ハーイ。という軽いノリで挨拶メッセージがBくんから飛来。この人は最近、ご自分の用事がある時しか連絡して来ない傾向にありますので、そういう人という前提の元、遣り取りをしているのですが、シュポシュポと写真を送って来て曰く「友人がこれを手放したいのだけど、どう?」とか仰る。
写真を拝見するも記憶にあるどちらのプラ・グリンとも異なり、いやあ、見た事ないなあ、と申し上げますと、寺院名を告げられ、「持ち主曰く非常に珍しいお守りだが、プラ・グリンを知っている人なら知っている希少なプラだと聞いた」と…。
こういうセリフは、もう、何度も何度も聞いてきており、聞けば聞くほど気持ちがげんなりとします。某Mカリで「超レア」という謳い文句ばかりで修飾されている説明文を読んだ時と同じ感情となり、顔面は腹を下した埴輪のように…。
まあ、でも、しかし、昨年の、変わった見た目の*メッタンの事例もあり、私レベルでは知り得ないプラクルアンがまだまだ世の中には存在している事は確か。
*メッタンは「スイカの種」という小型のリヤンで業界的にはワット・チャンハイ発行アジャーン・ティムによりプークセッされた物を指します。
いやいやいや先入観で判断してはいけない、と色々探しておりますと、同じ見た目のプラ・グリンが掲載されているサイトに行き当たり、よくよく見てみますと、今回Bくんから回ってきた、そのお守りそのものが掲載されている!おお、これで詳細がわかる!
と更にサイトをよく調べると…これBのサイトやんけ。と独りごちた私。
掲載されているプラクルアン一覧には見覚えのあるBくん所有のお守りも見えますが、中に見覚えのない、しかも興味深いお守りがいくつかあります。BくんにサイトのURLを送り、コレとコレ、いくら?と聞きますと、「あ!これ僕のサイト。よく見つけましたね」とか仰るので「でコレとコレいくら?」と訊ねますと「ああ。あれは友達の。売るつもりないみたい」という返答を戴く…。この人と付き合って、私は一体何を得られるのだろうか…。慈愛と隠忍自重について学べた夜でした。