最後のツーリング | さいたまベースのHobbyでGo!

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無駄なものほど面白い。四方八方、趣味にかける散財の記録です。

うっかりしてました!

ブログを始めてから10数年・・・

ひと月のアップする本数に大小あれど、必ず1本は上げる

ことを意識していました。

ところが先月、ついうっかり抜いてしまいました・・・

やっちまったなぁ~残念・・・

 

というのはさておき、今まで15年乗ってきた「ポルシェ911

(996)」最後のツーリングにて「ラストラン」をしてきました。

 

場所は「富士モータースポーツミュージアム」です。

 

 

最近、火縄銃で大変お世話になっているH師匠。

ポルシェをお持ちで、長らく工場でオーバーホールに入って

いたのが、つい先日やっと仕上がったとのことで、ツーリングの

お誘いをいただいておりました(笑)

 

もちろん「ほびでご」の911を乗り換えることもお話していて

最後にぜひ一緒に!ということで、今回のツーリングと

なったわけです。

当初は、H師匠のエンジン慣らしのため関東周辺の

高速道路をぐるっと周回するコースを考えていましたが、

せっかくの機会なので、デルタ乗りのお友達Kさんをお誘い

したところ、たまたま3月3日にお仲間と「富士モーター

スポーツミュージアム」にランチアデルタS4を観に行く予定

があるとのことで、ついでに相乗りさせていただくことに

した次第です。

Kさん、ほか皆さんありがとうございました。

 

というわけで、3月3日の早朝、H師匠と待ち合わせ!

以前、H師匠のご自宅車庫でポルシェは見せていただいた

ことがありますが、改めて今回見させていただきました!

 

 

90年前半の964ターボです。

購入された15年?くらい前はかなり安かったらしいですが

昨今の空冷モデルの価格上昇に合わせて、今や2000万~

3000万以上はするみたいですね!

スゲー!!

 

 

基本的にはノーマルらしいですが、フロントのバンパーとか

シートなど、細かいところに“通な”カスタムが施されている

ようです。

馬力は330psとのことなので、996前期型の300psを上回り

ます(汗)

 

 

対して「ほびでご」の911。

狼の皮(純正GT3)を被った羊(素のカレラ)ですが(笑)、

今回ラストランというわけで、結構エンジン思い切って

回しましたが、自分の腕レベルでは相当速かったです(笑)

 

・・・いや!やっぱり、いいクルマですねぇ~

 

 

そんなわけで、高速をひた走り、Kさん(グループ)とは

現地集合しました。

KさんはデルタEvo(白)で登場かと思いましたが、細かい

部品待ちで、今回はカングーで登場。

 

 

かなり気合の入った16VのTさんは、2年くらい前の富士山

デルタツーリングで一度お会いさせていただいた方です。

4連ラリーポッド!

デルタに乗っていた当時は憧れました!

 

 

これまたラリーレプリカのST165セリカGT-FORE。

オーナーはYさん。

Yさんとも富士のイベントでお会いさせていただいて

おりました!

 

 

やはりサーキットにレプリカ車は似合いますねぇ~

 

今回の目的は「富士モータースポーツミュージアム」で

期間限定で展示されているランチアデルタS4を観に

行くことでした。

 

「富士モータースポーツミュージアム」は富士スピードウェイ

に隣接地に開館しているミュージアムで、往年の名車から

近年のレーシングカーまで、多彩に実車を展示しています。

 

 

これが今回のお目当て、伝説のランチアデルタS4!

ランチアが世界ラリー選手権(WRC)に参戦する目的で製作

られたスーパーマシン。

 

 

エンジンは1759ccの直列4気筒ながらターボチャージャーに

加えボルメトーリコ(スーパーチャージャー)も搭載した

ツインチャージャー方式で、ミッドシップにエンジンを搭載。

ホモロゲーション用のストラダーレ(市販版)では250ps程度

でしたが、ランチアのワークスマシンは600psを超えていた

らしいです(汗)

 

 

1985年の最終戦で登場し、1986年の前半戦で無敵の強さを

発揮したらしいですが、その有り余る馬力と速さで、第5戦の

ツールドコルスで、ドライバーのヘンリ・トイヴォネンと

コ・ドライバーのセルジオ・クレストが崖から転落し、

炎上死亡した事故が発生。

その他の原因もありますがグループBがあまりにも速すぎる

ということで、危険と判断されその年をもって終了となった

きっかけを作ったマシンでもあります。

 

その後は、よりレギュレーションの厳しくなったグループAが

始まりランチアデルタインテグラーレが大活躍する歴史が

始まったのは、多くの皆さんのご存じの通りです。

 

そんなターニングポイントを生んだ歴史的な名車が

ランチアデルタS4ですが、今回の展示車両は当時の

ヘンリー・トイヴォネンがドライブしていた車両のレプリカ

だそうです。

ただレプリカと言っても、イタリアのアバルトでオリジナルと

同じに作られているそうなので、もはや同一といっても

いいかもしれませんね。

 

余談ですが、自分はこのころまだ学生だったのであまり

クルマに興味がなかったので、トイヴォネンの事故は

知りませんでしたが、あえて例えるとF1でアイルトンセナ

の事故死に匹敵するくらいの大きな事件だったそうです・・・

 

・・・ということで、仔細に観察させていただきましたが

やはりワークスマシンは凄いですね!

形状的にはストラトスや037ラリーと違い正直カッコイイ

マシンという形ではないかもしれませんが、外観はともかく

勝つためにさまざまなメカを盛り込んだ、狂気のような

執念を感じるクルマに感じますね。

 

非常に貴重なクルマを見ることができました!

 

その他にもさまざまなクルマが展示されていますが・・・

その一部を紹介。

 

 

三菱のVR-4ですね。

このクルマが発売された当時、学生でしたが田町の

三菱自工本社そばの確か新菱三菱という整備工場で

バイトしていて、クルマの陸送(三菱本社から都内の

ディーラーへクルマの自走配送、もしくは車検の

引き取りや納車)で三菱のさまざまなクルマ

を運転しましたが、このVR-4は別格でした!!

今となってはたかだか205馬力しかありませんが、

学生時代に初めてこのクルマに乗った時には

「なんて速いんだ!!シートに背中が押し付けられる」と

感動した記憶は今でも新鮮に残っています(笑)

 

またまた余談ですが、篠塚健次郎のパリダカワークスマシン

のパジェロも品川の新菱三菱に置いてありましたね!

いい思い出です(笑)

 

 

ご存じインプレッサのワークスマシン。

このブルー、写真だと結構青く見えますが、実車はなんだか

紫かかった青に見えました・・・

う~ん・・・こんな色だったのかなぁ~

 

 

セリカのワーワークスマシン。

このカストロールカラー・・・いいですねぇ!

アニマルガード付いているので、サファリ仕様ですかね?

 

 

もちろんランエボもありました!

エボいくつだろう?

すみません。あまり知識がありません・・・(笑)

 

・・・とラリーカー以外にも・・・

 

 

トヨタのルマンカーTS020ですか・・・

カッコいいですねぇ~

京商ミニッツで持ってます(笑)

 

 

マツダのルマンカー787Bかな?

ルマン優勝車ですね。

レナウンカラーがやっぱりいいですね。

 

 

ポルシェ962Cですね。

このクルマは実際にナンバー取って国内の公道走らせて

いる方の動画を観たことがありますが・・・確かロスマンズ

カラーでしたが・・・

ちなみに京商ミニッツで持ってます(笑)

 

 

よく分かりませんが、ブカッティですね!

今だったらいったいいくらするんだろう?

 

 

ホンダのF1ですね。

エキパイが凄い!

 

 

ダイハツのマシン

1960年代のレーシングカーですね。

すみません詳しく分かりません(泣)

ポルシェと競いあったんでしたっけ?

 

 

こちらは日産

確かKPGC10あたりとエンジン一緒でしたっけ?

後部のウィングは左右分かれていて、飛行機のエレベーター

のように可動するそうです。

すげー!!!

 

 

トヨタ2000GTスピード記録保持車だったか?

黄色と緑の組み合わせ、いいなぁ~

 

・・・とこのほかにもまだまだ一杯ありましたが、自身の知識

の無さをさらけ出してしまうことになりますので、ここで

おしまいにします。

 

以上のように、草創期のクルマから往年の名車までさまざま

なクルマが展示されており、それも近くで仔細に観察

できますのでクルマ好きな方でしたら丸1日いても

飽きない内容ではないでしょうか?

お時間ある方は是非とも立ち寄ってみてください(笑)

 

・・・とツーリングの話から、富士モータースポーツ

ミュージアムの紹介ブログのようになってしまいましたが、

991(996)の最後のツーリングとして、いい思い出を刻むこと

ができました(笑)

 

 

富士山がキレイですねぇ~

 

自分の911は確か2009年3月にポルシェセンターにて

認定中古で購入しました。

・・・購入時は確か43000km~45000kmくらいだったと記憶

しています。

2024年3月10日のクルマ引き渡し時が57000kmくらいだから

15年間で13000kmしか乗らなかったということですね(汗)

・・・ということは、年間1000km以下・・・(大汗)

車検のたびによくポルシェセンターさんに「もっと乗ってください

よー」と言われたものです。

 

ちなみに屋内保管なので程度は抜群かと思います。

ネットの某中古車サイトで12日には既に掲載されていました!

もしご興味ある方がいれば、ポルシェで年式2000年に設定

いただければすぐヒットするかと思います。

ドア下にカレラのデカールがは入っていますが、この

デカールはドイツ本国より取り寄せて結構な値段で施行

(ポルシェセンターで)(汗)いただきました。

貴重ですぞ(笑)

 

・・・大事にしてくれる良いオーナーの手に渡ってくれれば

いいなぁ~と思う今日この頃です。

 

ありがとう911(996)!

また機会があったらポルシェに乗りたいですね!

 

 

んで・・・新しいクルマは・・・また後日(笑)