ウインドウフィルムにバブリングで気泡ができてしまいました | Les Citroen dans la Vie ハイドロファン シトロエンC5 シトロエンC6 と日々のブログ

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「お金を出さずに知恵を出そう!」をモットーにハイドロシトロエンの修理方法や安価なパーツの入手方法など経済的に維持する方法と趣味や日常生活についてのブログです。※当ブログではフランス語の表記について文字化けを回避するためアクサン記号を省略しています。

1台の車に10年は乗るという運用方法をしている関係上色々なトラブルを経験します。今回の件も初体験です。(2023年8月下旬の出来事です。)

こうやって見るとあまり目立ちませんが、近づくと明白です。

リアのウインドウフィルムに気泡が生じています。

まだ、初期症状みたいです。早速、帰宅してネットで検索してみると色々なことが分かりました。色々な説があるみたいですが、現象の状況については、フィルムの糊が侵され(腐敗してガスを発生させ)空気が入った様になる現象であることは一致しています。

原因については諸説あり

 

1.経年変化

2.紫外線

3.施工液

4.貼り付けの技術不足

 

などが指摘されています。自分の友人のディーラーセールスの方は技術不足を指摘されていました。不思議なことにリアガラスのフィルムに出やすいそうです。特にセダンタイプの車が弱いそうです。自分の所見としては施工をお願いしたのが県内でも超有名店ですし、技術不足はあまり考えたくなくって経年変化と紫外線が主な原因だと思っています。そこで、ディーラーに電話して、フィルムの貼り替えをお願いしたら、衝撃の言葉があり、

 

「貼り替え時にリアの熱線が剥がれる可能性があるので、了承して欲しい」

 

とのことでした。これも調べたり、県内の他の有名店にも問い合わせてみたのですが、不可避とのことでした。はっきり言って運しだいで、慎重に作業をしても剥がれることもあるということでした。一応、シトロエンC5は熱線が剥がれやすい車のリストには載っていないとのことでした。探してみたらそういったリストがありました。

こちらのHPです。

すぐにでもディーラーに入庫のはずでしたが、そうしているうちにC5がぐずり始め、次々に問題が出始めました。
 
1.エンジンオイル交換後たった1000km弱の走行でオイル不足による警告灯点灯
2.グリスアップで一旦は完治したブレーキパッドからの異音(バキン・カコン)が復活
 
ディーラーも修理や新車の納車で忙しく、なかなか引き取りに来れないまま2週間が過ぎました。もう、諦めかけた頃、エアコンが故障した代車でもよければ代車が用意できるとのメールがあり、当面はC6に乗れば良いと考え、2つ返事で快諾し、新潟市に向かいました。用意された代車は2011年式のブラウンヒッコリーカラーのシトロエンC4です。
それなりに涼しくなったので、何とかなると思ってお借りしました。この年式のC4もDS4もかなりのカックンブレーキです。ブレーキペダルのストロークに遊びがないので、ガツンと踏み込むととんでもないことになります。優しくフェザータッチのブレーキングに徹します。さて、その後、1週間もせずにフィルム張替が終了し愛車が返ってきました。幸運なことに熱線の剥がれはなかったとのこと一安心です。費用はディーラーを経由したにも関わらず、フィルム張替え工賃(フィルム代込み)30,000円で、古いフィルムの剥がし代が20,000円でした。国産車並みの料金だったと思います。
遠目だとよく分からないかもしれません。
こんな感じにきれいに仕上がりました。これでもう10年は安心でしょう。
 
ちなみに今回私がディーラーを通してお世話になったショップはこちらのお店です。新潟県内でも有数の自動車ガラス専門店だと思います。