恍惚 | タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

某CtoCサイトに他の物とは趣の違うプラリヤンを発見。本物であるとしたら、信じられないほどの廉価激安。暫く一人で興奮。落ち着きを取り戻し冷静に考えてみたところ、日本でのシステムでは実物を見てから買うのは困難であるし、そもそも写真の物が実際送られてくるのか、という疑問については前回書かせて戴きました。

で。

次に私が囚われ始めた考え。それは、そんな日本のサイトで売られているような紛い物だらけの中にあるプラリヤンと似ている手元のコレは、そもそも本当に正真正銘テェー(真物・本物)なのだろうか…。今までご協力・ご助力をお願いし、「おかしいところはない」という判定は戴いていたものの、それは皆さんが俺を気遣っての事ではないのか…。ああ。そういえばあの時何だか余所余所しい感じがしたのは矢張り…。このよな考えに囚われますとどう足掻いても悪い方へしか考えが廻りません。もう、心、気持ち、思慮、魂が、きゅるきゅるきゅるーと音を立て、あわあわあわあわとなってかなわない。これは駄目だ。もっとアホになってまう。

自分自身の身を案じた私はとりあえず先生に写真を送り再度鑑定依頼。そうしますと「ゲェー・ディー(精巧な偽物)がいっぱいあるプラリヤン。見るべき点は○○○だけ!」と言われ、その箇所を見る見る見るも、もうわたし、なにを信じたらいいかわからない…。ああああ。みたいな脆い心のオッサンと成り果てた私は、他のプラクルアンを見に行くと先生に言いましたが、それは本題ではなく、その実、もちろん、件のプラリヤンを納得行くまで見て貰い議論させて貰おうと思ったからであります。

週末。先生方に到着した私に先生「ちょっとトイレに行くのでコレでも見て待ってろ」とアジャン・ファンのリアン、ルン・ティ97。2519年、今から44年前に発行されたプラリヤンを手渡される。見る見る要る要る要るイル・コミュニケーション。

帰って来た先生におっとり刀で「せせせせ先生。コレは要ります。そそそれより、このリアン、プラジャオ・タークシンですけど、どう?どうなの?いやほんまに」と訊ねますと「ん?コレはココを見ろ。こうこうこうでこうなってるだろ?うん?わかる?そう、そこ。タンタンタンとなってるだろ?はい、テェー(真物)ロイ・パセン(100%)!!!」。

その日その後の私は世の中のいきものすべてに対してとても優しい気持ちになった事をみなさまにお伝えしたいです。

追記。
メRカRで売られていたアレはプラスチック防水加工が施されていた故、肝心の箇所どころか、拡大しても細部まではわからず。先にも書きましたが、実物を見ない事には何とも言えません。後日もう一度探して見たのですが、姿を消していました…ミステリアス。





私の。


アジャン・ファン。2519年発行。ピューがいい感じ。ヌア・アパカー。