懐かしいモデルガン | さいたまベースのHobbyでGo!

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無駄なものほど面白い。四方八方、趣味にかける散財の記録です。

真夏のように暑かったり長袖でも寒いような、変な

気候の毎日ですが、昨日今年初の百穴射撃場

「易しいトラップ」大会に参加してきました。

 

・・・いや、実は2月後半にも同じ「易トラ」にエントリー

していて、楽しみにしていたのですが前日夜から

腰痛が始まり、当日早朝になんとか頑張って射場には

行ったのですが、もはや歩行も困難なくらい症状が悪化

したため、急遽現場で申し込みをキャンセルして

自宅に帰ったことがありました。

 

そんなわけで、本年初の10mトラップでしたが・・・

・・・やはりまだまだ修行が足りないようで・・・

結果は23枚、23枚、22枚、23枚の91枚でした。

まあ、安定していると言えば安定していますが、

・・・あともうちょいで「満射」に手が届きそうで、非常に

悔しいのです。

やっぱりメンタルの弱さか?どうしても抜いて

しまうんですね・・・

・・・う~ん・・・悔しいです!

ガラス細工の腰を労りつつも精進せねば!と思う

今日この頃です(笑)

 

・・・とそんな中、先日某所にて非常に懐かしい

モデルガンを入手しました。

 

それがコレ ↓

 

 

この箱見て分かる人はかなりの通?です。

(↑って通なのか?(笑))

 

 

ただの紙箱にスタンプの押印が懐かしい・・・

 

 

じゃーん!!

ウェスタンアームズ(WA)の「コルトコンバットコマンダー

カスタム」です。

 

 

ひょぇー!!取扱説明書まで付いていた!!

 

えっと・・・この銃は自分の記憶が間違っていなければ

1984年~1985年頃にWAから発売されたGM5カスタムガバ

系列のモデルです。

 

当時エアガンはまだ全然台頭しておらず、モデルガン

全盛期!

とくに1984年頃創刊の「モデルガンチャレンジャー誌」に

本場のカスタムガバメントが紹介されて、MGCからは

「ビアンキカップスペシャル(当時確か58000円)」や

「ピンガンスペシャル」「ホーグロングスライドカスタム」

など、GM5系列カスタムとして発売され大人気となりました。

 

まあ、もちろんそれ以前にもGM2のカスタムガバは

いくつも存在しましたが(WAでも立派な化粧箱に入った

非常に高価なGM2ハンドメイドカスタム)

本格的なショートリコイルが再現されて、グリップの

長さもフルサイズになり

(GM2は若干短い)さらには往年のモデルガン

ファンの方はご存じの通り、MGCのシューターワンを

使った初の本格的なシューティングマッチ

(ジャパンビアンキカップ)が開催されたり・・・

と大いに盛り上がったのもGM5が発売されたこの

時代からになります。

(「ほびでご」も第1回ジャパンビアンキカップは参加

しました。

当時ビアンキ社長にサインしてもらったホルスターは

今でも宝物です(笑))

 

 

MGCと協力関係にあったWAからは、GM5系列のカスタム

としてコマンダーサイズが販売されましたが、今回の

コマンダー標準サイズのモデルから

アルミ製の「カッツコンペンセイター」が付いたモデル、

さらにはグリップ前面にステッピング加工(ボブチャウ

カスタムのような手彫り?のもの)が施されたもの

まで何種類かカスタムバージョンが出ていました。

 

実はぼびでごも当時高校生でしたが、無理して「カッツ

コンペンセイターモデル」を購入していましたが

(ずいぶん前に処分済)、先日某所でこのモデルガンを

発見して、懐かしさのあまりつい衝動買い(汗)

してしまいました・・・

ちなみに、おおよそ40年くらい前の製品ですが状態は

非常に良く「未発火品」です!

 

 

ただし、仔細に見てみるとCP発火スモールカート版では

ありながら、サイド発火方式でなくセンターファイアー方式

(GM5はサイドからセンターに改修、カートも後期には

フルサイズカート仕様に改修されます。

初期版はサイド発火方式の若干小さいスモールカート

仕様です)

ということで、センターファイヤー方式なので、最初期の

モデルでなく、センター方式に改修されてからの製品なの

かもしれません。

・・・ってあれ?WAのカスタムコマンダーって初めから

センター発火方式だったかな?

最初期版はサイド発火だったような気もしますが・・・

う~ん、もう忘れちゃいましたね(汗)

・・・どなたか教えてください(笑)

 

 

懐かしいCP方式のスモールカートリッジ。

シューティングマッチに出るために当時何箱も買いました。

ちなみに自分が使っていたガバは、当時ピンガン

(完成品版)が買えなかったので、シルバー塗装された

GM5(サイド発火式)にロングスライドストップとロングホーン

Wセフティ(当時のお約束)

さらに渋谷のJAC店舗で販売していたピンガンタイプの

バレルを装着していました。

サイド発火だからジャムも多かったように記憶していますが、

上記のビアンキカップ当日には、競技中バレルウェイト

部分が発火の衝撃で折れてぶっ飛んでいってしまったため、

途中棄権か?と思ったところ、当時ゲストで参加されて

いた「イチローナガタ氏」が銃を貸してくれてなんとか

競技を終えた記憶があります!

・・・子供ながら当時ナガタ氏の銃のなめらかな作動と

発火性能に驚いたことが記憶に残っています(笑)

 

・・・と、話がずれちゃいましたが、WAのカスタム

コマンダーはMGCにはないいくつかの特徴があります。

それは・・・

 

 

ロングスライドストップがステンレス製。

MGC製の亜鉛合金ではなくステンレス製なので強度と質感が

良いです。

ですが、鋳型で作っているのでしょうか?

写真のように先端に気泡痕によるカケ?があります・・・残念!

 

 

ロングタイプのアンビセフティもステンレス製。

実はこちらのほうがメリットありました。

というのも、MGC製の亜鉛合金Wセフティは素材の強度が

弱く、左右を繋ぐ軸がすぐにガタガタになってしまうのです。

ところがステンレス製になり、この部分の強度がかなり改善

されガタつきの不安が軽減されました。

(なくなったとは言いません(笑))

 

 

リングハンマーもステンレス製。

このハンマーは削り出し品でしょうか?

やはり仕上げと耐久性は亜鉛合金に比べて大幅に増します。

 

あとオプションでシアーとか内部パーツにもステンレス製の

ものがあったと記憶しています。

(この銃に入っているかは不明ですが)

 

 

マガジンバンパーにも真鍮のウェイトが装着されています。

でもマガジンについては、MGC別売のステンレス製のほうが

サビなくて良かったですね(笑)

 

 

ボマーサイト、懐かしいですね!

WAのカスタムコマンダーのスライドは金型成形品なので

GM2時代のノーマルスライドを機械加工などでカスタム

仕上げにしたものと違い、些か貧相です(表面のヒケとか・・・)

 

 

刻印もこんな感じでやはりヒケなどが少々目立ちます。

・・・が、MGCの高価なカスタムガバなどと比べると値段は

半額くらいでしたので、まあ仕方はないかと・・・

このモデルは確か当時18000だったのかな?

記憶が曖昧ですが、カッツコンペンセイターモデル(フレーム

シルバー、ステッピング加工なし)で確か2万7~8千円

くらいだったように覚えています。

 

それ考えると、今のモデルガンは高くなりましたよね!

ハンドガンでも平気に5万近くしちゃいますもんね!

まあ、モデルガンなんて今更若い方にはそんなに売れない

でしょうし、買うのも自分のような「おっさん」だけかも

しれませんので、仕方ないかとは思いますけど(笑)

 

・・・当時の「ビアンキカップスペシャル」に憧れましたねぇ!

今、BWCさんが30丁限定くらいで「ビアンキカップスペシャル」

製作して販売されていますが、お値段脅威の40万弱くらい

します!!

当時のビアンキカップスペシャルの6~7倍くらいなのかな?

絶対に買えない価格だけど、ビアンキカップスペシャルは

今でも自分の憧れのガバメントです・・・

 

 

そんなわけで、なんとも懐かしくて衝動買いしちゃいましたが、

やっぱり当時のモデルガンはいいですねぇ~

なんか味があるというか・・・って変態か!

 

・・・というわけで、久々のモデルガンネタでした(笑)