建築家長沼幸充ブログ -202ページ目

内覧会に

今日は知り合いの建築家が設計した住宅の内覧会に。

世田谷の住宅街の中にありました。


非常に柔らかい印象を与える建物でした。

見ることに気を取られ、あまり写真を撮らなかったのですが、

いくつか載せます。



K01

K02

K03


家具をデザインする

今進行しているプロジェクトの家具図を描いています。




家具のデザインは非常に難しいものです。


天板やそれを支える脚、引き出しなど、


机1つにもいろいろな要素があります。


そのため、建築家の多くは家具をまるで建築をデザインするかのように、


丹念にデザインをしていきます。


家具は、小さな建築と言ってもいいかもしれません。




空間に強いこだわりのある建築家の場合、


そこに置かれる家具にまで同じ雰囲気、同じ考えを持たせようとするのです。




例えば有名な建築家では、ル・コルビュジェやジャン・プルーベ、


最近では伊東豊雄や妹島和世など、家具だけでも評価されています。




私も使い勝手や強度などを考えつつ、デザインと格闘しています。



倒壊した住宅

新潟での大地震で、かなりの住宅が倒壊しました。


阪神では高速道路やビルまでが倒壊しましたが、


地震の加速度が、今回のほうが阪神大震災よりも強かった地域もあったとか。




テレビを見ていると、倒壊した住宅に共通していることの1つに、


瓦屋根であることが挙げられていました。




海からの潮風で錆びない瓦屋根が、この地域に合っていてよく使われていたと。


さらに昔ながらの工法で、瓦の下地に土を敷き詰めていたため、


屋根が非常に重くなり、柱や壁がその重さに耐えられなかったようです。




しかし瓦屋根を使っていても、倒れた家と持ちこたえた家がありました。


この違いは、やはり住宅の古さと、それに見合ったメンテナンスの有無があります。




倒壊した住宅をテレビで見てみると、むき出しになった柱梁が黒ずんでいるものも。


腐るまでには至っていなくとも、痛んでいることは見て取れます。




やはり長持ちする家=高耐久の材料と使う、だけでなく、


日々のメンテナンスをし続けてこそ、住宅の寿命が延びるようです。