そうじゃない… | タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

つい先日より、インスタグラム。略称IGの、プラクルアンとその周辺についての事に集中したポストをするアカウントを開設致しました。写真、動画などがメインとなると思いますが、ブログだけでも更新が滞る事しばしばですので、いつネタ切れ、根気の消失などで停滞するかはわかりませんので、過度のご期待のないよう、お願い申し上げます。

で。早速IGの検索欄に「プラクルアン」と入力しますと色々な写真がヒット致しまして、プラクルアンの楽しみ方は人それぞれ。誰からも強制されることなく、楽しまれたら良いと心の底から思っております。おります。おります。おりますのですが、口調…というのは文章ですので間違っておるのですが、なんとなく、声がみえる感じなんですが、少々自信ありげな文章で間違った事を仰っておられるような投稿を目にしますと、あ。ちょっとちょっとすみません。通りすがりのプラクルアン好きの初老のおっさんですが、お宅様の書いておられる情報、私の知る物と異なるのですが?とお声がけしたい心持になってしまいます。

そのプラクルアンは、私が今まで最も時間を費やしたお守りで、実物、書籍、動画など、結構な「数」をあたったプラクルアンなのですが、写真で拝見したそのお守りはその発行年にはない物理的な特徴が見られます。発行年が少し違うぐらいでいちいちうるせぇプラクルアン・ポリス野郎だな、とお思いになる方もおられるでしょう。お気持ちお察し致します。ですが、発行年が違うだけで価値(遣り取りする金額)が全くことなります。安い方の発行年を高い方の発行年でオファーされたますと、私でしたらムカつきます。逆ですと…嬉しいかもしれません…はい。

そしてその方の投稿には「タイ人収集家より入手した本物です(タイの複数専門店で鑑定済み)」とあります。写真ですので、そのお守り自体の詳細は完全にはわかりませんが、真贋は別とし、コンディションはそれほど良好という物ではありません。仮に本物であった場合としても、発行年はそれじゃない感が拭えません。タイ人収集家、鑑定されたという複数の専門店がどれほどそのプラクルアンに精通しておられるか。不誠実な事をしていない事を切に祈ります…。

プラクルアン専門店といえども、レベルは色々あります。もし全くプラクルアンについての鑑定ができない上で、ニヨム(人気)なプラクルアンを寺院以外でお借りなる場合は、名の通ったシアン(プラクルアンの目利き)からお借りになる事をおすすめします。確かに「名の通ったシアン」から借りる場合は価格は高いですが、それは信用に対する代価です。廉価だが素性の怪しい物と高価だが信用の髙いシアンから借りる物。どちらを選ばれるかはその方の自由です。

因みにですが、私が選定する場合は、誰が見ても(…と言いましても、鑑定がある程度できる人々という意味ですが)、本物だと明らかな物しか入手しません。プラクルアン勉強のし始めは、なんでもかんでも数をあたりたいという衝動が強かった為、真贋が不確実な物も入手しましたが、結局「ダメ」な物が9割9分でした。センセイ方には「良い物だけ見た方が良い。ダメなのを見てると『ティッ・ター(目についてします)』」してしまって、ダメな物ばかり集まる!」と言われ続けました。本当に良縁に恵まれ、よいセンセイにつく事ができて良かったと思います。

下記がインスタグラムです。


2505年ワット・チャンハイ発行ルアン・プー・トゥワッド ラン・ナンスー(背面文字)ピム・ヤイ(大型)のサーオ・アカというブロック(型)。


同じく2505年発行。こちらはピム・レック(小型)のウォー・ジュッというブロック。


これは同寺院から2506年に発行されたルアン・プー・トゥワッド。05年のピム・レックと同じチャン(職人)が型を製作していますのでそっくりですが、一目瞭然の違いがあります。


こちらは2507年にマレーシア、ペナンにいる信者向けに作られたプラクルアンです。

同上。こちらのコンディションが普通であり、先の物は非常に良いコンディションのプラクルアンとなります。


2508年ワットチャンハイ発行。こちらは人差し指第一関節大の小さいもの。