家具をデザインする
今進行しているプロジェクトの家具図を描いています。
家具のデザインは非常に難しいものです。
天板やそれを支える脚、引き出しなど、
机1つにもいろいろな要素があります。
そのため、建築家の多くは家具をまるで建築をデザインするかのように、
丹念にデザインをしていきます。
家具は、小さな建築と言ってもいいかもしれません。
空間に強いこだわりのある建築家の場合、
そこに置かれる家具にまで同じ雰囲気、同じ考えを持たせようとするのです。
例えば有名な建築家では、ル・コルビュジェやジャン・プルーベ、
最近では伊東豊雄や妹島和世など、家具だけでも評価されています。
私も使い勝手や強度などを考えつつ、デザインと格闘しています。
倒壊した住宅
新潟での大地震で、かなりの住宅が倒壊しました。
阪神では高速道路やビルまでが倒壊しましたが、
地震の加速度が、今回のほうが阪神大震災よりも強かった地域もあったとか。
テレビを見ていると、倒壊した住宅に共通していることの1つに、
瓦屋根であることが挙げられていました。
海からの潮風で錆びない瓦屋根が、この地域に合っていてよく使われていたと。
さらに昔ながらの工法で、瓦の下地に土を敷き詰めていたため、
屋根が非常に重くなり、柱や壁がその重さに耐えられなかったようです。
しかし瓦屋根を使っていても、倒れた家と持ちこたえた家がありました。
この違いは、やはり住宅の古さと、それに見合ったメンテナンスの有無があります。
倒壊した住宅をテレビで見てみると、むき出しになった柱梁が黒ずんでいるものも。
腐るまでには至っていなくとも、痛んでいることは見て取れます。
やはり長持ちする家=高耐久の材料と使う、だけでなく、
日々のメンテナンスをし続けてこそ、住宅の寿命が延びるようです。


