明けましておめでとうございます。
気づけば2025年ももう6日も過ぎてしまいました(汗)
本年も拙いブログではございますが、気の向くまま
テキトーなネタを書いていきますので、お時間の
ある方はお立ち寄りいただけましたら幸いです。
さてさて新年の1発目。
「ほびでご」今年の関心事は昨年秋に発表
された東京マルイのエアリボルバープロ
「M1851ネービー」が発売されるだろう・・・という
事です。
お蔵入りにならないか些か心配なところはあります
が、発売まで待ち切れない(笑)ので、その代替として
結構前に購入してそのままずっと眠っていた
ハートフォードの「テキサスパターソン」の組み立て
キットを作ってみることにしました♪
↑こんな感じのキット版です。
う~ん・・・何年前に買ったのだろう・・・思い出せない。
まあ、欲しくて入手するんですが手元にあるだけで
なぜか満足しちゃうんですよねぇ~
未組み立てのプラモが山になっている方と同じ心境か(笑)
中身はこんな感じ。
テキサスパターソンって普通7.5インチ?の長いバレルが
デフォルトですが、こちらはショートバレル版になります。
具体的に何インチと記載されていませんが、多分4インチ
くらいかと思います。
実銃のテキサスパターソンは米国のコルト社が
1836年から製造が始まった、マズルローダー
(前装銃)です。
銃器史上最初の量産リボルバーとのこと。
パターソンの名称は、コルト社の最初の工場が
ニュージャージー州パターソン市にあったことから
その名称になったようです。
ちなみに、この後「ウォーカー」や「ドラグーン」
そしてマルイがモデルアップする予定の「1851」
「1860」などと続いて、最も有名な「コルトシングル
アクションアーミー」とつながっていくわけですね。
まあ、そんな話はどうでもいいので早速組み立て
開始です(笑)
組立説明書に従って作っていきます。
・・・が、何度も作っているSAAとは異なりどんな構造
なのかいまいち理解できておりません(汗)
パーツのパッケージは「ネジ類」とか大まかに分類されて
います。
使うネジはこれだけですが、よく分からないので分類
してみました。
「組立①」を作ってみました。
マルシン工業のキットのようにネジの寸法は書いて
ありませんが、実寸図はありましたので、だいたいこの
ネジだろうという感覚(過去の経験則)で作っていきます。
部品点数も少ないので、サクサク組みあがりますが・・・
↑のハンマーに・・・
↑のハンドの軸穴が合いません。
ハンドの軸が3.0mmに対して、ハンマーの穴が2.8mm
よって3.0mmのドリルでハンマーの穴を広げました。
ほぼフレーム側が完成しました。
この後、グリップを付けてシリンダーを装着。
バレルを取り付けて作動させたところ・・・全く動かん!
原因究明のため、再度組立①まで全バラシ・・・(汗)
組立説明書をよく読んでも今一つ原因が分かりません。
・・・がどうやら「シア&ボルトSP」のかけ方が
間違っている予感。
ただ組立説明書によく書いてないんですねぇ~
結構悩みましたが、テンションのかかる位置を変更
して取り付け(この取り付けはかなりムズイ)た
ところ、正常に機能しました!
この部分はこの銃のキモになる箇所だから、
もうちょっと詳しい説明が欲しかったところです。
シリンダーにニップルを装着します。
テキサスパターソンって5連発なんですね!
ずっと6発だと思ってました・・・
真鍮製のニップルキャップ(雷管)が付属しますが、
発火させるには真鍮製ニップルキャップの中に
5mmのキャップ火薬を入れ込みます。
キャップ火薬を入れないと真鍮製ニップルキャップは
スカスカで装着できないので、撃ちガラキャップを詰めて
おきます。
・・・写真は間違って7mmキャップ火薬の撃ちガラ用意
しちゃいました・・・
最後に真鍮製のフロントサイトを接着して完成ですが、
今後暇なときにでもケースハードゥン処理やブルーイング
をやりたいので、仮止めとして粘度の低いボンドで取り付け
ました。
・・・以上で完成です!
ヘビーウェイト樹脂製のため、ほとんど目立たなかった
ので、パーティングラインの処理など全くやらず、正に
「素組」でおおよそ2時間くらいで組み上がりました。
せっかく組み立てたので、とりあえず記念撮影です(笑)
実物のフラスコとニップル缶(缶だけ)、弾を押し込む
棒を小物として用意しました。
こうして見ると非常にコンパクトな銃です。
あれっ?トリガー無いやん!と思われた方。
そうなんです。
この銃はトリガーが収納されます。
ハンマーを動かせば、ピコっとトリガーが出てくる仕組み
になっています。
なので、究極の安全対策なのか?トリガーガードも
ありませんね(笑)
バレルにある突起(バレルウェッジ)を引き抜けば、
写真のように分解できます。
実銃の場合発、射するには、まず黒色火薬を
シリンダー前から流し込みます。
う~ん・・・そうですねぇ。この辺の銃だと2gくらいでしょうか
ね?(グレイン/ポンドだと分からん(笑))
そしたら、鉛弾(丸弾?)をシリンダー前から棒で
押し込みます。
ん?ライフリングあるから「ミニエー弾のような紡錘形?」
なのかな?
んで、シリンダー後ろにニップル「雷管」を装着して
銃を組み立てれば発射できます。
う~ん、実に面倒です!
なので、当時は装填済のシリンダーを複数個所持して使う
のが現実的だったたもしれませんね。
そういえば、この銃。
「壬申刻印」入りのものもモデルアップされていたような・・・
※壬申刻印について知りたい方はググってください。
ということは1860年以前の前装銃なので、日本国内にも
実物「教育委員会登録済の古式銃」が存在するのかな?
しかしまあ、仮に存在したとしても無可動実銃/古式銃の
「シカゴレジメンタルズ」の相場感からいって
最低400万円以上(コルトM1860が350万円くらだから)。
多分、新車のフェラーリの価格くらいは余裕で
するのではないかと思います(大汗)
そんな中、お手軽なモデルガンとしてこんなレアなモデル
をラインナップしてくれているハートフォードさんには
毎度のことながら感謝しかありませんね!
東京マルイも「1851ネービー」が売れたら「パターソン」
もエアガン化してくれないかな?
・・・なんて絶対に無理ですね。
ドラグーンならともかく、パターソンなんて皆知らんし・・・
このデザイン。
とても180年くらい前に作られたものとは思えない
洗練されたデザインです。
面白いですねぇ~