弊ブログをご覧戴いている方の中には在タイの方もおられ、時折メールやメッセージを頂戴したり致します。
タイに来られてからまだ年月が浅い方、あるいはプラクルアンをつい最近知りご興味を持たれた方にとっては、プラクルアン活動の始め方がよくわからない、というお気持ち、お察し申し上げます。ハッキリ申し上げますと、タイ人の方でも、滅茶苦茶な事を仰る方も大勢おられまして、まあ、それは例えば一般的日本人の多くが刀剣について知識を持っているかというと、そうではないのと同じよう一般的なタイ人もプラクルアンについてはよく知らない方が多数です。
だらだらと長年続けているだけの弊ブログですが、皆様のプラクルアン活動の一助になればと僭越ながら思っております。
さて。僥倖にもプラクルアンを知悉する先生方と知己を得て、色々とご教授戴いた甲斐あり、そこそこプラクルアンについて「見れる」ようになりましたが、勿論最初は何も知らなかった訳でして、どういう風に活動しておったかと言いますと、寺院を参拝参詣し、そちらでお守りをお借りしておりました。「お借り」と申しますのは、お守りは仏様や高僧を象っており、売買をしてはならない、という考えからの物となります。よってお金を支払い長期間お借りするという形式を取ります。タイ語では「チャオ」といい、日本語プラクルアン関連の方々の間でも用いられております。チャオイタリアーノなイタリア語とは関係ありません。
寺院内におきましても、屋台的にお守りを並べている所もありますが、お寺直営の貸出所でお借りされることをお薦めします。お守りは仏様、高僧を象った「プラクルアン」と神獣、動物、ナイフ、護符などのお守り「クルアンラーン」の2つに大別でき、素材、形状、サイズなどの違いがありますので、物凄いバリエーションが存在します。
バンコク内外を走るBTS高架鉄道、MRT地下鉄道駅近くにある寺院でもお守りを貸出ている所はあります。また古都アユタヤやバンコク隣県ナコンパトム県には寺院がたくさんありますので何かの用事のついでに寺院に立ち寄りお借りしてみては如何でしょうか。
以下、今週のセンセイご紹介お守り写真となります。