日独交流150周年記念の個展「プロイセン地方の歴史的文化財と伝説」 第3集 | Kunstmarkt von Heinrich Gustav  

Kunstmarkt von Heinrich Gustav  

ドイツの首都Berlin、Brandenburg州及び比叡山延暦寺、徳島県鳴門市の公認の芸術家(画家) Heinrich Gustav(奥山実秋)の書き記した論文、随筆、格言集。

 

イメージ 1

前回の徳島県鳴門市ドイツ館に於ける2009-10年の個展に引き続き、再び同館にて個展を開催する事になった。(之にて日独通算13度目の個展、1994 Angermünde, 1995 Stendal, 1996 津和野, 1997, 2001, 2002 Berlin,  1998, 2001 Brandenburg/H, 2003 Frankfurt/O, 2003, 2008, 2009, 2010 鳴門, 全て公共事業)
有り難き事に我が個展は今では徳島県、鳴門市主催の毎年恒例の公共事業になっている。
因みに古代ローマ帝国では貴族が公共事業に貢献、投資する事は大きな名誉だった。
この考え方は今も尚ヨーロッパの貴族に受け継がれている。余にとっても同様である!

詳細は以下の通りであるので、御関心のある方は是非御来館下さい。
展覧会の題名:

「プロイセン地方の歴史的文化財と伝説」 第3集
 

展覧物の種類: 絵画(油絵中心)

展覧者の氏名: Heinrich Gustav 奥山実秋

(作者の日本名で検索すると同館での展覧会歴が閲覧可能)

場所: 鳴門市ドイツ館; 

          〒779-0225 鳴門市大麻町桧字東山田55-2
      Tel:(088)689-0099  

          Fax:(088)689-0909
    
会期: 2010年12月19日(日)~2011年1月29日(土)

我が経歴、業績に関して詳しくは、当ブログの「プロフィール」参照。

                           ~*展覧会の挨拶*~

ドイツ帝国を統一したプロイセン王国(1701~1918)時代から1945年の第二次世界大戦終了までドイツ領に属していたWest-Ostpreußen地方はこの戦争で甚大な損害を被った。
この地方は戦後ポーランド及びロシア領となり、当地の住民(約130万人)は現ドイツに移住した。
これ以降West-Ostpreußen地方の多くの文化は忘れ去られ、戦争で破壊された文化財も大部分が再建される事は無かった。
ところが近年になってドイツ国内でもこの地方への興味、関心が高まり、図書、テレビ番組及びインターネット上のサイトでも数多く取り沙汰される様になっている。
今回の展覧会は我が地元ベルリンに於ける個展及び常設展(計画中)と平行して、日本ではまず紹介される事の無いWest-Ostpreußen地方の歴史的文化財を戦前の白黒写真を元に油彩(カラー)で再現した作品(現在58点完成)と当地の伝説(民話)を元に想像で描いた作品(76点全て完成)の中から合計:約47点を選んで展示する。

日本人にとって殆ど全く縁の無い昔のドイツの一地方の展覧会であったにも拘わらず、御蔭様で第1集、第2集共に作者の予想以上に好評であった。
前回の個展の成果: 御陰を以って40日間の入場者2291名が確認された。
其の上、余がドイツ館に寄付した(当館を描いた)油絵が当館にて常設展示されている。
(下記「ドイツ館ニュース」参照)誠に有難い限りである!

今回は結びの第3集であり、又、同時に来年2011年は※日独交流150周年記念の年であり、更には初代ドイツ皇帝Wilhelm祇な轍爾慮翅┛味隠毅闇記念(1861年1月2日)、ドイツ帝国成立140年(1871年1月18日)でもある事から、我が個展はドイツ連邦共和国大使館、領事館によって記念事業として認定された!
(※1860年プロイセンのFriedrich von Eulenburg伯爵が率いたアジア遠征隊が江戸沖に来航し、翌年の1月24日、江戸幕府と修好通商条約を締結した。)
同時にPotsdamの映画会社"DEFA"/Kostümstudioにて当時の衣装デザイナーで課長であったChristiane Dorstさんの好意で、作者の為に特別に仕立てられた18世紀のプロイセン軍のDragoner(竜騎兵)の将校の軍服(完全レプリカ1993年製)、そして余が1998年に首都Berlin-Wedding区から叙勲した純金製のEhrenzeichen(名誉勲功章)、並びに1999年にBrandenburg/H市の大聖堂財団から授与されたメダル、其の他、作者個人のコレクションの中から1850-60年代のプロイセン王国縁(ゆかり)の古美術品を選んで一緒に展示する。 



更に、今回は開催地の鳴門市ドイツ館のすぐ近所に「四国巡礼八十八箇所」の一番札所「霊山寺」(りょうぜんじ)と二番札所「極楽寺」がある事、其の上、展覧会期が参拝客の最も多い正月三が日を含んでいる事にも因んで、作者の初の仏画「五大明王」の「不動明王」、「降三世明王」(こうざんぜみょうおう)、「軍荼利明王」(ぐんだりみょうおう)、「大威徳明王」(だいいとくみょうおう)、「金剛夜叉明王」(こんごうやしゃみょうおう)そして「烏枢沙摩明王」(うすさまみょうおう)の画像も展示する所存である。

我が個展の案内を担当する公式サイトは以下の通りである。
徳島県、鳴門市公報、(旧)鳴門市ドイツ館HP
日独交流150周年(ドイツ連邦共和国大使館): http://dj150.jp/archiv_naruto.html
徳島県博物館協議会: http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/tokuhakukyo/pdf/knews035.pdf#search='奥山実秋';
朝日新聞、Yahoo、Biglobe、Goethe Institut 大阪、Hotpepper、JR四国ツアー、Nifty、Study in Japan(日本国外務省)、阿波ナビ、シーズンエキサイト、ゆこゆこ、徳島新聞、読売新聞、自治体.com、Livedoor、日刊ウォーカー、Gazzy、ZAQ、ほっとミュージアム、其の他
コトバンク:(https://kotobank.jp/word/%E6%97%A5%E7%8B%AC%E4%BA%A4%E6%B5%81150%E5%91%A8%E5%B9%B4-892097)  (https://kotobank.jp/word/ブランデンブルク州-126642)
 
今回の個展の成果: 
今回は20年振りの大寒波の悪影響で、日本全国どこも観光旅行ツアー(団体旅行)の組織が大変少なかった事もあって、我が個展も団体旅行者の訪問が例年の約60%程しか来なかった。
其れでも計1716人の入場者を集める事が出来た。
鳴門市に於ける個展で残念ながら初めて入場者数2000人を割った物の、我が個展への問い合わせ及び「芳名録」(ゲストブック)への記帳は昨年の49人から今回は61人とかなり増えた。
此れは所謂「固定客」が増えた事の証なのである。
そして何と言っても「日独交流150周年記念事業」としてドイツ大使館、領事館及び日本の外務省によって認定された個展を開催出来た事に大きな意味がある。(2011年1月30日)

尚、余の「プロイセン王国と日本国による友好通商条約 」(1861年1月24日)の場面を描いた絵が当ドイツ館の1階のロビーにて常設展示されている。

尚、今までドイツ及び日本で展覧された作品は作者のホームページ"Kunstmarkt von Heinrich Gustav"( http://h-gustav.com )の"KatalogⅠ.Ⅱ.Ⅲ.Ⅳ.Ⅴ."にて閲覧出来る。

以下の「ヤフー地図」のアドレスをクリックしてドイツ館の位置を確認する事が可能。
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=34.16461578089721&lon=134.49910862655727&z=16&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=on&hlat=34.157336052805&hlon=134.50718744011&layout=&ei=utf-8&p=

Kunstmarkt von Heinrich Gustav   
All rights reserved