雑記。インドチン。インスタ。アレなお守り。  | タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

ああ。今週はとうとう遂にセンセイからのプラクルアンご紹介メッセージ来なんだね。と思っていたら、その思いを知ったかのようにメッセージ飛来。プラ・プッタチナラートのお守りとして、プラクルアン界では一番有名かつ人気と申し上げても決して大げさではない「プラ・プッタチナラートインドチン2485」は第二次世界大戦時にインドシナ、ベトナムに出兵する兵士の安全、無事帰還を祈願して発行されたお守りです。

今回紹介戴いたインドチン(だけ言えば、このお守りと業界ではわかります)のコンディションも良好ではありましたが、数か月前、別の、今回のお守りより更に良好コンディションのインドチンを既に常連のOさんにご紹介しお手配させて戴いておりましたので、今回はお見送り。お守りを生産する機械技術が現代ほど発達していなかった昔のお守りは、一つ一つ表情は異なり、また今に至るまでの保存状態にも左右されますので、例え同じ年に同じ寺院から発行されたといえ、一つとして同じお守りはない、と言ってもいいかと思います。そして、プラクルアン業界の皆さんは、自分が過去に所有したプラクルアンの表情、特徴は大体覚えておられます。私みたいな下っ端でも実は結構覚えているものです。

技術が発達し、造りの細かい繊細は表情を持つプラクルアン、特に金属製のお守りは、単純にその細やかさを美しいと感じますが、「味」と言う点では少々洗練され過ぎている感じが私はします。ただ、古ければ古いほど良い、という訳ではなく、皆がそれぞれお好みの「基準軸」を持たれると良いと思います。

先般より始めたインスタグラムですが、案の定、飽きてきております…。当初、インスタ界でも新しいプラ友ご縁が広がるかしら、と思っておりましたが、交流させて戴いている方のほとんどが、既に他のソーシャルメディアでお付き合いのある方々。インスタグラムである必要性を早速見失っております…。ただ、以前何度かメールで遣り取りをさせて戴いていた方が当方アカウントをご覧になった事がきっかけで、お守りを手配させて戴く事となりました。インスタグラムの良さを私が気づけていないだけ…といいますか、単に億劫なだけなのですが…。

某CtoCサイトを今でも時折見ております。大半が以前と変わらず「ダメ」なヤツか「新しい」お守りで、売り手も方も数人に限られている様子。新しいお守りをメインで扱われているアカウントに、私が知る2510年代発行のお守りが掲載されておりましたが、時代の割にはロンダム(防腐の為の薬品)が厚く、またピム(型)がマイ・シャッジェーン(鮮明ではない。輪郭がぼんやりしている)。センセイを訪問時に見せると、一瞥して首を横に振られていました…。タイの専門店で購入、という文言をよく目にしますが、先のあんまちアレなプラクルアンを日本人の方に譲ったのは、そのお守りがアレだと知っての事か、あるいは良いと心底信じていたのか…。もし前者であれば悪徳ですし、また後者であれば「専門」ではない、と思います…。仕入れる方もある程度は「見る」事ができないと、良いかアレかの確率は「半丁博打」となってしまいます。

ま、ほとんどがアレな感じですが…。


朝から送られてきた写真。良い具合に経年変化が見られます。


背面。


数カ月前にOさんに手配させて戴いたインドチン。チャムック・ドーン(鼻梁が高い)で肌にあるタバイ(切削)の跡が良い感じに見えます。


背面