E-flite UMX GeeBeeR2 | さいたまベースのHobbyでGo!

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改正航空法200g以下対応第2弾(笑)として、E-fliteのマイクロプレーンGeeBeeR2を卸ました。

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ご存じ実機GeeBeeRacerは1930年代初頭、アメリカで開催されていたエアレース(トンプソン・トロフィー・レース)のために開発されたレース専用の機体です。

できるだけ小さい機体に大きなエンジンを搭載して速度を稼ぐという設計から、極太寸胴の特異な形状となり、空飛ぶビア樽と呼ばれていたそうです。

プラット・アンド・ホイットニーR985/535馬力ワスプジュニア空冷エンジンを搭載した初期のモデルZからスタートしてR1・R2へと改良されたそうですが、その特異な形状から操縦は極めて困難で墜落事故等を起こしたそうです。

そんなGeeBeeRacerですが、その独特の形状から人気は高くRC飛行機として複数モデルアップされてきましたが、いかせん極太寸胴の胴体ゆえ、実機と違わず飛ばすのが非常に難しい機体のひとつであるようです。

なんて話はさておき、E-flitのGeeBeeはそんな難しい飛行機をマイクロプレーンサイズでリアルに再現しています。

こんなに小さく飛ばすのが難しいといわれている形状の機体が果たして飛ぶのでしょうか?(笑)

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極端に短い胴体です。
エンジンナセルに主翼と尾翼が付いたような形状です(笑)。

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全面投影面積が大きいですね(笑)。
エンジンシリンダーもデカールで再現されており、なかなかのスケール感です

モーターはUMX PT-17のブラシモーターとは異なりブラシレスモーターが奢られています。
またバッテリーもPT-17の1セル150mAhから2セル200mAhになっています。

主翼と脚の張り線も再現されていますね。

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エンジンとの重量バランスを取るために垂直尾翼直前にコクピットが設けられており、実機の場合、搭乗は胴体脇(7のあたり)のハッチから出入りするようです。

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キャノピー内に黒豆のような頭部フィギアが乗っています(笑)。

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いつもの飛行場に持ち込んでみました。

以下、飛行動画を参いただければ幸いです(笑)。

通常、小さいRC飛行機の場合、屋外では安定せずフラフラしてなかなか飛ばすのが難しいですが、本機体にはE-fliteご自慢?のAS3Xシステムと言われている3軸ジャイロが搭載されていますので、極めて安定して簡単に飛ばすことができます。

また、GeeBeeの場合、離陸はともかく着陸はかなり難しくすぐにお辞儀や前転してしまいますが、着陸時もジャイロがしっかりと働きスロットルダウン程度でキレイに着陸させることができました。

そんなわけで、非常に小さい機体ながらも大型機のような安定感、またブラシレスモーターの十分なパワーでループ、ロール、背面などのアクロもこなせる性能を持っています。

E-flite、ParkZoneブランドからUMXマイクロプレーンシリーズがいくつも発売されていますが、飛ばしやすさとスケール感において本機体は非常に優れたモデルかと思います。
2012年頃の発売で少々古い機体ですが、まだ探せば見つかると思いますのでお勧めの一機です(笑)。

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なんともいえないこの形・・・・かっこいいですねぇ~♪