ワルサーP38ゲシュタポ | さいたまベースのHobbyでGo!

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無駄なものほど面白い。四方八方、趣味にかける散財の記録です。

「ゲシュタポ」ってご存じでしょうか?

 

ナチス絡みの戦争映画でよく出てきたりしますが、正式には“ゲハイメ・シュターツポリツァイ”

Geheime Staatspolizei)、すなわちナチス・ドイツ時代の秘密警察ですね。

 

んで、警察といっても善良な市民(国民)を守るといったものではなく、強引な権力を

行使して反体制派を処罰していった、それは恐ろしい存在だったとか・・・

・・・まあ、映画の中でも悪役でおなじみですね(笑)

 

日本でも戦時中に特別高等警察、いわゆる特高という恐ろしい組織があったらしいですが

同じようなものだったのでしょうか?

 

そんなゲシュタポが使っていたという拳銃が、ワルサーP38ゲシュタポです。

・・・しかしまあ、使っていたといっても、はっきりした記録が残っているわけでもなく、

ワルサー社の生産記録にもないそうなので、真偽のほどは定かでないようですが・・・

 

 

特徴は極端に切り詰められた銃身です。

これは、服の中に隠して携行しやすくするためとか言われてますが・・・

これもどうだか・・・

あえてP38のような大型な銃を携行するよりも、ワルサーPPKや少し大きくてもPPあたりを

懐に忍ばせれば十分な気もしますけど・・・

 

 

モデルガン&エアガンのワルサーP38ゲシュタポは人気があるのでしょうか?

かなり昔から、さまざまなメーカーでモデルアップされているようです。

たとえばLSのプラモデル。

はたまた、52年規制前の金属モデルガンでもゲシュタポタイプはありましたね。

ただし、銃身の長さはバラバラで、中にはスライド先端でバッサリ切り落とされた

モデルもあったように記憶しています。

フロントサイトもあったりなかったり・・・

・・・形状があいまいということは、やっぱりP38ゲシュタポは空想モデルだったの

でしょうか?

でも、戦後に生産されたP38の戦後型であるP1にはクルツという切り詰めモデルが

存在していますので、戦時中も試作レベルではあったのかもしれませんね・・・

 

 

写真はマルゼンのガスブローバックモデルであるP38ゲシュタポです!

 

・・・って、そんなモデル発売されてないじゃん!

 

・・・はい、その通りです(汗)

 

部品交換して、ちょっと遊んでみました。

 

元の銃はこちら↓

 

 

先日再販されたワルサーP38デタッチャブルです。

何がデタッチャブルなのかというと、スコープやストック、エクステンションバレル(すべて

絶版品)が装着できるから・・・ということのようです。

 

しかし、厳密にはワルサーP38アンクルタイプが正式のようですが、“アンクル”という名称自体

大人の事情で使えないので、デタッチャブルになったものと推測されます(汗)

(1964年~の米国TVドラマ0011ナポレオンソロの主人公(達)の銃)

 

んで、このデタッチャブルのアルミ製ハイダーですが・・・

 

 

こんな感じに外れます。

 

次にノーマルなP38を用意して・・・

 

 

んで、後はノーマルのP38とスライド入替で完了です。

・・・って、グリップだけ付け替えればいいんじゃない?と思うかもしれませんが、

ところがデタッチャブルはハンマーも実は切り詰められていて、形状が変わっています。

・・・というわけで、スライド入替が一番簡単なんです(笑)

 

 

ハイ!30秒でワルサーP38ゲシュタポの完成です。

う~ん・・・かっこいいけど、フロントサイトは付いていませんので、超狙いにくいです。

まあ、フロントサイト付いていないのはデタッチャブルも同じですけどね・・・(汗)

 

・・・ということで、今回はマルゼンのワルサーP38でちょっと遊んでみました(笑)

 

いやぁ~・・・P38、かっこいいですね!!

 

久々にいじってみましたが、かっこいいので、次回もP38ネタを書いてみたいと思います♪