テテテテーパースッス  -26ページ目

電車の中から

今日は電車に乗って地元に帰ります
電車が北に行くにつれて雲が少しづつ少なくなりそれはもう青い空が見えてきました
おとといと昨日の雨でびしょびしょに濡れたフトンが乾くと良いです
晴れたときに広い所を走る電車に乗るのはなかなかよいものです
黄色ともオレンジともつかない明かりが畑や田んぼ、道端はおろか電車にまで差し込んで乗客達の顔をみな同じに染めています
友達から借りた麦ふみクゥーツェという本に少しの間目を向けて少しの間目を閉じる
それを繰り返していけば数時間はあっという間に過ぎていく気がします
って知るかーうんこー
おやすみなさい

しがない歩兵

今日クラブのイベントに行った
ドアーを開けてみるとそこにはどこもかしこもかわいい女の子がたくさんでなんてこったーと思った
ひゃっほいとなったのもつかの間
ああいう場所でいったいぜんたいどう振る舞えば良いのかさっぱら分からず
気分は低くなる一方ですぐに自分の場所がこれっぽっちもないのが分かった

楽しそうにしてるなんというかイケていてる人達が羨ましくもあり疎ましくもあった

ぶつかったり足をふんでもイケている人たちは知らんぷり
それは彼らが上や外や明るい場所しか見ていないからだ
数回足を踏まれてあんまりに頭に来て唾をペッとしたら自分にかかった
そんなもんかと思った
ずっとかかっていたテクノロジーの音がほんとに嫌いで吐き気がした
人臭さがまったくなくてなんであれで気持ちが高揚するのかさっぱり分からなかった

でも一つ良いことがあった
日景と真剣に話したこと
正直なところあいつの話は難しくて言っていることの3分の1も分からなかったけどただちゃんと話してくれたことがうれしかった
自分の感受性はもちろん大事であるしそれは自分で守らなくてはいけないものだけど友達の感受性もきちんと大事にしたいと思った

1人わびしく帰路につき家の近くのコンビニに寄るとまっちゃんがバイトしていた
少しだけ話したらとてもほっとした
あまりよそを見せずしっかりと自分の時間を過ごしているまっちゃんの横顔がとても良かった

ベックを立ち読みしたら泣きそうになった
つくづく大事な漫画だと思った
その中に
「私が聴きたいのは底の方からつきあげてくるような、聴く人の人生と共に歩むことのできる音楽よ」
という言葉がありそれを見たとき自分が大好きないくつかの曲がふっと浮かんでたはーとなった
音楽は人の人生に寄り添うことができるのである
それは忘れてはいけないことだと思った

生活の柄 続き

陽昏まえに目的地に着く
自分の家からなかなか離れたところにあるその公園はどことなく不思議で雰囲気がゆっくりとしてる
そこにはたくさんの人がいて思い思いに時間を過ごしている
犬と散歩したりジョギングしたりデートしたり
ある老夫婦はただただぼーっとしてた
銅像はとても寂しげに一点を見つめていた
そしてみんながみんな日が暮れるのを待っているみたいだった

空に向かって手をのばしている銅像が夕日をナイスキャッチしている写真
銅像の股間から輝く夕日が顔をのぞかせる写真を撮った

やがてほんとに日暮れがきて空の向こうが真っ赤になると
夕闇に紛れて少しづつみんな消えていった
普段毎日迎えているはずのこの時間がここではひどく寂しく思えた

ベンチに腰掛けてのノクターンを聴いてみる
ノクターンって日本語では夜想曲と書くみたい
夜を想う曲たちかーはふっ
夜の曲ではなく夜を思う曲ということはこれから夜が来るであろう夕暮れの時の曲なのかもしれない
あまりに立体的で聴いていたらまったくもっていたたまれない気持ちになってしまった
サイケデリックと呼ばれた音楽が目指していた世界感ってこんな感じだったのかもしれないなーと勝手に思う

持ってきた吉野弘という人の詩集を読んでいたらこれまたいたたまれなくて少し考え込んでしまった
いやはや知らないことが多い
自分や自分の友達が生まれたころはもうすっかり日本の仕組みは出来上がっていて今までに大きな変化は経験していない
過去に起こった出来事は平面的に理解するだけである
でも今日会ったあの白髪のおばあちゃんたちの世代は戦前から戦後にかけてそれから目まぐるしく変わる価値観や生活様式の中を生きてきた
それはいったいどんな気持ちだったのだろう
そして今はどんな気持ちでいるのだろう
吉野弘さんの詩集はそれを少しだけ教えてくれる気がした
って知るかーうんこーおやすみなさい

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