『グルジアの歌』を知ったのは渡辺歌子さんの歌がきっかけでした。
Youtubeで歌子さんの歌を聴いてすっかり魅了され、アルバム『グルジアの歌』を買いました。
CDの解説書で、この歌がロシアのブラート・オクジャワのカバーであることを知りました。
オクジャワは、グルジア(ジョージア)人の父とアルメニア人の母をもつ、モスクワ生まれのシンガー・ソングライターです。
オクジャワの『グルジアの歌』が欲しくて、収録されているCDを突き止めましたが、amazonで見つからず、今のところ買えていません。
そんなことをしていたのが7、8年前でした。
今日、音楽ソフトのメンテナンスをしていたところ、Jeanne Bichevskaya(ジャンヌ・ビチェフスカヤと読むのでしょうか)という女性歌手のLPレコードのタイトルが、【Jeanne Bichevskaya Sings Bulat Okujava's Songs】であることに気付きました。
ユトリロさんとヨーロッパへ行った36年前に、モスクワ空港での乗り換え時に記念に買ったものです。
彼女がどんな歌手で何を歌っているかも知らず、完全にジャケ買いでした。もちろんブラート・オクジャワのことも全く知りませんでした。
もしや、と思って曲目を見たところ、"Georgian Song"を発見。早速聴いてみたところ、間違いなく、あの『グルジアの歌』でした。
オクジャワ版と同様、伴奏はギターだけで、素朴に仕上がっています。
歌子さんの歌詞が概ね原詞の通りのようなので、参考になると思います。
思いがけず『グルジアの歌』が自分の中で復活したので、またオクジャワのCDを探してみようと思います。