ES9エンジン用のカムカバーガスケットの購入先はフランスのAntibesだったのですが、最初はフランス語のやり取りだったのがいつの間にか英語に…。英語の方が分かるって…、後から分かったことですが、売り手はフランス人ではなくポーランドの方でした。EUは人・物の自由な移動を保障しているので、こういったことが可能です。外国人が自由に移動できるのは羨ましい限りです。東欧の人たちの中には温暖な南フランスやイタリアに憧れを感じる方も少なくないようです。そんな彼から商品を購入したことでポーランドのコネクションが出来つつあります。
また、彼が所属するFacebookのES9 engine owners and fans groupのページもちょくちょく見るようになりました。
このページの投稿からポーランドのシトロエンXM専門店のサイトに飛ぶことができました。
こちらがそのホームページです。
売られているレストア車のレベルも高い仕上がりです。
これで、11,900ユーロ(2024.1.28現在のレートで約185万円)ですから激安です。実はこの車両は1998年発表のたった3台しか作られなかったシトロエンXM Multimediaのレプリカです。本来は下の画像のような車両になる予定でしたが、どうしても再現できない部分もあり、部分的な再現にとどまっています。しかし、フロントシートバックテーブルとリアシートセンターコンソールとベージュの革インテリアは再現されています。
また、このお店はレストア・レプリカパーツも多数扱っています。
この他にも3Dプリンターで作製したハイトコントロールレバーやEXCLUSIVEのエンブレムやポリウレタンではない正真正銘のラバー製のストラットラバーマウントも取り扱っています。問い合わせた結果これらの商品も基本的に日本へ発送可能だそうです。
根性無しな私はXMを購入して1年で手放してしまいましたが、未だにそのデザイン性の高さからXMを好む方は多いようです。そこで、現代の技術で路上復帰させるレストア手法が世界中で行われているようです。あのデザインですから、信頼性が高ければ乗りたいと思う方は少なくないと思います。日本でのレストアよりもオランダでのレストアよりもコストが安いように思います。ポーランドにも頼もしいシトロエンショップが結構あるようです。
ポーランド語はさっぱりですが、英語とフランス語は何とかなりそうなので、これで何とか東西南北ヨーロッパの情報を収集してきたいと思っています。
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