なんなんでしょうねぇ・・・手放しては、また買ってしまう・・・
そもそも、また買うなら、処分しなけりゃいいじゃん!
至極当然のことではありますが、毎度手放しては
買うを繰り返してしまうアホな「ほびでご」で
ございます(汗)
そんなアホなことを繰り返すトイガンの一つに
「デリンジャー」があります。
なんなんでしょうねぇ??
小さくてかわいい銃だからでしょうか?
ふと見かけて、やっぱいいなぁ~なんて思っちゃうん
ですよねぇ・・・
いや、そもそも「デリンジャー」は自分史の中で
原点のトイガンなんですね!
2018年4月30日のブログにも書いていますが、
幼稚園の頃、初めて買ってもらったモデルガンが
マルシン工業の金属製「レミントンダブル
デリンジャー」でした・・・
この体験から、今に続く鉄砲好きが始まった
といっても過言ではありません(笑)
そんな「デリンジャー」ですが、過去にはハドソン
産業のモデルガンやマルシンの8mmデリンジャー
、はたまた同じくマルシンのBB弾発射と発火音が
楽しめる「ハイパーデリンジャー」なんてものも
2丁ほど持っていた時期があります。
・・・1丁は「ロストステンレス」という表面仕上げで、
凄くリアルな金属質感が再現された処理で、
個人的には一番好きな表面処理でしたが、
ごく短期間でなくなってしまいましたね。
処理にコストがかかったのかなぁ?残念です。
マルシンさんにはまた是非とも「ロストステンレス」
を復活させてほしいものです!
そんな「デリンジャー」ですが、すべて昨今すべて
処分し手元にはなかったのですが、先般クラウン製の
エアコキデリンジャーをなんとなく、ふらっと
買ってしまいました。
・・・いい歳した大人が今更10禁のエアガンを・・・
んで、それを皮切りにまたまたマルシン8mm版、
そして最新のXカートリッジ版も入手してしまった
次第です。
・・・いずれも中古ですが、アホですねぇ~
とそんなわけで、今回上記3丁の「デリンジャー」に
ついて、比較を含めたレビューを書いてみたいと思います。
まず、最初の1丁。
マルシン工業製の8mmBB弾仕様「デリンジャー」です。
写真にカートがありますが、それは雰囲気ということで・・・
シルバーメッキ版で「ぴかぴか」です。
シルバーメッキにも「曇った」ものと「鏡面」のものが
ありますが、このデリンジャーは「鏡面」で本当に美しい
外観になります。
・・・8mm版にカートは入りません・・・あしあらず・・・
現行のXカート版と全く一緒ですが、8mmBB弾はバレルに
直接装填します。
マニュアルに「2006.10」と記載されていますので
おおよそ20年くらい前の商品なんですね。
・・・というか、もうそんなに経つの?・・・
時間の流れとはなんとも無常に早いことなのか?
8mmBB弾仕様なので、6mm版と比較してガスの放
出量は多いようです。
6mm版と比べると明らかに「カラ撃ち」時の音が違います。
あと、固定HOPですが4m程度でもかなり浮き上がります
ので鬼HOP仕様のようです(汗)
カート版ではないので、リアルさは劣りますが、
沢山撃つ方にとっては、バレル開放すればすぐに
装填できますので、いちいちカートに装填する手間が
省けて非常に楽です。
そういえば、この8mm版の後?にマルシンでは
「バリュースペック」なるものも発売されていたと
記憶しています。
基本的にこの8mm版と同等でしたが、生産が確か
「台湾製」で、左側に大きく「メイドイン台湾」のモールド
が入っていたかと・・・
ただその分、お値段は相当安くて3800円くらい
だったと記憶しています。
今でこそ買っとけばよかったと思いますが、
特にブラック版はABS地肌そのままなので削って
しまえばいいですが、シルバーメッキ版は削るわけも
いかず・・・この部分が唯一興冷めでした・・・
グリップは金属製で、とくに左側グリップはガスタンクと
一体型になりますので取り外しには注意が必要です。
とはいえ、8mm版左側グリップのネジ頭はネジになって
いないので回しようがないですが、6mm版はマイナスネジ
のモールドになっていますので、知らない方は
「全然回らん!!!」といって無理に回そうとしてモールド
壊してしまうので注意してください。
必ず右側のネジで外すように・・・
続いて、現行版(・・・と言っても1回前のロットか?)の
デリンジャーです。
写真の通り、右側グリップにマイナスネジ頭が見えますが
こちら側はモールドです。
絶対に回ることはありません(笑)
現行のXカートリッジ版も何度か再生産が繰り替えされて
いますが、確か一番最初の製品は、カートリッジ弾頭が
銅色(カッパー色)だったと記憶しています。
このデリンジャーはマニュアルに(2019.6)と記載されて
おり、現行版(鉛色の弾頭)ですが、確か2022年にも
再生産されていたかと思いますので、1回前のロットかも
しれませんね。
ちなみに本年、再生産されるとの情報がありますが・・・
価格がどんどん上昇していますね。
Xカート式なので、カートリッジにBB弾を装填(弾頭部に)
しなければ撃てません。
BB弾をカートのお尻に装填できれば、8mm版と変わらず
楽ですが、まあリアルさ求めれば弾頭部にBB弾装填した
ほうがカッコいいですよね(笑)
でも、いちいちメンドクサイのも事実です・・・
Wディープブラック版ですが・・・
う~ん・・・どうでしょう?
確かにキレイなメッキで美しいですが、タナカのスチール
フィニッシュには負けるような・・・
あと8mm版との相違で、エジェクターがライブに可動します。
・・・というわけで、8mm版との外観上の違いは「エジェクター」
と右側グリップの「ネジ」のみですね。
・・・あっ!前から見るとインナーバレルが丸見えなので
こちらは8mm版のほうがリアルかもしれません。
↑ 比較写真。
さてさて、最後はクラウン製の「デリンジャー」です。
ただし、既に表面仕上げを変えて、遊んでいます!!
「デリンジャー」という名称の銃は数多くありますが、この
上下二連の「デリンジャー」は、おもに1866年にレミントンが
製造した「モデル95」といわれるモデルになります。
1866年って!
西部開拓時代の古式銃じゃないですか!
なら登録証付きの実銃も「古式銃」として所持できるのか?
・・・いえ、できません。
なぜならば、現代式のカートリッジを使用する銃だからです。
・・・ですが、実銃はおおよそ160年経過しているので、
きっとサビサビだろう?ということで、最近ハマっている
アイアンペイントで塗装してみました。
ちなみにクラウンのデリンジャーはバレル開放できません。
写真にある黒い筒がマガジンフォロアーです。
BB弾を6発!!上の銃身から流しこんで・・・
黒い筒を差し込んでフタをします。
というわけで、デリンジャーでありながら装弾数は6発!!
(なんとなく8発くらい装填できますが・・・)
なんとも高火力なデリンジャーですが、10禁なので
0.12g弾でも20~30m/sくらいしか出ない、超ローパワー
安全安心なトイガンです(笑)
さらに、ハンマーコック不能(ハンマーをコックしてピストン
圧縮しても、ハンマー戻ってしまう仕様)な銃のため、
照準は不能な、漢らしいエアガンです。
いや!デリンジャーに照準器なんて不要なんです!
あんなものは飾りです。エライ人にはそれが分からん
のです!!
そもそも狙ってあたるような鉄砲ではないし・・・(大笑)
本体は左右張り合わせのモナカ構造です。
なので、バレル先端のネジが目立ちますね!
実は分解して、壊れたら廃棄覚悟で左右モナカを接着
してしまいました。
それに合わせてパーティング(張り合わせライン)を研磨。
バレル先端のネジも埋めてしまおうかと思ったのですが、
またいつもの「メンドクサイ病」が発動してやりませんでした。
あっ!でもバレル中央に大きく「メイドインコリア」のモールド
がありましたが、それは削り落としました(笑)
そんなわけで、どうでしょうか?
グリップのチェッカリングも削って、古式銃っぽく
してみましたが・・・
さて最後に3丁の比較です。
マルシンは当然同じとして、クラウンも低価格モナカながら
良くできた造形です。
バレル開放こそできませんが、全体的な大きさも
マルシンとほぼ一緒。
これでもう少しパワーがあればいうことなしなんですがねぇ~
あっ!重量はとても軽いです。
確か50~60gくらいだったような・・・
でも遠目に見れば、マルシン製と大差ないし、何よりも
超安価なのがいいですねぇ~
いろいろと表面仕上げ変えて楽しんでみるのもいいかも
しれませんね!
そんなわけで、今回は3丁のデリンジャーを紹介しました。
どれもお気に入りなトイガンですが、う~ん・・・
また処分しちゃうんだろうなぁ~
そして買い直す・・・
そんなことの繰り返しのような気がします(汗)