国産キウイフルーツの将来と20日の店頭販売のこと | 徳島県小松島市 自然栽培 【みその農園】

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こんばんは♪

 

相変わらずキウイ剪定に追われている私、みその農園園長です。

 

 

みその農園の他の果樹に比べると

 

キウイフルーツの木の剪定は時間がかかるうえ、2月中旬までに終えなきゃならないので集中しつつも焦りながらの作業になります。

 

なんでそんなに時間がかかるかというと

 

木と話しながらあれこれ考え、とにかくたくさんの枝を切らなきゃならないわけで

 

例えば今日の剪定作業を画像で紹介すると

 

剪定前↓

 

 

剪定後↓

 

 

これぐらい切ります。

 

もたもたしていると1本に2~3時間かかってしまうこともあります。

 

冬の剪定だけじゃなく、授粉や夏の芯止めなどとにかく手間がかかるキウイフルーツなんですが

 

先日、地元のJA集荷場に行って話を聞いてみると

 

「今はまだキウイは動いてないのであまり出荷していない」

 

とのこと。

 

つまり、大阪などの市場から要請がない。ということなんでしょう。需要がないってことですね。

 

けど、スーパーに行って果物売り場を見てください。

 

陳列してあるキウイは外国産のものがほとんど・・・・・・。

 

ゼスプリのキウイが販売されだしてから特に国産キウイの動きが鈍くなったように思います。

 

しかしながら

 

今シーズンのキウイは、指で押したような狭い箇所だけ軟化してたりして

 

全体的に軟化しやすい傾向で出荷を急ぐのですが、市場にいらないと言われてしまっては困りますよね。

 

しかも買い取り価格が安い!

 

これでは栽培する人が減るはずです。

 

軟化の理由としては、2度にわたる台風直撃の強風でキウイの果実がアメリカンクラッカー(古い(^_^;))のように振れてあちこちに当たってしまって傷んだためだろう。

 

とのことでしたが

 

この流れでは、多分、国産キウイは消えていくんでしょうね。

 

生産者はほとんどやる気ないし、当然ながら後継者もいないようですし。

 

TPPやEPAが発効されると、さらに食っていけない農家が増えていくと思われます。

 

こんな風に日本の農業はだめになっていく。

 

ということを目の当たりにした思いでした。

 

 

みその農園の自然栽培キウイはというと

 

さすがに自然災害に強いと言われている自然栽培だけあって、けっこう固いままでいてくれているし味もいいですよ。

 

けど

 

自然栽培とはいえ、みかんなどに比べるとやはり人気がないわけで・・・・・

 

その割に手間がかかって

 

元旦さえ休むことができないほど働かなきゃならないし・・・・・

 

 

規模縮小することにしました。

 

 

剪定しながら、この木は良くないな。と思ったら花芽がつく細い枝は全部切ってしまうことにしました。

 

 

あとはチェーンソーで切り刻むだけやけど

 

切ないです。

 

けど仕方ない。

 

と言っても、現時点で6トンほどの収量が3~4トンに減る程度のもので、いつも買って下さっているお客さまには全然影響がないのでご心配なく。

 

 

そんなキウイですが

 

昨年収穫されたそんな自然栽培キウイのうちの0.5%しかない超貴重な3Lサイズの「スーパー福キウイ」を

 

今週末20日(日曜日)に

 

あいさい広場店頭に

 

先日紹介したイエローのNバンで乗り付けて販売します。

 

 

平飼い自然卵もたくさん持って行く予定で

 

その自然卵で作った極みプリンやシュークリームも販売しますのでぜひお越し下さい。

 

 

あいさい広場 9時スタートで午前中は販売していると思います。

 

 

ではまた(^^)/

 

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