ホブのブログ

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ノンジャンルで、好きな音楽のことを気ままに書き綴ります。
インストゥルメンタルやヨーロッパのポピュラー音楽が中心になりそう。

ダミアン・サエズのことを、4年半前に書きました。

 

その後二組のCDを買いましたが、何しろ曲調が重いので、いつも心の準備をして集中して聴きます。

その分聴き終わったあとには大きな満足感が得られます。

 

4年半前には、Saezの詳細情報をよく分かっていなかったので、調べてみました。

曲調から想像できるように、やはり強いメッセージ性をもった歌手です。

西洋的な政治や資本主義に対して強い拒絶感をもっており、社会問題にも強い関心を示しています。

(かといって共産主義者やイスラム原理者かどうかは分かりません)

 

ChatGPTで2、3曲訳してみたところ、バラクラン劇場での悲劇を題材にSNS企業を批判する、経済最優先の社会こそがテロリズムだと訴える、といった具合です。

 

 

(Mon Terroriste"は、1'40"頃から歌が始まります)

 

 

代表曲"Les Enfants Paradis"は、あからさまに誰かを責めているわけでありませんが、やはりバタクラン劇場での犠牲者を歌っています。

 

自己の利益の追求よりも、世の中の不条理を訴えたり自分の心の表現したりすることを優先するところは、ルノーと共通しているかもしれません。

物議を醸す行動で世の中を騒がせたり、攻撃的な歌を歌ったりしてはいても、実はとてもデリケートな心の持ち主で、酒や煙草に逃げて体を壊す、といったところも二人は共通しています。

 

Saezの他のアルバムも欲しいのですが、人気がすごいためなのか流通数が少ないためなのか、中古でも高額なものが多いです。

気長に探すしかないようです。