGF)などの成長因子が高濃度で含まれており、コラーゲンの産生を増加させ、ヒト真皮線維芽細胞の機能を強化する効果があることが分かっています。これらの「エクソソーム」は、コラーゲンやエラスチンといった重要な構造タンパク質の合成を
促進することで、皮膚の弾力性と強度を維持するために不可欠な真皮層の再構築を助けると報告されています。

参考)
3.Biomedical Dermatology vol. 4,(1) ,2020
The effect of three-dimensional cultured adipose tissue-derived mesenchymal stem cell–conditioned medium and the antiaging effect of cosmetic products containing the medium
Kyung Hye Kimら

4.Biomaterials Research.2021 vol.25 : 22 
Overcome the barriers of the skin: exosome therapy
Gi Hoon Yangら

5.Biomedical Dermatology vol 4(1),2020
The effect of three-dimensional cultured adipose tissue-derived mesenchymal stem cell–conditioned medium and the antiaging effect of cosmetic products containing the medium
Kyung Hye Kimら

なかなか、興味深いものですね。


今回も最後までお付き合いいただきまして
誠にありがとうございましたお願い

 

 

         (筆者撮影)

 

 

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

お盆の期間も終わり、帰省などによりお疲れの方も多いのではないでしょうか。

 

暦(こよみ)を見ますと、すでに「立秋(りっしゅう)」の末候となっており、七十二候(しちじゅうにこう)では「蒙霧升降(ふかききりまとう)」となっています。

 

「蒙霧升降(ふかききりまとう)」の意味を調べてみますと・・・

 

「蒙霧=濃霧」「升降=昇降」を意味する言葉でありまして、高温多湿の夏の大地が冷やされ、地上や水辺から もうもうと深く濃い霧(きり)が立ち込める神秘的な様子を表しているのだそうです。

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

       <AIで作成>

 

今回は「ミトコンドリア」に関する話題にしたいと思います。

 

「ミトコンドリア」とは、どのようなものであったでしょうか?

少しだけ整理をしてみたいと思います。

 

「ミトコンドリア」は、細胞内に存在する細胞内小器官であり、1個の細胞にそれぞれ、100個から2000個程度が含まれていることが分かっています。

 

この「ミトコンドリア」は、細胞のDNAとは別に

独自の環状DNA(ミトコンドリアDNA)を持っているのですね。

 

驚くことに・・・この「ミトコンドリアDNA」は、母親からのみ遺伝されたものなのでしたよね。

 

 

 

では、「ミトコンドリア」の持つ機能とは・・・どのようなものであったでしょうか?

 

1)エネルギー産生

 

「ミトコンドリア」は、食物から得たエネルギーを細胞が利用できる形に変換します。これは主に「ATP(アデノシン三リン酸)」の生成を通じて行われます。

 

2)活性酸素の生成

 

実は・・・「ミトコンドリア」が、エネルギーを産生する過程で「活性酸素」も生成されてしまうのでしたね。

 

「ミトコンドリア」は、酸素を使って、「ATP」を産生しますが、細胞内の酸素の約90%を「ミトコンドリア」が消費します。

 

この過程で、あの「活性酸素」が副産物として生成されてしまうのですね。「ミトコンドリア」以外の場所でも生成されるのですが・・・

通常は「ミトコンドリア」ほど多くはないとされています。

 

あの「活性酸素」という言い方をしましたが・・・

 

「活性酸素」は、DNAに傷害を与える性質がありましたよね。

 

「ミトコンドリアDNA」は、比較的少ない遺伝子(人間では約37の遺伝子)を含んでおり、これらは主にエネルギー生成に関連するタンパク質のコードに関与しています。

 

そして、この「ミトコンドリアDNA」は、様々な要因によって、「遺伝子」の傷害や突然変異を受けることが多いのですね。

 

その原因は、次のようなものになります。

 

1.酸化ストレス

 

細胞の代謝過程で生成される「活性酸素」などにより、突然変異や断片化を誘発するなどの損傷を受けることがあります。

 

2.コピーエラー

 

ミトコンドリアは自主的にDNAをコピーする際、コピーエラーが発生することが起きているとされています。

 

3.環境因子

 

放射線、化学物質、重金属など、環境中の有害物質が「ミトコンドリアDNA」に直接的な損傷を与える可能性があります。

 

4.加齢

 

年齢とともに「ミトコンドリアDNA」の損傷が多くなっていくことかま、最近の研究で示されています。

 

年齢が進むにつれて、ミトコンドリアの機能が低下していくことがあるとされています。

 

これらの変化は、「ミトコンドリア」の機能に影響を与え、細胞のエネルギー産生能力の低下、細胞死、さらには加齢や疾患の進行につながる可能性があると考えられています。

 

さて、この「ミトコンドリア 」に対する悪影響を、どのようにして減らしていくか?・・・というのが、今回のテーマということになります。

 

・・・で、あなたは、どうしますか?・・・というのが本題です。

 

健康長寿を目指す・・・と張り切ってみても

細胞のエネルギー「ATP」をつくる「ミトコンドリア」のケアも併せてしなければ・・・なかなか、難しいことであるかもしれません。

 

では・・・どうするか?

 

ということになるわけですが・・・

お話の続きは、後日の話題にしたいと思います。

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

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<ブログ後記>8月20日

 

今宵(こよい)は、満月となっていますね。

 

アメリカ先住民は、チョウザメの豊漁(ほうりょう)を願って、この時期の満月を“スタージョンムーン”と呼んでいたというニュース記事を見ました。

 

諸説あるそうですがが、チョウザメがたくさんの卵をつけることから想像できるように、スタージョンムーンには「繁栄」という意味があります。そのほか、「自由」「自立」「友情」「オリジナリティ」など様々な意味があるとされ、“ビジネスや交友関係を広げ、自分らしく成長していく”といった願い事をするのによい満月なのだそうです。

 

 

今回は、細胞のエネルギーであるATPの産生を行う「ミトコンドリア」について、お話をさせていただきました。

「ミトコンドリア」は、1つの細胞の中に1つしかない場合もありますが、多い場合は数千個程度含まれており、細胞の活動エネルギーとなる「ATP」を合成します。


細胞の活動に必要なエネルギーの90%以上を産生し、細胞に供給しているわけですが、同時に「活性酸素」を産生するために、これにより、「ミトコンドリア」のDNAが損傷を受けることになります。

「ミトコンドリア」は、ヒトの通常の細胞(体細胞)ほど高度な「DNA修復システム」を持たないためにDNAの損傷、または、コピーエラーを修復する能力が低いと考えられています。


そのために「ミトコンドリア」のDNA損傷は蓄積しやすく、これが「ミトコンドリア」の機能を低下させ、このことが細胞機能全体に
機能を低下させるなどの悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

では、「活性酸素」によるミトコンドリアDNAの損傷するには、どのような方法があるのでしょうか?諸説あるのですが、代表的なものを

ご紹介したいと思います。

1.高濃度ビタミンC点滴療法(?)

高濃度ビタミンC点滴の「活性酸素」を消去する効果については、以下のような点を考慮する再検討をしていく必要があります。。

理論的な根拠としては、以下のようなものになります。

 

ビタミンCは強力な「抗酸化物質」であり、「活性酸素」を消去(しょうきょ)する能力があります。さらに ビタミンCを高濃度で投与することで、通常の経口摂取よりも高い血中濃度を達成できる可能性があります。
 

そして、いくつかの研究では「高濃度ビタミンC」の投与による酸化ストレス軽減効果が報告されています。皮膚の真皮層や各臓器の細胞

の「活性酸素」を消去する(正確には中和する)ことまでは、

ある程度の効果を示すことが多いとされます。

 

ならば、細胞内に存在する「ミトコンドリア」の「活性酸素」も消去

することができるのではないか・・・と考えがちなのですが、
現時点での科学的な論文の中では、ミトコンドリア特異的な効果を示す確固たる証拠は得られていないのが現状となります。
 

しかし、さまざまな研究結果を見ます・・・「ビタミンC」が強力な抗酸化作用を持つことが認められており、さまざまな細胞モデルにおいて「活性酸素」のレベルを減少させることが確認されています。

 

例えば、鎌状赤血球貧血症患者を対象とした研究では、ビタミンCによる事前治療により、対照群と比較して、赤血球中の「活性酸素」の形成が大幅に減少したことが示されています。。

参考)
1.Blood .(2017) 130(1) : 4778.
Effect of Vitamin C on Reactive Oxygen Species Formation in Erythrocytes of Sickle Cell Anemia Patients
Ogechukwu Egini, MD MScら



また、高濃度ビタミンCは、癌の転移などを抑制することも報告されていますし、は、特にウイルスに関連する炎症や酸化ストレスの軽減という観点から、重症のCOVID-19の治療における役割についても研究されています。重症のCOVID-19関連肺炎患者を対象に、高用量ビタミンC点滴の有効性を示す結果もあります。

これらの研究は、臨床現場におけるビタミンCの抗酸化作用を強調しており、活性酸素レベルの上昇を特徴とする疾患の管理
におけるその有用性を示唆しています。

 

しかし、その有効性と適用は、治療対象の状態、投与量、個々の患者の要因によって異なる可能性があります。ビタミンCのこうした状況における範囲とメカニズムをよりよく理解するために、さらなる研究が必要であるとされています。

 

なので、高濃度ビタミンCの投与が、ミトコンドリアに影響する「活性酸素」に影響を及ぼせる可能性は否定できないのですが、現時点では(?)という結果となります。。

 

参考)
2.J Exp Clin Cancer Res. 2021; 40: 343.
High-dose intravenous vitaminn C, a promising multi-targeteting agent inthe treatment of cancer.
Franziska Böttgerら


3.Front Pharmacol. 2022; 13: 899198
Oxidative Stress and Hyper-inflamation as Major Drivers of Severe Covid-19 and Long COVID: implication for the Benefit of High Dose intrravenous Vitamin C
Claudia Vollbrachtら

2.NMN , NAD+のミトコンドリア活性酸素への関連

ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)とニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)の補給は、ミトコンドリアの
「活性酸素」を効果的に減少させ、さまざまな細胞環境下でミトコンドリア機能を改善することが研究により示されています。

間葉系幹細胞(MSC)を用いての結果は、「NMN」の補給は、細胞内のNAD+レベルを増加させ、「サーチュイン3(Sirt3)遺伝子」の発現を強化することで、ミトコンドリア機能を改善することが分かっています。


このメカニズムは、「老化メカニズム」に抵抗していくアンチエイジング医療、抗老化医療にとって、有望な戦略と考えられているようです。

 

これには、以下のような研究結果があります。
 

ある脳虚血の研究によれば、脳虚血後に「NMN」を補給すると、ミトコンドリアタンパク質の酢酸化とミトコンドリア分裂が減少し、
その結果、脳組織内の「活性酸素」の量が減少することで、「ミトコンドリア」の健康状態が改善することが示されています。


これは、ミトコンドリア内の脱アセチル化プロセスにおいて重要な役割を果たす「サーチュイン3(Sirt3)遺伝子」の活性化により促進されると報告されています。
 

また、骨髄由来間葉系幹細胞(BMSC)を用いた実験において、NAD+の補給は、BMSCの老化を大幅に遅らせることが示されています。
これは、「サーチュイン1(Sirt1)遺伝子」を介して促進され、これらの細胞内の有害な活性酸素のレベルを減少させっることが報告されています。。


これらの研究は、NMNとNAD+の補給が、異なるモデルにおいて「ミトコンドリア」の「活性酸素」を減少させ、細胞の健康を改善するという有益な効果があることを総合的に示しており、老化や関連疾患の治療への応用の可能性を示唆していると考えられています。。

参考)
4.Int. J. Mol Sci . 2022, 23(23), 14739 
Nicotinamide Mononucleotide Supplementation Improves Mitochondrial Dysfunction and Rescues Cellular Senescence by NAD+/Sirt3 Pathway in Mesenchymal Stem Cells
Huan Wangら
 

5.Front Cell Dev Biol. 2020; 8:246.
Nicotinamide Mononucleotide: A Promising Molecule for Therapy of Diverse Diseases by Targeting NAD+ Metabolism 
Weigi Hongら

3.ミトコンドリアの活性酸素を改善するサプリメント

ミトコンドリアの活性酸素種(ROS)を減らし、ミトコンドリアの健康を改善する効果のあるサプリメントや食品が、いくつか研究で報告されています。。

1)コエンザイムQ10(CoQ10)とMitoQ

 

これらのサプリメントはミトコンドリアの活性酸素を減少させることが
知られています。CoQ10はミトコンドリアの電子伝達系の必須成分であり、エネルギー生産と酸化ストレスの低減に
重要な役割を果たしています。MitoQはCoQ10を改良したもので、ミトコンドリアを特に標的とし、酸化損傷の低減効果を高めることが報告されています。

参考)
6.Redox Biol,2022 Jul; 53:102341.
MitoQ supplementation augments acute exercise-induced increases in muscle PGC1α mRNA and improves 
training-induced increases in peak power independent of mitochondrial content and function in untrained 
middle-aged men 

S.C. Broomeら

と、このような感じになりますが、全体的な印象としては、まだまだ、研究途上である印象はありますね。

 

これからも、これらの研究分野の結果をフォローし、ご報告していきたいと思います。

 

今回も最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございましたお願い

  (レインボーブリッジと東京タワー:筆者撮影)

 

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j

こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

連休中である方も多いのかもしれませんね。

暦のうえでは、「立秋(りっしゅう)」と秋になっているわけですが

本日の午後は、全国39地点で「猛暑日」になっているのだとか。

 

引き続き、「熱中症」などに気をつけていく必要がありますよね。

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

(筆者がA Iで作成)

 

今回は「肥満」に関する話題にしたいと思います。

 

言うまでもなく、「肥満」は、現代社会における深刻な健康問題の一つと考えられています。

 

「肥満」とは、体内に過剰な脂肪が蓄積された状態を指し、その脂肪の蓄積部位によって「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」に分類されましたよね。

 

 

それぞれの「肥満」のタイプは、どのようなものであったでしょうか?

 

「内臓脂肪型肥満」は、腹部深くに位置する内臓の周りに脂肪が蓄積した状態です。お腹がぽっこりと出ている体型が特徴で、外見からは分かりにくいですが、健康へのリスクが非常に高いことが問題です。

 

 

「皮下脂肪型肥満」は、皮膚の下に脂肪が蓄積した状態です。お尻や太ももなどに脂肪がつきやすく、見た目に影響を与えるため、ダイエットの対象になりやすい傾向があります。

 

「皮下脂肪型肥満」の健康リスクがゼロということはないのですが、「内臓脂肪型肥満」に比べて、健康への悪影響が小さいとされています。

 

「内臓脂肪型肥満」は、「皮下脂肪型肥満」よりも多くの内臓に対して深刻な障害を与える重大なリスクとなるので、それと比較すれば、

「皮下脂肪型肥満」のリスクは小さい・・・と言った方が正しいかもしれませんね。

 

では、「内臓脂肪型肥満」には、どのようなリスクがあるというのでしょうか?

 

内臓脂肪型肥満が皮下脂肪型肥満よりも健康リスクが高い理由は、以下のような要因が関与していると考えられています。

 

1.代謝活性の違い

 

「内臓脂肪組織」は、「皮下脂肪組織」と比較して、代謝活性が非常に高いことが知られています。

この高い代謝活性は、以下のような影響をもたらすと考えられています。

 

1)遊離脂肪酸の過剰放出

 

「内臓脂肪細胞」は容易に分解され、大量の遊離脂肪酸を血中に放出します。これらの脂肪酸は直接肝臓に運ばれ、インスリン抵抗性や脂質代謝異常を引き起こす原因となります。

 

2)炎症性サイトカインの産生

 

「内臓脂肪組織」は、TNF-α(腫瘍壊死因子α)やIL-6(インターロイキン6)などの「炎症性サイトカイン」を多く産生します。

これらは全身の慢性炎症状態を引き起こし、さまざまな代謝異常の原因となります。

 

3)アディポネクチンの減少

 

内臓脂肪の蓄積は、抗炎症作用や抗動脈硬化作用を持つ「アディポネクチン」の産生を減少させます。これにより、インスリン感受性の低下や血管障害のリスクが高まります。

 

 

2.インスリン抵抗性の誘導

 

「内臓脂肪型肥満」は、インスリン抵抗性の発生と密接に関連しています。。

 

1)脂肪細胞の肥大化

 

内臓脂肪細胞が肥大化すると、インスリン受容体の感受性が低下し、インスリン抵抗性が生じやすくなります。

 

2)脂肪毒性

 

過剰な遊離脂肪酸は、筋肉や肝臓などの組織でインスリンシグナル伝達を阻害し、全身のインスリン感受性を低下させます。

 

3)慢性炎症

 

「内臓脂肪組織」から放出される「炎症性サイトカイン」は、インスリン抵抗性を促進する作用があります。

 

 

3.酸化ストレスの増大

 

「内臓脂肪組織」は、活性酸素種(ROS)の産生を増加させ、酸化ストレスを高めます。

 

1) ミトコンドリア機能障害

 

過剰な脂肪酸の酸化は、ミトコンドリアの機能障害を引き起こし、ROSの産生を増加させます。

 

2)抗酸化システムの低下

 

慢性的な酸化ストレスは、細胞の抗酸化システムを消耗させ、さらなる酸化ダメージを引き起こします

 

4. 血管内皮機能障害

 

「内臓脂肪型肥満」は、血管内皮機能の障害を引き起こし、「動脈硬化」のリスクを高めます。

 

1)一酸化窒素(NO)の産生低下

 

内臓脂肪由来の炎症性因子や酸化ストレスは、血管内皮細胞のNO産生を阻害します。

NOは血管拡張や抗血栓作用を持つ重要な物質です。

 

2)接着分子の発現増加

 

内臓脂肪由来の炎症性サイトカインは、血管内皮細胞での接着分子(ICAM-1、VCAM-1など)の発現を増加させ、動脈硬化の初期段階を促進します。

 

 

といった感じですね。

「肥満」・・・とくに「内臓脂肪型肥満」を抱えながら(かかえながら)「健康」や「長寿」を目指すというのが、いかに難しそうか・・・

がお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

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<ブログ後記>8月13日

 

また、「ダイエット」の話かあ〜と苦笑い(にがわらい)をされた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

世界的な医学ニュースの話題で、毎日といっていいほど見かけるのは・・・「ダイエット」や「肥満」に関する話題が、とても多いのですね。そして、ここに「健康寿命」の長さという「キーワード」がついてくるわけですから・・・なんだか、息苦しさを感じたりもします。

 

例えば・・・最近のニュースでは、次のようなものがあります。

 

1.睡眠不足で、「内臓脂肪」が増加する J Am Coll Cardiol.2022;79

 

2.肥満患者に長期減量目標5年7.5%で、リスク減  

   国立病院機構京都医療センターの欧州の国際専門誌の報告

 

3.肥満になると脂肪が燃焼されにくくなり、余計に肥満が悪化する負のサイクルに陥って(おちいって)しまう可能性がある

  Obesity causes mitochondrial fragmentation and dysfunction in   white adipocytes due to RalA activation | Nature Metabolism

 

4.若年者の肥満は、2型糖尿病へ進展する危険因子のひとつである

  Journal of the Endocrine Society

 

といった具合ですね。

 

なぜ、こんなにも「肥満」のリスクを強調する報告が増えているのかと言いますと、次のようなことが考えられています。。

 

「肥満」は多くの健康問題を引き起こす可能性があり、強調するまでのないのですが・・・糖尿病、心疾患などの慢性疾患のリスクを高めますね。

 

実は、これらの疾患は医療システムに大きな負担をかけ、経済的にも社会的にも重大な影響を与えることが分かってきています。

医療費の増大が関係しているということですね。。

 

また、世界的に見ても肥満率は増加傾向にあります。

食生活の変化、運動不足、都市化、そして経済的な要因などがこの傾向を加速しています。

 

しかしながら、「肥満」は予防可能なものであり、早期の介入によってそのリスクを減らすことができます。

そのため、肥満のリスクについての認識を高め、効果的な予防策を広めることが重要とされています。

 

こうした世界的な流れは、医学および健康研究の進展により、「肥満」が健康に及ぼす具体的な影響についての理解が深まってきたからであるとされています。

 

JTKクリニックでは、「皮下脂肪型肥満」と「内臓脂肪型肥満」と、それぞれに漢方の煎じ薬を使い、リバウンドのないダイエットを行っていますが、中止した際にも、抗糖尿病薬の場合のようにリバウンドもない場合が多いです。

 

もちろん、食事の摂取カロリーは、適量まで減量することは必要なのですが・・・ね。

 

何事も・・・粘り辛抱して、勝ちとった結果は

長く保つことができ、さらなる良い結果をもたらすのかもしれませんね。

 

今回の最後までお付き合いいただきまして

誠にありがとうございましたお願い

 

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     (JTKクリニック ダイエット漢方)

 

 

 

 

 

 (丸の内駅舎と行幸通り:筆者撮影)

 

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

8月最初の休日となっています。

言うまでもないことなのですが、暑さが身にこたえますね。

 

暦を見ますと二十四節気の「大暑」もそろそろ終わり、あと数日もしますと「立秋(りっしゅう)」となるようです。

 

暦のうえでは、いよいよ秋の季節になっていくようです。

 

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

(筆者がA Iで作成)

 

今回は再び、「NK(ナチュラルキラー)細胞」を話題にしてみたいと思います。

 

以前に「免疫力」とは何か?・・・というお話をさせていただいた時

に「NK細胞」に関連がある・・・とお伝えしたと思います。

 

では、「NK細胞」をどのような状態にすれば・・・「免疫力」を高めることができるのでしょうか?

 

まず、「NK細胞」とは、どのような免疫細胞出会ったのか?・・・を

復習しておきたいと思います。

 

「NK細胞」は、「ウイルス感染細胞」や「癌細胞」、そして、「老化細胞」などの異常細胞を認識し、直接攻撃することができる細胞でしたね。そして、「NK細胞」はヒトが生まれつき持っている「自然免疫」

を構成する細胞のひとつでしたよね。

 

さらに言えば「NK細胞」の数は少ないことが知られています。

 

しかしながら・・・近年になり、「NK細胞」の免疫力に対する理解は深まり、「細胞数」だけでなく、その「活性状態」が免疫応答を左右することが明らかになってきているのですね。

 

つまり、「NK細胞」の「活性状態」が、「細胞数」よりも重要な役割を果たすことが明らかになってきたというわけです。

 

一般に、NK細胞の「活性状態」は、その「数」よりも臨床的には重要とされることが多いです。

 

NK細胞の活性が高いと、限られた数のNK細胞でも効率的に病原体や異常細胞を排除できるため、免疫システム全体の効率が向上するというわけです。

 

では、「NK細胞」の活性を高める方法には、どのようなものがあるのでしょうか?

 

一般的には、次のように考えられています。

 

生活習慣の改善が重要と考えられています。

 

1)運動

定期的な運動は免疫系の機能を強化し、NK細胞の活性を向上させることが示されています。

 

2)栄養

バランスの取れた食事が重要で、特にビタミンC、ビタミンE、βカロテン、亜鉛、セレンなどの栄養素がNK細胞の機能をサポートすると考えられています。

 

3)十分な睡眠

質の良い睡眠は免疫系の健康を支え、NK細胞の活性を高めます。

 

4)ストレス管理

慢性的なストレスは免疫機能を低下させるため、ストレス管理がNK細胞の機能を保つのに役立ちます。

 

では、その他には方法はないのでしょうか?

 

実は、ここからが本題になるわけですが・・・「ミトコンドリア」で産生される「ATP(アデノシン三リン酸)」はNK細胞の活性を調節する因子の一つとされています。

 

「ミトコンドリア」は細胞のエネルギー工場として知られており、「ATP(エーティーピー)」の生成を通じて細胞の代謝活動を支えています。NK細胞の活性においても、ミトコンドリアの機能が重要であり、特にエネルギー代謝がNK細胞の活動に直接影響を及ぼすことが示されています

 

逆に、「ミトコンドリア」の機能障害や「ATP」産生の低下は、NK細胞の機能抑制につながることが報告されています。

 

ならば・・・次の一手は、どのようなものになるでしょうか?

「ミトコンドリア」の機能障害を防ぎ、「ATP」産生を増加させるならば・・・

 

やっぱり・・・NK細胞の「活性」をupさせるためには

◯◯◯がよいかもしれませんね。

 

続きは、後日の話題にしたいと思います。

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

------------------------------------------------------------------

<  ブログ後記   >8月6日

 

今回は、「NK細胞」の活性が重要であるというお話をさせていただきました。

 

本文内でもご紹介したように・・・「NK細胞」は、免疫システムを構成する重要な細胞であり、「癌細胞」,「ウイルス感染細胞」,「老化細胞」などの異常な細胞を破壊する重要な役割持っています。

 

そして、強調したいのは、本文内でもお話をしたように「NK細胞」は、その「数」よりも「活性」の方が重要であるということです。

 

もちろん、「N K細胞」の数が、まったく関係がないというわけではありません。

例えば、全身にそのターゲットとなるものが存在するとすれば、やはり、「N K細胞」の数が多い方が有利となります。多くのターゲットに対して、同時に攻撃を行うことが可能になるからですね。

 

では、「NK細胞」の活性化とは、どのようなことを指すのでしょうか?

 

大きくは、NK細胞が感染した細胞や癌細胞を認識し、そして、これらの細胞を破壊する能力を指し、これを「細胞傷害活性」を呼びます。

 

そのほかには、免疫応答を調節する「サイトカイン」の産生をする能力も「N K細胞」の活性の程度に左右されたりもします。

 

こうした「NK細胞」の活性の大きさは、20歳代で最も高くなり、その後は、加齢とともに徐々に低下していくことが知られています。

 

では、「NK細胞」の活性を高めるには、どうしたらよいのでしょうか?

もちろん、本文内でも触れたように・・・運動や栄養、睡眠なども重要です。それ以外には?・・・ということになります。

 

近年になり、「ミトコンドリア」が、「NK細胞」の活性化に重要な役割を果たすことが明らかになってきています。

 

「ミトコンドリア」は、ATPを産生します。「ATP」は細胞のエネルギーになるものでした。この仕組みは、「NK細胞」も同様に働きまして

「N K細胞」のさまざまなシステムに対して、「ATP」は、エネルギーを供給します。

その反対に「ミトコンドリア」の機能不全で、「ATP」の産生が低下しますと「NK細胞」の活性が低下する可能性が指摘されています。

 

では、「ミトコンドリア」のATP産生を増加させるには、どうしたらよいでしょうか?

 

ここで、「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド (NAD+)」が出てきます。

                                  (図はお借りしました)

 

「ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)」を摂取することは、体内の「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド (NAD+)」を増加させることが目的でしたね。

 

なぜなら、体内の「NAD+」は、加齢とともに減少していってしまうからです。

 

             (図はお借りしました)

 

ところが・・・「NAD+」には、重要な働きがありましたね。

 

それは、長寿遺伝子と呼ばれる「サーチュイン遺伝子」の活性化と

ミトコンドリアでの「ATP」の産生を増加させることでした。。

 

実際に最近の研究では、「NAD+」の前駆体である「NMN)」の補充が「NK細胞」の抗腫瘍反応を改善する可能性が示されています。

 

さらに・・・「サーチュイン遺伝子」(特にサーチュイン1遺伝子、および、サーチュイン2遺伝子)の活性化がNK細胞の活性に影響を与えることを示す研究結果も報告されています。

 

 

このように「NK細胞」の活性化は、「ミトコンドリアのATP生産」と「NAD+レベル」の維持に大きく依存していると考えられているわけですが・・・

 

「NK細胞」の活性を高く保つことは、癌の予防、ウイルス感染症の発症の予防、そして、「老化細胞」の増加を抑制することにもなりますので、これからも注目していけたらと思います。

 

今回も最後までお付き合いいただきまして

誠にありがとうございましたお願い

 

参考)

1..Immun Ageing.2018;1;31. 

CD56bright cells respond to stimulation until very advanced age revealing increased expression of cellular protective proteins SIRT1, HSP70 and SOD2

Lucyna Kaszubowskaら

 

2.J Leukoc Biol. 2019 Jun;105(6):1275-1283.

Senescent cells: Living or dying is a matter of NK cells

Fabrizio Antonanggeliら

 

3J Immunol .2015;194 (4): 1954–1962.

Activation-Specific Metabolic Requirements for NK Cell IFN-γ Production

Molly P Keppelら

 

4.Stem Cell Res Ther.2021;12:320.

Optimising NK cell metabolism to increase the efficacy of cancer immunotherapy

Chioe Choiら

 

 (丸の内仲通り:筆者撮影)

 

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