キアヌ・リーブス主演のアクション大作!
「ジョン・ウイック パート1」を今更ながら観てみました!
ガンアクションが非常にリアルでかっこいい!と話題の作品の
ですが、その評判の通り凄くカッコよかったです!
というわけで(←どんなわけだ?)3作目(ジョン・ウィック:パラベラム)
でジョン・ウイックが使った「TTI2011コンバットマスター」が急遽
欲しくなっちゃいまして(まだ観てないけどね・・・)、Amazonで
ついポチってしまいました(汗)
↑相変わらずの無駄遣いです(反省)
「TTIコンバットマスター」のガスガンは海外製で複数社より発売
されていますが、今回ポチったのはこちら↓
激安&仕上げが荒いと評判?のDOUBLE BELL(ダブルベル)製
になります。
ちなみに同社Co2版のM1911A1(樹脂製のJPバージョン)を
既に持っていますが、それはそれは仕上げが雑で酷い・・・
さらにCo2ガス仕様なもので、恐ろしいほどのブローバックですが、
撃つたびに、いつ樹脂製スライドが破断して、後ろにぶっ飛んで
来るんじゃないかとヒヤヒヤする代物です。
そんな中華クオリティー全開のダブルベル製ですが、なんか
憎めないワクワクするエアガンなんですよねぇ~(笑)
果たして、このコンバットマスターはどうなんでしょうか?
箱を開ければ、こんなプチプチの緩衝材に包まれていました。
なかな丁寧な梱包でいいんじゃない!ってな感じです。
・・・今ところは・・・
今回購入したのは木箱付きの映画「ジョン・ウィックバージョン」です。
こんなにも立派な木箱が付いていますが、お値段はウェスタン
アームズ製ガスガン半分以下です(驚)
お約束の弾速証明書。
0.2gで75m/sくらいらしいですね。
んで、一見キレイな木箱に見えましたが、仔細に見るとやっぱり
中華製。
↑こんなキズや・・・
↑こんなキズは当たり前(笑)
それでは、いよいよ御開帳!
ガスガン本体の他に映画に出てくる「コンチネンタル・ホテル・
ニューヨーク」のメモ帳や・・・
小さな巾着には・・・
裏社会で流通している(映画での話)コインが2枚。
一応、金属製です。
死体処理の後始末なんかをこの金貨?で支払ったりするよう
です(笑)
さらに、この小さな紙袋の中にはルームキー?のようなカードが
入っています。
「パラベラム」は観てないですが、登場するシーンはあるので
しょうか?
あと黄色い鉛筆は、ジョン・ウイックが現役時代に鉛筆で3人始末
したといったエピソードから付属しているようです(大笑)
・・・と、映画に関する小物が沢山ついていますが、肝心の
エアガンは・・・
↑こんな感じです。
一見すると、かなりカッコいいです!
反対側はこんな感じ。
「STI」の刻印や「CONBAT MASTER」の刻印?プリント?が良い
感じです。
ところで、実銃の「TTI2011コンバットマスター」は映画での架空銃
ではなく、実際に米国STI社のハイキャパシティオートをタラン・
バトラーという人(←誰だそれ?)のTTI(タラン・タクティカル・
イノベーションズ)という会社でカスタムしたハンドガンで、
実売4,000~5,000ドル、オークションだと8,000ドル以上するといった、
超高級ハンドガンのようです。
そんな高級銃(実銃の場合)ですが、ダブルベルは真逆の激安銃。
果たしてその出来はいかがなものでしょうか?
まず気になる刻印類ですが、金属製シャーシーは完全な刻印にて
再現されています。
しかし、スライドの刻印?はどうやら刻印ではなくプリントのような
仕上げになっています。
そもそもこのスライド成形樹脂の色は、どうらや黒ではなく、刻印に
あるような白茶色の樹脂で成形されているようで、その上から黒に
塗装されており、刻印部分は表面の黒色塗装を剥離して文字を
再現しているようです。
・・・多分レーザー刻印機あたりを使っているのでしょうが、樹脂を
掘れる出力ではなく、表面塗装を剥ぐ程度の低出力レーザーに
よる印字かと思います。
実銃の刻印がどのようになっているのか分かりませんが、ここは
もっとしっかり見えるように刻印していただきたいところですね(笑)
スライド反対側も同じく・・・非常に薄い印字でタラン・タクティカル・
イノベーションズの文字とマークが入っています。
ボマーサイトにはSTIの文字もしっかり入っています。
一応、上下左右調整可能なアジャスタブルサイトですが、実は左右
の基部はスライドと一体成型のようです。
ここも個人的には残念なポイントですね。
マグウェルとマガジンバンパーにもしっかり刻印(印字)が入って
います。
ここはOKです(笑)
マルイのハイキャパは6角ネジの頭ですが、ファイアリングピンも
再現されています。
でも、ちょっとデカ過ぎ?
それと、左側の角が凹んでいます(汗)
グリップのステッピング(滑り止め)加工も些か残念なポイント。
金型成形で仕方ないのかもしれませんが、もっとがっつり荒々しい
ステッピングだと良かったですが・・・
ここは「はんだこて」でやり直してもいいかもしれませんね。
んで、本銃一番の問題点。
アウターバレルは金属製で悪くはないのですが、銃口先端まで
きちんと塗装されていません。
・・・というか、それ以前にアウターバレルの内径が大きすぎて
インナーバレルがガタガタです(汗)
(写真の通り偏芯しています)
こんなのでは、3m先でもまともに当たりません。
・・・いや~まがいなりにも一応エアガンなんだから命中精度のこと
も少しは考えようよ!ダブルベルさん!
そんなわけで、速攻で分解してインナーバレル先端にアルミテープ
を巻いてクリアランス調整しました。
↑これでなんとかセンターに?
というわけで、ざっと全体を見てきましたが、一見豪華な箱や映画の
小物に騙されますが(笑)、銃本体はやっぱりダブルベルの
クオリティでした・・・
もう一歩、丁寧な仕上げをしてくれるといいんですが、まあ値段
が値段なんで仕方ないかもしれませんね・・・
トイガンファンというよりも映画ファンの方向けの製品なんで
しょうかね?
さてさて、肝心の実射テストです・・・
「バトンレンジ」でテストしてみました。
まず基本的にメカは東京マルイのハイキャパ互換・・・というかコピー
なので、実射性能は悪くないです。
ただ、上記にも記載した通りインナーバレルのセンター出しは必須
となりますが・・・
マガジンもマルイと完全互換ですが、ガス注入口は海外製仕様なの
で、音がなく入れにくい仕様です。
30mレンジでも撃ってみましたが、普通に狙うこともできました。
ホップも意外と素直で良い弾道です。
サンプロの74gCo2ガス&レギュレーターで外部ソース化した
マガジンも持ち込んでテストしてみましたが、こちらも問題なく
使うことができました。
というわけで、至って普通の作動でしたが、スライドストップの削れ
対策は施されていませんので、ノッチ部分の塗装が剥がれて、
刻印と同じような茶色が出てきてしまいました(汗)
同じくマルイのハイキャパゴールドマッチ。
やっぱり、安心感はマルイが一番ですね。
コンバットマスターも悪くはないですが、やっぱり実射で使うよりも
コレクターズアイテムなのかもしれませんね。
ウェスタンアームズがコンバットマスターもどき(SVインフィニティ)
を発売するようですが、やっぱりSTIのコンバットマスターを発売
して欲しいものです(笑)
あっ!ウェスタンアームズはSV社でSTI社は無理か!
だとすれば、STIのガスガンを販売しているKSCさんに是非とも
モデルアップしていただきたいところですね。
う~ん、でもやっぱり東京マルイがハイキャパシリーズで出して
くれることが一番なんですが、商標権の問題もあるから無理か・・・
シューティングマッチなんかでもガンガン使えるコンバットマスターが
是非とも欲しいものです(笑)