アレのアレ | ホブのブログ

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ノンジャンルで、好きな音楽のことを気ままに書き綴ります。
インストゥルメンタルやヨーロッパのポピュラー音楽が中心になりそう。

阪神タイガースが38年振りに日本一になりました。

今朝、夢でないことをネットやテレビで確認して、改めて喜んでいます。

とくに、日本球界最高といわれる山本投手がいるオリックスに勝てたことが嬉しいです。

昔はよくハレー彗星と比較されましたが、その半分くらいのスパンで日本一になれて、ホッとしています。

 

見ていて気持ちのいい日本シリーズでした。

選手同士は互いに敬意をもって正々堂々と戦い、ファンもマナーを守って応援していたと思います。

例えば、デッドボールの後の宮城投手の帽子を脱いでの丁寧な謝罪、森選手のファインプレーの後の阪神ファンからの大きな拍手 等々。

スポーツマンシップにあふれた、とても清々しい7試合でした。

 

実力が伯仲しており、4試合目終了時点では、得点、ヒット数、打率がいずれも同数(同率)で、6試合目終了時点でも得点は同数でした。

似たタイプのチームによる、正にがっぷり四つの戦いだったわけで、連日ハラハラ、ワクワク、ドキドキの連続でした。

 

 

そんな中で、監督の采配の重要さとミスやエラーの怖さに、野球の面白さと奥深さを改めて感じました。

采配でいえば、投手交代。「前の投手よりも良い投手に代える」という原則から考えると、岡田監督の方が的確に投手交代していたように思います。

また全体を通じてエラーが多いシリーズでしたが、最終戦でのデッドボールはとくに大きかったですね。

直後に3ランを打たれたわけですが、デッドボールがなければ2ラン。互いに総力戦であることを考えると、そう簡単に得点を挙げることはできません。2点と3点では反撃の機運が全然違ったのではないでしょうか。もちろんオリックスの選手たちが諦めたとは思いませんが、重くのしかかったと思います。

 

一方で両チームともに、ファインプレーも多かったと思います。とくに(オ)宗、(オ)紅林、(神)中野、(神)木浪の各内野手の美技の数々には、「さすがトッププロ」と感心させられました。

 

(オ)山本、(オ)宮城、(神)村上、(神)伊藤の各投手は2試合ずつ投げましたが、4人とも1試合は抑え、もう1試合は打たれました。

当日の調子もあるとは思いますが、お互いの研究と対策が徹底していたことが窺えます。

 

 

セは阪神黄金時代の到来で、数年は安泰という評論家もいるようです。

期待通りに勝ってくれないところが阪神の魅力(?)でもあるのですが、今年の戦い方をみると、まんざらでもないような気がします。

実は阪神はまだ、リーグ2連覇したことがありません。

まずは来年。セの5球団は「打倒阪神」を掲げてきますが、それを跳ね返すだけの力を蓄えて、リーグ2連覇を実現して欲しいと思います。