我が格言集より「幸福」について | Kunstmarkt von Heinrich Gustav  

Kunstmarkt von Heinrich Gustav  

ドイツの首都Berlin、Brandenburg州及び比叡山延暦寺、徳島県鳴門市の公認の芸術家(画家) Heinrich Gustav(奥山実秋)の書き記した論文、随筆、格言集。

 

余は日本語とドイツ語で格言を1987年頃より書き続けている。(現在まで通算740個を超えた。
当ブログDie Diktums v,Heinrich Gustav  参照)何故なら今までの人生の中で非常に多くの諺、格言、名言を古代から近代まで、そして文学、哲学、映画から学んで来たからである。
今回は特に人気のあった「世界の幸福に関する格言、名言集」に因んで我が格言集より同じ題材の格言を選んで公開する事にした。


*幸福な絵とは見る人に美しい記憶と思い出を与える物である。

*此の世で最も幸せな人間とは、長年持ち続けてきた希望や目的を実現(完成)させた人の事である。

 

*物質のみ追い求める者は物が無ければ幸福を得られない。
精神的な文化を求める者は其の心の中に幸福を所有している。

*大きな希望を叶えようとするなら、そこには大きな課題と困難が待ち受けている。
其れ等に立ち向かう事によって人格は磨かれる。
そして此れ等を克服する事によって人間は真の幸福を得る事が出来る。

*幸福な人間とは自分の才能について熟知し、其れを大いに活用出来る者の事である。

*「幸運」とは実力を持つ人間にのみ作用する運命である。

*「美」とは人間の文化史に於いて不変の正義であり、万人が求める幸福である。

*幸福も成功も単に「運」による物ではない。正しい判断と決心と実行による賜物だ。

*悲観的な先入観が幸福と成功の可能性を潰している。可能性ある限り挑戦せよ!

*時間の損失を軽んずるな!其れは幸福と成功を逃す事につながる。

*大きな幸福、成功、勝利を得るには、次の7つの条件が絶対必要だ! 即ち「才、知、勇、志、努、人、運」である。

*裕福な家に生まれた事は貧しい家に生まれた事より有利な事だ。 だが其の裕福に甘んじていてはいつか不幸になる。
富める者が更に賢く、強く、大きくなろうと望むのならば、自ら貧困について理解しておく事である。

*「因果応報」とは良く言ったものだ。
幸福な者は過去の成功が現在の成功を生み、更に未来の成功の種を蒔いている。 不幸な者は其の正反対である。

*良い心を持つにも拘わらず不幸になっている人間は沢山いる。
だが良い心を持つだけで幸福になった人間を余は一度も見た事が無い。
人間幸福を得る為には、良心以外に何か能力か魅力か美徳を持つべきである。

*幸福の到来が遅れるのには成程苛立つ。
だが待つ事も刺激的で楽しき物だ。

*幸福な生活をする為に少なくとも絶対に守らなければならない物がある。
即ち其れは健康、財産、名誉 そして絆(人間関係)である。

*幸福な人は自分が幸福になる術を知っている。
そして其の術を実行して成功する。
不幸な人は自分が不幸になった原因について気付いていない。
そして気付いても改めようとしない。

*不幸になる人に共通している事として、「真実」が見えてない事がある。 言うなれば此れは「精神の盲目」である。
其れ故に世の中の落とし穴を発見出来ずに、そこへ落ちてしまうのだ。

*敗者は正義も権利も幸福も得られない。
勝利者、成功者が其れ等を得るのだ。

*幸福と勝利は獲得した後、失わない様に大切にする事が肝心である。

*幸福の到来は焦る者には長くかかる。
信じて落ち着いて待つ者には早く来る。

*幸福を得る為にも其れなりの覚悟が必要だ。
何故なら幸福とは粗末にすれば消えて行く。

*大きな幸福の中で生きている人は小さな幸せに鈍感である。
苦境の中で生きている人は小さな幸せにも敏感である。

*最も幸福な人間とは過去に美しき思い出を持ち、現在は良い課題に取り組み、そして未来に希望を持っている。

*計画的に成し遂げた事より、殆ど諦めていた(又は殆ど見込みの無い)事が成就する方が遥かに幸せを感じる。

*汝の目は現実と真実を見ているか? 汝の耳は他人の忠告を聞いているか? 汝の口は堅いか?(嘘、悪口を言わない) 

汝の手は世の為、人の為に働いているか? 
そして汝の足は地に付いているか? いずれにも該当しない者は必ず不幸になる。

*現実が自分の理想をも超える事。此れは最高の幸福と歓喜である!

*幸福な人は「幸せの芽」を育て、其れを大きな「幸せの木」にしてしまう。
不幸な人は「幸せの芽」を簡単に枯らせてしまう。

*小さな幸福は偶然にでも訪れる。 

だが、大きな幸福は必然でしかない。

*たとえ問題が起きても長くは続かない。其れに対して一度成功を得るとずっと長く続いて行く。
「幸福な人間」とはそう云う者だ。「不幸な人間」とは其の正反対である。

*自分の住んでいる国を愛して生きる事は、住んでいる国を嫌って生きるより千倍も幸福である。

*自分の一番好きな事をして生きて行ける事は確かに幸福である。
そして其れが多くの人達から望まれれば、更に幸福である。

*真の幸福とは自分の最も好きな事、大事な事を続けて実現する、又は手に入れる事にある。

*自分の幸福や成功を他人の御蔭だと言えるのは立派な人である。
自分の不幸や失敗を他人のせいにする奴は卑怯者である。

*幸福な生活はいつも変わらぬとは限らない。 
良く無い事が起きてもすぐ怒るな! 
其れは幸福の大事さを知り、飽きない為の出来事と思え。
そして耐え抜き、克服せよ! さすれば幸福は再び来る。

*人間いつか此の世を去る運命なら、怒りや悩みを持って生きるより、喜びや楽しみをもって生きる方が遥かに幸せである。

*人間、普段恵まれている幸せに慣れてしまうと、其の事を忘れがちである。
普段の幸せにも感謝して大事にするべきである。

*幸せになる人は、何か(出来事が)起きても、其れを良い様に採るから幸せになるのよ。(我が母上の格言)

*「強情で人の助言や忠告を聞かない人は、必ず不幸になります。 
何故なら良い事を聞き逃すだけでなく、人から愛想まで尽かされるからです。」(我が母上の格言)

*「幸運と云うのは正しい目標を持って努力している人に巡ってくる物よ。
要するに幸運とは偶然じゃなくて必然的に来る物よ。」(我が母上の格言)

*「最も不幸な人とは、良い事、正しい事を学べる所にいない人です。」(我が母上の格言)

*「人の良い処を褒められる人は、其の人にも同じ様に良い処のある人です。」(我が母上の格言)

*「人の幸せを祝える人は、其の人も同じ様に幸せな人です。」(我が母上の格言)

*「私の一番望んでいる幸せは、家族が健康で仲良く暮らす事です。」(我が母上の格言)

*「幸せは遠くにあるだけでなく、すぐ近くの日常にある事を貴方が悟ってくれて、とても嬉しい。」(我が母上の格言)

*「人間は幾つになっても幸せを求めます。其れだけは幾つになっても変わらない事よ。」(我が母上の格言)

*「自分が幸せだと、人も幸せである様に願ったり、人にも幸せを与えようと思うのです。」(我が母上の格言)
(余が此れを裏返して云えば、他人の幸せを祝えず、妬む奴は自分が不幸で貧乏だと云う事。)

*「幸せは自分で創るしかありません。幸せがある所にぽっと放り込まれるわけじゃありません。」(我が母上の格言)

*「人間が欲張って上ばかり見ていてはきりがありません。其れを悟った人が幸せよ。」(我が母上の格言)

*「幸福も不幸も人の心の中にあります。どうしたら自分や相手(身内、仲間)が幸せになるか考えて、実行するしかありません。」(我が母上の格言)

*「其の人と一緒に居ると幸せだと言ってくれる人がいるのは、其の人も幸せと云う事よ。」(我が母上の格言)

*「正しい教えを実行出来る人が幸せになれるんです。」

(我が母上の格言)

最後になったが、余が芸術家の一人としてつくづく感じるのは、人間の地上での生命に終わりはあっても、(天才)芸術家は其の名前や作品や思想を後世に残す事によって、己の此の世に於ける存在を永遠にする事が出来るのである。
此れが死んだら其れでおしまいの凡人との大きな違いなのである。

 Goethe-Institut Schwäbisch=Hall 

1989年に余は念願の初のドイツ留学(Goethe-Institut, Schwäbisch=HallとBremen)を果たし、

後の1991~95年に名門芸大Kunstakademie Dresden

にて大変有意義な学生生活を送り、既に在学中の1994年に公共事業によってプロの画家としてのデビューを飾った。

其の後一旦日本に帰国し、1997年よりドイツの首都Berlin及び此れを取り囲むBrandenburg州にて度重なる公共事業としての個展を幾度も開催し、我が作品を当地の複数の公立博物館、教会、等に寄贈し、様々な賞賛と授与、叙勲を賜り、我が作品と名前を歴史に未来永劫に残す事を決定付けたのである。

(同ブログのプロフィール参照)

其の後2003年に我が地元となったBerlin、Brandenburgを後にし、徳島県鳴門市のドイツ館にて2016年まで9度に渡る個展を開催し、其の上、天台宗総本山・比叡山延暦寺より委託を受けた作品群を2011年、12年に奉納する事によって、ドイツのみならず日本でも功績を積み重ねた。
余は既に10年間に渡って描いた約360点もの作品を我が地元Berlin/Brandenburgの以下の美術館、教会等に残して(寄贈して)来た。

✠St.Marien kirche zu Angermünde (ca,2 Stücke) 


✠Altmärkischen Museum Stendal (ca,22 Stücke),daher Dankurkunde verleiht.


✠Dommuseum zu Brandenburg/H 

(ca,36 Stücke),daher Dankurkunde und Medaille verleiht.

✠Weddinger Heimatmuseum Berlin (heute: Berlin Mitte Museum

(ca,230 Stücke), daher Dankurkunde und Ehrenzeichen verleiht.

✠Luther Stift Frankfurt/O 

(ca,31 Stücke)


✠Deutsches Hausmuseum zu Naruto  鳴門市ドイツ館 (5点)
✠Rosenweiß Verein Potsdam 

(2 Stücke)


✠天台宗総本山・比叡山延暦寺 (18点),

同、滋賀院門跡 (7点)


これ等の功績に依って以下の以下の授与を賜った。


1997年 Berlin-Wedding (ベルリン・ヴェディング区)より賞状
1998年 Berlin-Wedding (ベルリン・ヴェディング区)より名誉勲功章と感謝状
1999年 Brandenburg/H(ブランデンブルク市)大聖堂財団よりメダルと感謝状
2001年 Berliner Heimat u,Partnerschaft Verein (ベルリン郷土、交流協会)より記念プレート


2011年 天台宗総本山、比叡山延暦寺より感謝状と記念品
2016年 比叡山延暦寺・大僧正猊下より御直筆の色紙

誠に有り難き事にこれ等の我が作品の一部は既に常設展示されている。
自分の名前や作品や思想が永遠に我が地元に残って行く事を確認出来たのが、我が人生に於ける最高の幸福なのである!
(此れは価値観の異なる一般の凡庸な人々には大変難解な話である。)

因みに我がホームページ“Kunstmarkt von Heinrich Gustav“ http://www.h-gustav.com は現段階で余が確認した限りでは、世界20カ国の人々に閲覧されている。
当然の事ながら圧倒的にドイツが多く、続いてアメリカ、日本、ポーランド、その他の国々はゲルマン系の比較的ドイツ語又は英語の通じ易い国が多い。
実例:オーストリア、スイス、オランダ、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、イギリス、その他、フランス、イタリア、ベルギー、チェコ、スロベニア、エストニア、ロシア、中国、ブラジル等の国の者がアクセスしている。

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