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ムーちゃんワールド

Hiroyuki Muto Blog

2018.4.18

 旅の4日目/最終日は「明光窯/備前焼」、「倉敷美観地区」、「姫路城」を廻ります。

 

《明光窯/備前焼》

 倉敷への途中で備前焼の窯元の明光窯(めいこうがま)に寄りました。明光窯の方の備前焼の説明を聞きました。備前焼はこれまであまり馴染みがありませんでしたが、この日から認識が変わりました。焼き物も絵付けもなくシンプルなのに多種多様で渋い味わいがありますね。

 

・日本六古窯の一つである備前焼は千年以上の歴史がある

・釉薬を使わないで土を焼き締めるだけのシンプルな焼き物だが、その分繊細で難しい

・千数百度の炎で十昼夜ほどかけてゆっくり焼きしめないと割れてしまう

・焼き締めると硬質の割れにくい炻器(せっき)となる

・一度の火入れで松の割木の束が3000束必要

・千数百度の温度で焼き物にかかった松の割木の灰が溶けて個性的な焼き味を出す

・一点として形も焼き味も同じものはない

・窯に火を入れるのは半年に一度7000点の作品を一度に焼く

・備前焼は花入であれば水が腐りにくく、酒器であれば酒がうまい、使い込むほど味わいが出る

 

 

登り大窯

登り大窯の内部

穴窯

窯の前の備前焼作品の陳列

  

販売所でお土産のコーヒーカップを購入、底から見ると猫です

 

 

《倉敷美観地区》

 倉敷美観地区は過去に何度か訪れています。今回は大原美術館に時間をかけて観てきました。大原美術館は西洋近代絵画や日本画壇の作品を多く所蔵して展示していることが知られているが、今回は大原孫三郎氏とともに美術館設立に尽力した児島虎次郎氏(1881ー1929)の作品に魅せられた。短命で作品数は多くはないですが秀逸です。「朝顔」の3部作は最も印象に残りました。

URL:

 

「大原美術館」入口、いい感じです。

 

 倉敷美観地区は町家や白壁の蔵が数多く残る人気スポット、倉敷川の掘割と柳並木も歩いていて楽しくここならではの風景だと思います。

倉敷アイビースクエア

おばあちゃんの人形が座っている店

 

《姫路城》

 姫路城は2度目、前回はお色直しの前2007年でした。2015年に工事終了し既に3年経過していますがまだ断然白い、白く輝く「白鷺城」はやはりきれいでウキウキしますね。

さすが世界遺産、外国語パンフレットは何ヶ国語あるんだろう

天守最上階の長壁(刑部)神社

天守から姫路市街を望む

 天守内部

天守のなかに置かれている姫路城のジオラマ

本丸より天守を望む

美しい城です

天守閣をプッシュ、少し沈んだ?

ナノブロック姫路城

 

今回の旅行の訪問はこれで全て終了。

十分に楽しめた四日間でした。

 

mu@pc_umejima

 

 

2018.4.17

 旅の3日目は「足立美術館」、「出雲大社」、「松江城」を廻ります。

 

《足立美術館》

 初めて訪れました。庭園日本一(*)と言われているので今回の旅で一番楽しみにしていましたが、期待通りのすばらしい庭園でした。また、所蔵し展示している近代日本画壇の巨匠の作品など美術品もすばらしい。横山大観と北大路魯山人の所蔵コレクションは見ごたえありました。

「苔庭」

創設者 足立全康氏の銅像が庭園へ誘います

「枯山水庭」

「枯山水庭」

「枯山水庭パノラマ全景」

「生の額縁」

「白砂青松庭」

「池庭」

「茶室 寿立庵」

 

 美しいものは必ず人の手によって維持されていると言われますが、ここでも実感しました。人工的に作られ維持されている自然美の極致ですね。季節が違う時にまた来たい場所です。

 

*足立美術館:

 アメリカの日本庭園専門誌「The Journal of Japanese Gardening」

 日本庭園ランキングで15年連続「庭園日本一」

 

 

《出雲大社》

 神々の国出雲の象徴である出雲大社、縁結びの神様として有名な大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀っています。よって前日の「白兎神社」とも関連が深いです。

 出雲大社へは本来四つの鳥居(石、木、鉄、銅)をくぐって参拝ですが、時間の都合で駐車場から「四の鳥居(銅の鳥居)」にバイパスしました。黒松の生茂る参道は広く厳かな空気です。この先に出雲大学駅伝のスタート地点の「一の鳥居」がありますが、そこにも行けずに残念でした。

「松の参道」寛永年間に奉納されたものらしい

 「銅鳥居」から「拝殿」へ、お屋根を拝めるように位置が左に少しずれています。出雲大社の参拝の方法は「二礼四拍手一礼」で一般の神社(二礼二拍手一礼)とは少し違います。もっと正式なとき(大祭礼)には八拍手になるそうですが、理由を少し調べてみると興味深い。

「拝殿」の大注連縄(おおしめなわ)は長さ6.5m、重さ1t

「出雲大社御本殿」国宝

「八足門(やつあしもん)」本殿正面、一般の参拝はここまでです

「十九社」方向から御本殿を望む、屋根がよく見えます

「神楽殿」に最大の「大注連縄(おおしめなわ)」長さ13m、重さ4.5t

「大注連縄(おおしめなわ)」は真下で見るとほんとうに巨大です。

 

 しめ縄は「神域と現世の境界にある結界」を表すとか、天照大神は天の岩度から出たときに、再び岩戸に戻らないように、しめ縄でふさいだという神話が起源という説もあるそうです。出雲大社など島根県では一般の神社のしめ縄とは逆に、左綯え(ひだりなえ)で時計回りに編んであるのが特徴です。

 

 縁結びとは遠くなりましたが、多くの人との良好な縁を願い、しばし結界の下に佇みました。

 「神楽殿」の前で記念写真

 

[参考]神社の社号について:(正直、ここを訪れるまで知りませんでした、違いがわかりますか?)

 神宮:天皇や皇室の祖先神を祭神とする神社・・・伊勢神宮、熱田神宮etc

 大社:全国的に多数ある同名神社の最高社格の宗社の神社・・・出雲大社、熊野大社

 :皇室にまつわる人物を祀る神社(例外あり)・・・日光東照宮、天満宮

 神社と社:一般的な神社の社号

あくまで昔の取り決めで、今は「神宮」や「大社」を名乗るのは原則自由とのこと。

 

《松江城》

 ここも楽しみにしていたところ、国宝の天守閣は5つのうち4つは訪れていますので、松江城が最後の1つになります。(平成27年に重要文化財から国宝に再指定された)現存する12の天守のうちで、平面規模で2番目、高さでは3番目、古さでは5番目とのことでした。

大手門跡外曲輪から見る、石垣も高い

木部は黒塗りで精悍な美しい姿です

 内部

 

 天守より松江が一望

高さ30m、地下1階から5階建天守まで内部も見ごたえがありました。

 明治初期、全国の城はほとんど取り壊されました。山陰で唯一保存され残っている松江城です。これだけの規模のお城の保存に関わった旧藩士や豪農の奔走はさぞかし大変だったでしょう。

 

 3日目もこれで終了、今日の宿泊先は美作の湯郷温泉です。

宿泊先の「ゆのごう美春閣」の夕食(アワビの踊り焼き、かわいそう)

 

                                    つづく

 

2018.4.16

 旅の2日目は「鳥取砂丘」、「白兎神社」、「倉吉白壁土蔵群」、「美保関」を廻ります

 

《鳥取砂丘》

 東西16km、南北1.6km、高低差最大90m、10万年の歳月でできたそうです。「見晴らしの丘/砂丘センター」から観光リフトに乗って砂丘まで行きましたが、高低差もあまりなくリフトの降り口に駐車場がありましたのであまり意味がない気がしました。砂丘は想像していたよりは広く、砂簾(されん)や風紋(ふうもん)も見ることができました。非日常の景色ですね。砂丘の「馬の背」頂上に立つと見晴らしがよく、砂丘の大きさを実感することができました。

 らくださんがいてライド体験ができるそうですが、らくだの写真を取るにもお金がかかるそうです。朝少し早かったのでまだ出勤していないようで姿は見えませんでした。

 遠方に砂丘の頂上、「らくだの背」ではなく「馬の背」

 砂丘頂上から見た「風紋」

 「砂廉」の前をWalking

 砂丘の砂製「ねずみ男」のお土産

 

《白兎神社》

 『因幡の白兎』:淤岐の島(おきのしま)まで流された兎が「ワニザメ」を騙して気多の崎まで渡ろうとしたが、それに気がついた「ワニザメ」に皮をむかれてしまった。苦しんでいた兎に通りかかった大黒様が「真水で体を洗い、「ガマの穂」にくるまっていなさい」と教え完治したという神話

 

      ニザメ                ガマの穂

 

 鳥取砂丘から20分程で白兎海岸/白兎神社に到着です。神話に登場する大国主命(おおくにぬしのみこと)と八上姫(やかみひめ)の縁結びの神様白兎と祀っています、日本最初のラブストーリー発祥の地?という話でした。参道の入口には三者の砂像が作られていました。参道には様々なポーズの兎の像が並んでいます、足元の白い石は縁結び祈願の「結び石」(社務所で販売)と呼ばれるものだそうです。神社はなかなか立派です。

 出雲神話ではめでたしめでたしのハッピーエンドではなくその後がありまして、浮気者の大国主命と嫉妬深いスセリ姫との三角関係の悲恋と続きます。古事記や地方神話ご興味が出てきたら調べてみると面白いかもしれません。

 

  

   兎の像と結び石     砂像(兎は縁結びの神様)

 白兎神社鳥居横のポスト

 

 白兎鳥居の前の国道を渡ると白い砂浜がきれいな白兎海岸です。淤岐ノ島とワニザメの背中に似た岩礁が見えます。童謡「大黒さま」の歌碑(田村虎蔵先生碑)もあります。

 

 

《倉吉白壁土蔵群》

 打吹城の城下町して形成され、伝統的な町家(赤茶色の石州瓦/赤瓦)と白壁土蔵(石州瓦と白漆喰の土蔵)が残る各地からの往来の結節点、派手さはないが落ち着いた町並みです。町家の中庭には白壁土蔵が映えて風情がありました。

高田酒造

元帥酒造

主屋の背後の中庭の先に白壁土蔵

白壁土蔵の背後は玉川が流れ石橋がかかる

 

 

 

町家の中は倉吉かすりなどの工芸品の店

映画「男はつらいよ/寅次郎の告白(S44作)」ロケ地の一角

すごいボロ屋ですが・・・

「ひなビタ♪」キャラクタバンドコンテンツと倉吉市がコラボ?

アニメのほうが集客力があるようです。何のことかよくわかりませんでしたが、町の中にアニメキャラクタパネルがたくさんありました。

 

昼食は棟方志功が命名したという割烹「喜多亭万よし」でいただく、美味しかった。

 

《美保関》

 境港を通り過ぎて美保関町へ、ここはもう島根県です。神話の時代から登場し、江戸時代は北前船の風待ち港として栄えた島根半島の東端にある港町だそうです。初めて知り、初めて訪れました。ツアーでなければおそらく訪れることはない場所、ツアーの面白いところです。

 

 

 美保神社は全国のえびすさんの総本宮と言われる古社で参詣すれば福の神のご利益がある?とか。

 

 美保神社を出て鳥居の左手から「青石畳通り」になります。大正時代の佇まいの建物が続いている町並み、印象に残るレトロな雰囲気を味わいました。美保館は文豪・署名人が宿泊して作品を残した老舗旅館、国の登録有形文化財にもなっている美保館本館は一日ひと組しか宿泊できないという話です。

 

二日目はこれで終了です。来た道を引き返し、大山(だいせん)の麓のホテルに向かいます。

2018.4.15

 山陰山陽+天の橋立(京都府)を3泊4日のツアーで旅してきました。

羽田空港⇔伊丹空港は飛行機で、それ以外は観光バスでの移動です。

訪問した各観光地・名所旧跡で印象、感想を書いてみようと思います。

 

《天の橋立/智恩寺》 4月15日(一日目)

 海の京都と言われる宮津、日本海の宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる砂嘴(さし)でできた砂浜『天の橋立』(全長3.6kmm幅20~170m)へ、ご存知日本三景のひとつとされている特別名勝です。天の橋立松並木の中を道路が貫いています。車は入れませんが徒歩で歩くこと、レンタサイクルを借りて走ることができます。

 

 訪れたのは天橋立の南側、表玄関の文殊地区です。この日はあいにくの曇りの天気で、風が強く外を歩くには寒い日でした。まずは「三人寄れば文殊の知恵」でおなじみ「智恩寺/文殊堂」へお参りです。多宝塔の前の松は3枚葉でこれを拾って財布に入れておけばお金が貯まるそうです。「文殊堂」のおみくじは珍しい扇形をしています、風情がありますね。モーターボート乗り場の近くにあつ「智恵の輪灯篭」もパンフに出てくるところです。

 山門

 文殊堂

 多宝塔

 扇形のおみくじ

 

文殊堂前の「三鈷の松」の3枚松葉、財布に入れると金運が上がるとか、たくさん落ちていました。

 

丹後ちりめんの財布がお土産

 知恵の輪灯篭

 

 「智恩寺」と「廻旋橋」の交差点にある「対橋楼(たいきょうろう)」という与謝野晶子ゆかりの老舗旅館の玄関の前の木にカラフルな不思議な球体がたくさん吊り下げられゆらゆら風にゆれていました。中には雛人形のような折り紙(丹後ちりめん?)?が、これは一体何だろう。後でわかったことですが京都の和風工芸品「絹てまり」というものだそうです。

 絹てまり

     

 昼食後、文珠山山頂の「天の橋立ビューランド」にリフトで登りました。天橋立の全景が見られる、良い眺望です。

 ここでは「股のぞき」ができます。股のぞきをしたときの眺めが、天橋立が天に舞い上がる龍のように見えるので「飛龍観」と呼ばれているそうです。股のぞきは逆立ち状態で確かにイメージが変わります。曇り空と灰色の海に「天の橋立」が浮かんでいるようで龍の姿を想像する気持ちもわかる気がします。

  

股のぞき飛龍観

 龍が天に舞い上がる?

 ビューランドにも知恵の輪

 

 何度か股のぞきで写真を撮っていてわかったのですが、スマホでは上下逆転で写真が撮れません。どうやっても画像は逆さになりません、必ず空が上になります。どうやらスマホに重力加速度センサーが入っていて縦で撮っても横でとっても画像としては重力と反対向きが上になるように表示するようです。撮った写真を画像として180°回転させれば上下逆になるので特に支障はないのですが何とも不思議です。よって股のぞきの天の橋立の写真は画像を180°回転させたものです。

 一日目はこれで終了、宿泊する鳥取にバスは向かいます。

途中の浜坂港で夕食を取りました。渡辺水産/海産物魚市場の5Fレストラン「海岸通り」で松葉かにと神戸牛しゃぶしゃぶとノドクロの煮付けです。ノドクロおいしかったあ。

 

 

*ツアー:阪急交通社/コース番号:60145

 

mu@pc_umejima

 

 

 

 

2018.4.20

 あだち銭湯廻り3つ目は千住ニコニコ商店街にある金の湯(かねのゆ)です。建屋の正面はシンプルで都内下町の銭湯らしい感じがします。ここはなんといっても富士山の大きなペンキ絵が売りですね。

《「あだち銭湯展(H30.2月)」の金の湯紹介パネルより》

 入口前のコンクリート道に猫の足跡が残されているのが知られています。乾く前に歩き回ったんでしょうね、大小たくさんありました、下町らしいのどかさを感じます。

 

 少し小ぶりの脱衣所から浴室に入ると大きなペンキ絵(作:中島守夫氏、H29.5.23)が目に飛び込みます。男湯と女湯の仕切りの上をまたいで手前の穏やかな海の向こうに巨大な富士山が描かれています。横幅は10mはあるでしょうか、これぞ銭湯のザ・ペンキ絵という感じです。

《「あだち銭湯展(H30.2月)」の金の湯ペンキ絵紹介パネルより》

 

 湯船は熱いです。主浴槽とジェット風呂の温度計は44.4℃~44.9℃で動いています。ちょっと高すぎで、浴槽に浸かると30秒もちませんでした。おじさんたちはよく大丈夫だなあと驚きます。となりの寝風呂(薬湯)はゆず湯で温度は41℃程です、ここはゆっくりできますね最高です。一応露天風呂もありますが外の空気に触れられる空間くらいの感じです。手足を伸ばして入れるのはいいとこ2人ですね。 

 

 フロント横に小さな休憩所があります、和風アートが並んでいて下町感満載です。お決まりのコーヒー牛乳(¥130)を買って一息入れます。

 外に出ても狭い通りと低層階の家々で下町の風情が漂います。少し歩いて荒川土手にでました、黄昏の中を川風に吹かれて何とも気持ちの良い銭湯帰りでした。

 

 

mu@pc_umejima