60万円以上の車検費用見積もりが半額以下になる | Les Citroen dans la Vie ハイドロファン シトロエンC5 シトロエンC6 と日々のブログ

Les Citroen dans la Vie ハイドロファン シトロエンC5 シトロエンC6 と日々のブログ

「お金を出さずに知恵を出そう!」をモットーにハイドロシトロエンの修理方法や安価なパーツの入手方法など経済的に維持する方法と趣味や日常生活についてのブログです。※当ブログではフランス語の表記について文字化けを回避するためアクサン記号を省略しています。

昔、輸入車が「外車」と呼ばれて特別な人々のためのステイタスカーだった時代、車両価格も高額で修理にお金がかかるのは当たり前でした。しかし、インターネットの時代になり、世界が狭くなり、日本で異様に高価な価格設定をしても本国との価格さが大きければ、部品を個人輸入したり、海外の整備情報を手に入れた新進気鋭の整備工場が適正価格での整備を提供したりして、海外との価格差は是正されつつあると感じています。

 しかし、未だに他のブログやネットの記事などを見ると修理費やパーツ代の高さや壊れネタが中心の記述が未だに少なくなく、残念に思います。前にも書きましたが、読者はそういった記事を喜ぶのかもしれませんが、私は輸入車がもっともっとメジャーになるためには、安く購入する方法や安く維持する方法が広く共有されることが大切だと感じています。「輸入車はそんなにお金がかかりませんよ」「怖がらずに輸入車に乗ってみましょう」と声を大にして言いたいです。

 

下の記事は私の愛車の主治医様のブログ記事です。

社長のSさんは昔シャルムというチェッカーモータース系の車(FIATやプジョーやMINIなど)を売っていた新潟の輸入車ディーラーのチーフメカをされていた方で、独立されて新潟市東区で営業されています。輸入車・国産車なんでも対応してくださいますが、イタフラ車が得意で、特にランチャデルタインテグラーレに関しては日本有数のショップの1つだと思います。とても研究熱心な社長さんで適正価格で確実な修理をしてくださるので、新潟県内ではとても評判の良い有名なお店です。
 私は基本的に車はディーラーで購入する方ですが、修理に関してはディーラではできない修理方法もあります。ディーラーでは基本的に非純正部品を使った修理や応急処置的な修理はNGで、正規の修理方法しか許されないと聞きます。それは多くの場合、純正部品を使ったアッセンブリー交換が基本だと思います。基本的にディーラーはメーカーの看板を背負っているので、そのような対応は当然だと思います。
 そこで、私は正規の修理方法以外の柔軟な対応も可能な信頼できるセカンドオピニオンの修理ショップともおつきあいすることをお勧めします。
 
以下、私の修理料金セーブの例です。
1. 内装や天井の剥がれ、革シートの補修、ステアリング再塗装、ヘッドライト磨き
こちらのショップでトータル10万円以下で修理していただきました。凄腕です。

2. 革シートの張り替え・再生

他の有名ショップから匙を投げられましたし、某お店では20万円以上の見積もりを出されましたが、こちらのショップで10万円ほどで完璧に修理完了しました。こちらも東京オートサロンにも出品されるほどの技術力を持つお店です。ちなみにレカロジャパンの指定リペアショップでもあります。

3. 社外優良パーツ通販
ebayによる個人輸入やオランダや東ヨーロッパの国々など国内に大きな自動車メーカーを持たず、比較的車が高価で1台の車を長く乗る習慣がある国のショップからの通販が自分は得意ですが、言語などのハードルもあるので、誰にでもお勧めできるのがこちらのショップです。商品の発送も迅速ですし、必要なパーツの輸入の相談にものってくださいます。社外パーツについてNGという人もいますが、前述の私の愛車の主治医様はケースバイケースで積極的に使ってくださいます。彼曰く、「ここは純正部品一択」といった部品もあるそうです。中にはドイツのMEYLE社のように純正部品の弱点を強化し、純正以上のクオリティーがあると豪語するサードパーティーのパーツメーカーもあります。
4. 親切なディーラー
私がお世話になっているシトロエン新潟さんはとても良心的なお店です。なるべく無駄な出費がないように対応してくださいます。時には非純正部品や中古部品の持ち込み修理にも迅速に対応してくださいます。チーフメカのTさんはとても腕が良く親切です。感謝しかありません。

 

結論となりますが、優良ショップとのおつきあいがとても大事だと思います。こんな新潟の田舎でも優良ショップはたくさんあります。国産車中心のお店の中にも隠れた名店はたくさんあります。私が大切にしているのは口コミ情報です。優良店のお友達は大概優良店です。そうやってお店を開拓しました。

 また、メーカーを超えての汎用部品の活用も大切です。ドイツ御三家のように異様に純正部品が高いメーカーのパーツも結構他社パーツが流用可能です。ネット記事などこまめに見ていくとそういった情報を拾うことができたりします。やはり、勉強が大切です。それも輸入車趣味の楽しみです。他の方が法外なお金をかけて修理したところを適正価格で格安修理できたというのは痛快だと思いませんか。

 

関連記事