クルマ探しの旅 完結・・・するのか? | さいたまベースのHobbyでGo!

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無駄なものほど面白い。四方八方、趣味にかける散財の記録です。

GWは本日が最終日・・・

明日から仕事かと思うと気が重いです・・・

 

それはさてき、今までクルマネタを、だらだら綴って

きましたが、あんまり引き伸ばしてもしょうがないので、

今回が最終回とします(笑)

・・・と思って書き始めたらどんどん長くなる・・・

今回も完結しそうにありません・・・がお時間あれば

お立ち寄りいただけましたら幸いです(笑)

 

前回まで記載した通り、紆余曲折を経て、1995年に

乗り換えたクルマが

ランチアデルタインテグラーレエボルツィオーネⅠです!

ちなみに1992年式。

 

 

そもそもランチアデルタインテグラーレは今更説明する

までもなく有名なクルマですが、一応簡単に紹介すると・・・

1987年から1993年までWRC(世界ラリー選手権)グループA

で6度のマニファクチャラーズ・タイトルと4回のドライバーズ・

タイトルを獲得したWRCラリーでは伝説のクルマ(笑)

 

 

1987年の参戦当初はオーバーフェンダーのないスリムかつ

ナローな車体が、年々の改良と強化により、「デルタHF4WD」

→「インテグラーレ8V」→「インテグラーレ16V」→

「エボルツィォーネⅠ」→「エボルツィオーネⅡ」

(ちなみにⅡの時にはランチアワークスは撤退していた

ので、ワークス正式参戦はなし)と、ボンネットは

盛り上がるはオーバーフェンダーは膨らむはで

ほぼ毎年改良が施されていました。

 

・・・やっぱりデルタと言えば写真のマルティニカラーが一番

似合いますね(笑)

 

 

市販バージョンであるエボルツィオーネⅠは、外観こそ

ほぼ写真のワークスマシンと同じですが、エンジンは2L

4気筒インタークラーターボで210ps。

最終型のエボルツィオーネⅡで、215psだったので、

やはり今のクルマと比べると全然大した性能ではありません。

ただ操作性は抜群だった記憶があります。

 

それを実感したエピソードとして・・・こんなことがありました。

一度日光へスキーに行った際、いろは坂登り手前で

R32 GTRが走っていました。

雪は結構本降りで、路面もそこそこ積雪ありの状況。

ちょっと面白いから少しGTRを煽って(今だったら絶対に

ダメですね!)

みたところ、GTRも後方から迫るクルマに気づいたのか?

はたまたGTRのプライドがそうさせたのか?

アテーサE-TSを効かせまくり(といってもかなりリアは

スライドしまくってましたが)引き離しにかかりましたが、

こちらはぜんぜん超余裕!

まったく離されることもなく、GTRの挙動を眺めつつ

雪のいろは坂を上っていきました。

ワイドトレッドとホイールベースのバランスがいいのか、

フロントガラスの見切りもいいので視野が広く、

GTRがずるずるの中、危機感は全く感じませんでした。

 

GTRは結局諦めたのか、途中路側帯へ移動し雪の

峠道のバトル?は終了となりましたが、

この時ほどインテグラーの性能の

片鱗を垣間見たことはありませんでした(笑)

 

ちなみ帰り(いろは坂下り)には、些か気が大きくなって

いたせいでしょうか?

・・・小スピンしてイン側に突っ込んでしまいました(汗)

ただ凄く低速だったのでバンパーに空いてるフィン

の1本が折れる程度で済みましたが・・・(笑)

 

そんな体験をしつつ、デルタにはおおよそ14年間乗って

いました。

今思い返せば、未だにお付き合いいただいている

「ランチア037ラリー※以前のブログで紹介」

のM氏やホンモノのポルシェGT3のY氏、

黄象(ジアッラ)Evo2乗りのD氏、アルフェスタになった

K氏などは、当時月1回東京晴海のオートウェーブ駐車場で

行っていた、某クラブ(CH〇T東京)の早々期のメンバー

としてお付き合いさせていただいているので、

デルタというクルマを通して素晴らしい人たちに

出会えたと思っております。

 

そんなデルタでしたが、2009年に横浜にあるラリー車

のお店に二束三文で引き取ってもらいました。

走行距離は確か55000km程度だったと記憶しています。

 

ただねぇ~・・・デルタがこここまで高騰するとは思って

もいませんでしたよ!

・・・ほんと、びっくりするくらい安価だったからねぇ~

まあ、仕方ないっちゃー仕方ないですが、今から見れば、

大失敗ですね(大笑)

 

あっ!言い忘れましたが、晴海の影響で(笑)

このデルタは相当いじりました。

コンピュタチューンのモーテックを入れるか悩んだほど

でしたが(結局入れませんでしたが)ブレーキディスク

からショック、エンジンの中には手は入れませんでしたが

吸排気系の交換、EVC、内装もスパルコのフルバケに

ブレースによる室内補強、当時流行ったウレタン充填

(これはウレタン自体は購入して、Y氏の自宅車庫で

作業する予定でしたが、結局やらず)など、

アッチコッチいじりまくってました(笑)

しかしまあいじったと言っても、M氏自作の部品や

晴海メンバーの協力で、自分たちでやっていたので

大した出費にはなりませんでしたが・・・

 

故障はそんなに体験しませんでしたねぇ~

よく世界一壊れるクルマなんて言われたりもする

ようですが、こまめに手をれる点や例えば弱点を改善する

・・・そうですね、ご存じのようにデルタのエンジンルーム

はギチギチでほとんど手が入る隙間もありませんが、

当然熱の逃げ(排熱)も良くなく、バッテリーやゴム類の

劣化が進みます。

なので、仮に動かせるもの(バッテリー)などはトランク

に移設するなども大きな効果があると思います。

自分のデルタもキルスイッチ付きのドライバッテリー

(確かハイパーエナジーだったか?)をトランクに移設

しました。

それと、ワークスデルタでは開口している穴が市販車では

塞がれているところも多いのでそれを開口してやる。

Evo1の場合フロントフェンダー後部の排熱口(プラ製)は

ダミーなので、これをEvo2用に交換する(Evo2は開いて

いる)こんな些細なことでもトラブルは減るかと思います。

 

・・・ってなんだか、何の話を書いているのかわからなく

なりましたが、ランチアデルタインテグラーレは自分の人生

の中でも大変思い出深い1台でした。

 

あああああぁ~~・・・また無駄な備忘録書いて新しい

クルマまで辿りつけなかったぁ~・・・

 

・・・以下、続く (あともう少し)