フランス語の歌に挑戦する | Ma vie en Citroen C5 et C6 ハイドロファン シトロエンC5とC6 との日々のブログ

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「お金を出さずに知恵を出そう!」をモットーにハイドロシトロエンの修理方法や安価なパーツの入手方法など経済的に維持する方法と趣味や日常生活についてのブログです。※当ブログではフランス語の表記について文字化けを回避するためアクサン記号を省略しています。

外国語を教えることを生業としている私ですが、「楽しみながら力が付く」ことが重要だと思っています。スポーツ指導同様、非科学的な苦行のような練習は私はNGだと思います。そんなわけで、私は「歌」と「遊び的要素」が語学指導では重要だと考えますし、そういった指導方法をとっている指導者にとても共感を覚えます。因みに妻も日本語の歌を練習し日本語をマスターしました。私たち夫婦は歌が大好きです。そこで、フランス語の指導では、先ずは簡単な誰でも口ずさめる歌から入ります。それは「Les Champs-Élysées」です。日本では「オーシャンゼリゼ」として知られている誰でも知っている歌です。(アメブロは規約によりJASRAC管理楽曲の歌詞掲載が可能なので1番のカタカナの歌詞を以下に掲載します。カタカナは外国語学習ではタブーという方もおられると思いますがご容赦ください。)

 

下はDaniele Vidalの女性らしい歌声です。

Je m'baladais sur l'avenue(大通りをぶらついていたんだ)
ジュムバラデ スュラベニュー
le cœur ouvert à l'inconnu(見知らぬことにも心を開いて)
ル クウベ アラコニュ
J'avais envie de dire bonjour(挨拶したい気分だったんだ)
ジャベ  ゾンビドゥ  ディボンジュール
à n'importe qui(誰でもいいから)
アナポルトゥ キ
N'importe qui et ce fut toi(たまたま声を掛けた君と)
ナポルトゥキ  エ スフュトワ
je t'ai dit n'importe quoi(他愛もない話をしたね)
ジュテディ ナポルトコワ
Il  suffisait de te  parler(話しかけるだけで十分)
イルスフィゼドゥ トゥパーレ
pour  t'apprivoiser(あなたと仲良くなるには)
プール タプリボワゼ
Aux Champs-Élysées,(シャンゼリゼには)
オー シャン ゼリゼ
aux Champs-Élysées(シャンゼリゼには)
オー シャン ゼリゼ
Au soleil,  sous la pluie, (晴れていても 雨降りでも)
オソレイユ スラプリュイ
à midi ou à  minuit(昼間でも 真夜中でも)
アミディ ウ アミニュイ
Il y a tout ce que vous voulez(欲しいものが何でもある)
イリア トゥスク ブブレ
aux Champs-Elysées(シャンゼリゼには)
オー シャン ゼリゼ

 

上達するコツは、最初にサビの部分を練習することです。そこを歌詞を見ないで歌えるくらいにマスターしたら、次は歌の入りから第1・第2小節を練習します。そして、最後に後半の小節とラストの練習をするのが良いと思います。フランス語は英語以上にリエゾン(単語と単語の音の連結)が多いので、音のまとまりとして覚えることが重要となります。

 

ということで、動画の歌に合わせてサビの部分を先ずは歌ってみましょう。

 

Aux Champs-Élysées,(シャンゼリゼには)
オー シャン ゼリゼ
aux Champs-Élysées(シャンゼリゼには)
オー シャン ゼリゼ
Au soleil,  sous la pluie, (晴れていても 雨降りでも)
オソレイユ スラプリュイ
à midi ou à  minuit(昼間でも 真夜中でも)
アミディ ウ アミニュイ
Il y a tout ce que vous voulez(欲しいものが何でもある)
イリーア トゥスク ブブレ
aux Champs-Elysées(シャンゼリゼには)
オー シャン ゼリゼ

 

ou à  minuitの「ウ アミニュイ」のところとIl y a tout ce que「イリーヤトゥスク」のところを呪文のように何回も暗唱して口に覚えさせてから歌うとうまくいくと思います!

 

こちらのJoe Dassinの男性ボイスも渋くって素敵です。こちらの方がテンポがゆっくりで発音が明瞭で歌詞をとらえやすいように思います。

また、もう1曲フランス的な雰囲気を醸し出す曲として私のお勧めが「Sous le ciel de Paris」です。日本では「パリの空の下」という名前で知られている曲です。こちらは歌としても良いのですが、アコーディオンのインストゥルメンタル曲がそれっぽくってとても良いです。

上は名古屋の有名なアコーデイオニストの角谷精三さんの演奏です。残念なことに2015年にご逝去されましたが、本当に卓越した演奏力です。この動画を見てショックだったのは誰も立ち止まって演奏を聴こうとする様子が見られないことです。アコーディオンは日本ではメジャーではないからなのでしょうか。とても残念です。私はこちらの女性Tomoko Yamanakaさんの演奏も大好きです。とても素晴らしい演奏だと思います。

これらの素敵な演奏に感化されて、アコーディオンを弾けたらと思い始めたのですが、先ずは楽器が高価なこと!国産品の一番安価なものでも10万円越え、アメリカのEXCELSIOR(エキセルシャー)だと80万円以上はします。また、挫折した方も多いと聞くと簡単ではないなぁーと悩んでしまう自分です。でも、音楽がある生活はとても素敵で憧れてしまいます。先ずは、一番簡単な楽器いらずの「歌」から頑張りたいと思います。

 

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