スタディ模型を作る
設計の過程では、必ず模型を作ります。
こういったいろいろな形を試すものを、スタディ模型と呼んでいます。
スタディ模型のいいところは、スケール感覚を確かめられることや、
いろいろな角度から模型を眺めることにより、平面的な図面からは分からない
立体的な形の優劣を付けることがしやすいのです。
図面上で少しだけ高さを変えただけで、
模型にするとまったく違うものに見えてしまいます。
それだけに、スタディ模型を何個も作って確かめる必要があります。
スタディ模型の困った点は、
作りすぎると事務所中に散乱すること(笑)。
完成模型と違って、スタディ模型は簡単に作りますので、
見方によってはおもちゃのように見えます。
それが事務所の至る所に、数が増えていくと、
いらない荷物の中で仕事をしているようになります。
私の場合は、採用されなかったスタディ模型にも何となく愛着があり、
捨てられないことがあります(笑)。
雑談から生まれることも
今日は、今進行中のプロジェクトについて打合せ。
以前にも言いましたが、やはりいろいろな人と話すことで、
新しいアイデアが生まれてきます。
自分一人では考えもつかなかったアイデアや、
逆に自分ではなんでもないことを話したつもりが、他の人にとっては面白いことだったりと。
コンペのコンセプトを考えるときに、
アイデアに詰まると、日常のなんでもない雑談を始めることがあります。
そういったありふれた日常のことが、
面白いことに繋がることが多いと感じます。
スケールを使う
図面の寸法を測るときには、スケールを使います。
スケールを簡単に説明すると、
いろいろな縮尺に合わせて目盛がふってある定規です。
例えば、1/100の図面ならば、1mの距離は、
印刷物のなかでは、1000mm÷100=10mm。
スケールでは10mmの所に「1m」と書いてあるのです。
まだ1/100ならば簡単に暗算できますが、
住宅によくある1/30では?
計算間違いしそうですね(笑)。
最近さらにすぐれものがあることを聞きました。
たまに、本来はA2の図面をA3に縮小して印刷したりします。
倍率は0.707になるのですが、
これをやると図面の距離を当たることができなくなります。
しかし、こんなものにも対応したスケールがあるらしいのです。
例えば1/100ならば、普通のスケールでは10mmのところに1mですが、
さらに0.707倍がかけられた寸法になっているようです。
今まで知らなくて、電卓を使いながら測っていました(笑)。