へんな鉄砲買いました。
といっても、もういろんな動画やブログで公開されています
ので、今更目新しさはありませんが・・・
ハートフォード製のモデルガン「プロテクター・パームピストル」
です。
・・・しかしまあ、よくこんなマイナー?なゲテモノ銃を
モデルアップしたもんだ!
こんなヘンテコなモノ誰が買うんだよ!
・・・ハイ。買いました(笑)
実銃は1880年代にフランスで設計されて、1890年代に米国
にある数社から発売された銃とのこと。
この銃はシカゴにあったシカゴ・ファイアアームス社の32口径
7連発のモデルを再現したものらしいです。
・・・とはいえ、初めてみる人にはまるで銃とはかけはなれた
イメージのこの形。
銃というより、どちらかというと懐中時計のような形態をして
いますね。
その構え方はこんな感じになります・・・
「プロテクター・パームピストル」という名称のとおり、手のひら
に包んで発砲するそうです。
プロテクターということから、その用途は護身用だったので
しょうか?
手につつむと言っても、日本人の手にしては些か大きい
サイズですが、口径によってもっと小さいものもあったようです。
真ん中の円形部分は除いて、ヘビーウェイト樹脂製なので
グレーかかった黒色ですが、実物は鏡面仕上げの外観
のものもあったようなので、それこそ懐中時計な
テイストです。(笑)
ところで、ハートフォードさんの写真や、マニュアルなど見ると
↑の写真のような握り方が正規らしいですが、実際には
↓のように握ったほうが使いやすいように感じるのですが、
どうなんでしょうか?
親指のふくらみ部分でトリガーを押し込むのですが、とても
的を狙うようなものではありません。
そもそも、照準器(サイト)もありませんし、なんとなく銃口を
向けて発砲する・・・護身用なんでしょうねぇ。
弾の装填は片側のフタを回せば外れます。
中央部の黒いのが弾倉です。
32口径・・・ということですが、異様に小さいカートリッジを
弾倉中心部から放射状に装填します。
・・・が、これが結構やりにくい。
というか弾倉水平にして入れないと上の弾が落ちてくる・・・
ちょっと面倒な装填方法ですし、弾倉だけで持ち歩くことは
ほぼ不可能ですね(笑)
ちなみに東京マルイのエアコキSAA(45コルト弾)と大きさ
比べるとこんなに小さい・・・
発火式モデルガンで最小サイズではないかと(笑)
これでほんとに32口径なのか?
はじめはどうやって作動するのか分かりませんでしたが、
こうやって見ると内部構造は極めてシンプルですね。
ハートフォードさんとしても、モデルアップすること
で、歴史的に珍しい銃の資料的価値を付加している
のでしょうね!
ところで、こんなヘンテコな銃だから、もしかして古式銃に
なるのか?
・・・って一瞬思いましたが、1880年代の製造と、金属薬莢式
のカートリッジだから、古式銃には該当せず、現代銃に
なってしまいますね。う~む・・・
いやぁ~それにしてもハートフォードさんは本当に面白い銃
をモデルアップしてくれて、まいど嬉しいですね!
これから発売されるコルトライトニングも非常に興味ありますし
いっそのこと、ペッパーボックスピストルなんかもモデル
アップしてくれたらなお嬉しいですねぇ!
もし出たら買いまっせ(笑)・・・多分