自信満々で仕事もできる人がもらした「苦しい…」に隠された想い | ライフコーチかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

(2016年2月16日発行のメルマガより)


ライフコーチングレッスン:本日のテーマ

<自信過剰なタイプの人が抱く本当の望み>


 
「自信過剰なタイプの人の
本当の望みはなんでしょう?」


 
参加者からの相談に
僕が質問したことでした。

 
参加者が経営する会社で
自信過剰なタイプの男性(Aさんとします)
がいました。

 
Aさんはいつも強気な人でした。

プライドも高く頑張り屋さんだったそうです。

 
そんなAさんがふと
こうもらしたというのです。

 
「俺は自信過剰だから。」

 
そして続けてこう言いました。

 
「俺は正直苦しい...。」

 
Aさんは一体どうしてしまったのか。

Aさんに一体どう声をかけていけばいいのか。

 
それが参加者からの
相談内容だったのです。

 
あなただったら、Aさんに何と声をかけますか?
 


□■□―――――――――――――

「自分の本当の望みを知り、
 それが実現する」

奇跡のライフコーチングとは


―――――――――――――□■□


「Aさんの本当のメッセージは
何だと思いますか?」




僕は参加者全員に

聞きました。



・「本当は楽しく仕事をしたい。」


・「今の役割が辛いから辞めたい。」


・「この状況を何とかしたい」




いろんな声が出てきました。



どれも確かにそうなのですが

Aさんのハートの声とは

違っているようでした。



僕はほとんど無意識で

こう話していました。



「本当のメッセージとは

 表現を変えると

 

 "本当の望み"



 です。



 本当の望みには、

 "したい"と

 "して欲しい(されたい)"の

 2種類があります。



 みなさん、話の印象から

 Aさんは"したい"が強い人だと

 認識しているようです。



 僕は今、Aさんは人生で

 とても久しぶりに

 "して欲しい"望み

 を表現しているように感じました。



 Aさんはいったい

 どうして欲しいのでしょうか。」




★―――――――――――――



みんな真剣に

考えてくれました。



いろんな意見が

出ました。



でもピンとくる

Aさんの"本当の望み"は

なかなか出てきませんでした。



僕はAさんの気持ちが

手に取るようにわかりました。



なぜなら、

自信過剰で、

仕事ができて、

でも苦しんでいるそのAさんは



26歳のとき、

東京でうつ病と診断されて

苦しんでいた僕の姿そのものだったからです。



そのとき僕は

本当の望みを

自分でもわかっていませんでした。



6年後、センターピースという

セミナーで、後のメンターとなる

犬飼ターボさんという方に僕のパターンを

言われて知ったのです。



★―――――――――――――



「かめちゃんは、

 "認めて欲しい"が

 強い人だね。



 仕事も

 パートナーシップも

 認められるために

 頑張ってきたんじゃない?」




★―――――――――――――



この言葉に僕は

衝撃を受けました。



その通りでした。



受験で結果を出せば

認められる。



仕事で結果を出せば

認められる。



愛を伝えれば

認められる。



いろんなことの尺度が

"認めてくれるかどうか"

となっていたのです。



そうしていつも

他人の顔色を窺って

生きていました。



行く末は

うつ病という診断だったのです。



「認めて欲しい。」



たったそれだけのことが

言えずに、



できずに、

苦しさの淵にいたのです。



★―――――――――――――



認めて欲しいの

さらに奥にある想い。



昨日はそれも発見

できました。



それは



"わかって欲しい"



というものです。



・私のつらさをわかって欲しい。


・私の苦しさをわかって欲しい。


・私の愛をわかって欲しい。


・私の努力をわかって欲しい。


・私の意見をわかって欲しい。




人間は、自分のことについて

いろいろとわかって欲しいものです。



ただここにトリックがあります。



誰かに「わかって欲しい」と

強く想うとき



相手も同じくらいあなたに

「わかって欲しい」と

強く想っているのです。



わかって欲しい合戦の

できあがりです。




どちらかが先にわかろうと

しない限り終わることはありません。



そしてどちらか、

または双方が諦めます。



「どうせ、わかってくれない。」



「私だけが辛い思いをしている。」



「この人と一緒にいても幸せになれない。」




★―――――――――――――



人間は人のことを

わかることなんて

本当はできないのかもしれません。



でも、わかろうとすることは

できます。




自分自身のことも

人のことも

わかろうとすることは

できます。



カウンセラーやコーチという職業は

諦めずにわかろうとする仕事のことです。



わかろうとすることを

辞めたとき



相手は異質な脅威の

存在と化し



未来への不安が急に

もたげてくることでしょう。



わかろうとすることを

諦めないでください。



そしてあなたから先に

わかろうとしてください。



相手に要求するのではなく

あなたから歩み寄るのです。




あなた自身の、

そして相手の中にある

愛と優しさを知ってください。



だいじょうぶ。



そのままですべてうまくいきます。



誰も悪くありません。



あなたは愛されています。



だいじょうぶ。



そのままですべてうまくいきます。



リラックスして
今を過ごしてください。


HIROKI





(2016年2月16日発行のメルマガより)