この10年で、一般的タイ人のプラクルアン業界に対するイメージはかなり変わりました。その昔は目つきの鋭いオッサン達がバッコバコに跋扈する鉄火場イメージで、普通の人、特に若い人人がプラクルアン好きを公言する事は非常に少数でした。
時代も進み、インターネットの台頭により、閉じられていた世界、情報が徐々に開かれて行ったのですが、何と言ってもお茶の間、世間一般にまでプラクルアンの世界を広げた功労者は、シアン（プラクルアンの目利き）のボイ・タープラチャン氏です。
ボイ氏は若いながらもプラクルアン鑑定能力が非常に高く、また、すらりとした色白の容姿がメディア映えし、若者層や女性層に受け、一気呵成に超絶有名人となりました。
10数年前、私はプラクルアン関連の場所を時間を作っては訪ねており、パンティップ2に出掛けた際にはボイ氏の店を覗いたりはしておりましたが、話をする機会はありませんでした。
数年前。動画で知ったラインアカウントに写真を送るも既読スルーされておりまして、半年ほど前、会社の若い人がボイ・タープラチャンにブーチャーを売った話はこちら弊ブログでお伝えしました。https://ameblo.jp/ho-da/entry-12748640083.html
動画を見ている感じでは自分の生活圏内に住んでおられる模様。どっかで会えへんかしら、と思い続けて早数年。いつも行く、猫ちゃん達に会う商業施設で偶会。有名シアンに会えて嬉しい、という思いがまず起こりましたが、話をしている内に、なんで俺の送ったラインに返答せんのだ…という考えが起こり…、
「あのぉ、前に写真送ったんですけど、既読スルーで、えーっと私の周りの人間は『ゲェーだとボイ・タープラチャンは返答しない』って言われまして…しかしながら、私はコレ、テェー（本物）やと思うんですけど…」
と写真を見せると「テェー。ドゥー・ガイ（本物は見分けが簡単、という意味）」と即答。ボイ氏と会えた事もさることながら、俺のリヤンはテェーやった。という事実が嬉々。
