2017.10.01(SUN)
今日はAM8:30にホテルを出発しカナディアン・ロッキーを目指します。アイスフィールドパークウエイ(州道93号線)を北西(ジャスパー方面)に、バンフ国立公園内の4つの美しい湖を訪れ、ジャスパー国立公園のコロンビア大氷原のアサバスカ氷河まで約往復400km走ります。2000m級の峠を2つ超えて行く往復10時間の長旅です。この大自然、隣接するヨーホー国立公園を合わせた3つの国立公園は日本の四国とほぼ同じ面積となる広大さです。
ハイウエイにはトンネルの空いた橋がいくつもかかっています。短そうですが奥行50mあるそうです。これは野生動物が道路を横切るためのもの。ハイウエイの下をくぐるトンネルもあります。自然を大切にしていますね。
キャッスルマウンテン(標高2700m~3000の山塊 Catsle mountiain)が右手に現れます。確かに西洋のお城のイメージです。険しい岩山ですが、裏側から比較的簡単に山頂に登る道があるそうで、ガイドさん(日本人)は2度登ったそうです。但し往復12時間かかるとのこと。
最初の湖のモレーン・レイク(Morain Lake)に到着しました。駐車場から遊歩道のガレ場ロックパイルトレイル(長さ300m、標高差24m)を登ると、思わず歓声を上げずにはいられない綺麗な湖が現れました。昨夜の雪で山はうっすら雪化粧、ターコイズブルー(トルコ石)の湖面に10ピークスの山々(Ten Peaks 3、051m~3,424mの10の頂)映ります。かつてのカナダドル$20紙幣の絵柄にもなった景色だそうです。ここから先は熊(グルズビーベア)の出現が頻繁あるため5人以上のグループでのトレイルをするようにと定められている表示版があります。
次に訪れたのはレイク・ルイーズ(Lake Louise 標高1,536m)です。エメラルド色の湖面が印象的、バンフ国立公園を代表する景観です。懐かしの大ヒットソング、ブルーコメッツの「ブルーシャトー」は作曲家の井上忠夫がこの湖の正面のシャトー・レーク・ルイーズに宿泊中に作曲したそうです。「森と泉に囲まれて・・・」というのはここということなりますね。
30分走ると3番目の湖はボウ・レイク(Bow Lake 標高1,920m)です。水源はボウ氷河で、流れ出た川が昨日訪れたボウ河となります。
4つめの湖はペイト・レイク(Peyto Lake)です。この湖は駐車場から森を抜けたところにあるボウサミット展望台(Bow Summit Lookout)から全体を見渡せます。確かに狐の姿に似ていますね。ペイト氷河から流れ出る堆積物で季節により湖の色が変わるそうです。
スノーバード氷河、ブラックピラミッド山、キャップ氷河などを車窓から眺めて、サービスエリア、サスカチュワン・クロッシング(Saskatchewan Crossing)で休憩となりました。バンフから136km走り初めてのSAでトイレもレストランも給油もこれから先百数十キロないそうです。
ここから先、パークウエイの両側はどこまでも続くトレンプリングポプラ(Trempling Aspen)の黄葉が続きます。YoutubeにビデオをUPしましたので、黄葉ピークのドライブの様子をご覧下さい。
山肌はポプラではなくラーチ(Larch)と呼ばれるカラマツの黄葉です。カラマツの樹林帯と森林限界がはっきりわかります。
「すすり泣く壁」(Weeping Wall)と呼ばれる大岸壁を過ぎ、「大曲」(Big Bend)を曲がっていくと、通称ビッグヒル、サンワプタ峠(Sanwapta Pass 2,069m)です。ここは映画「帰らざる河」の冒頭のタイトルバックシーンに使われた絶景です。もちろん当時ハイウエイはありませんでした。「すすり泣く壁」の断崖絶壁の全貌が望めました。すごいです。
峠を超えるとハイウエイはまもなくジャスパー国立公園に入り、コロンビア大氷原に到着です。広大な大氷原の全体は空からしか見れません。大氷原からゆっくり流れ出た氷河がアサバスカ氷河(Athabasca Glacier)が目的地です。幅が1km、氷の厚さ最大350m、1万年前から残っている巨大氷河ですが、ここで眺望できるのはコロンビア大氷原の全体の2%にも満たないそうです。3段階段のような氷の滝、アイスフォール(Ice Fall)はそれぞれ200mの高さがあり合計で600m、ナイヤガラの滝の10倍以上の高さです。周りの景色があまりにも広大なのでアイスフォールがそれほど大きく見えません。
特別の雪上車(氷河をなるべく削らないように巨大なタイヤを装着した6輪車)でゆっくりゆっくりアサバスカ氷河の中心部まで進み氷河に降り立ちます。ここでは氷河から溶け出した水をいただきました。1万年前の水?味はふつうの水でした。
ツアーはここで折り返し、同じアイスフィールドパークウエイをバンフまで戻ります。復路も進行反対側から黄葉を楽しみました。途中のサンワプタ峠付近、道端にビッグホーンシープの親子連れが現れました、ラッキー!特徴の角はまだそれほど大きくなっていませんでした。
復路で見るボウ・レイク、左側の山の上は水源である巨大なボウ氷河が白く見えます。これぞカナディアン・ロッキーといった迫力です。
世界自然遺産カナディアン・ロッキーは見ごたえのあるところでした。幸運なことに黄葉のピークと雪景色が同時に見られて、山も湖も引き立ち印象に残る素晴らしい景色ばかりでした。また、大自然や野生動物をできるだけそのままに保とうとする配慮が随所に見られました。カナダの国立公園は保護・維持の為、通行するための入園料がかかります。今年は建国150年にあたり入園料は無料ということでこの点も幸運が重なりました。











































































