意識的に幻想から抜け出す方法 | ライフコーチかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

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2016年1月3日発行のメルマガより
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こんにちは。
亀井弘喜です。



鹿児島の日常に戻ってきました。

今朝は雨です。







これから大阪から来てくれる

講座卒業生でもある友人を

空港までお出迎えして

半日リトリートです。



せっかく大阪から

 来てくれるのに雨か...




と落胆する僕がいます。



コンマ何秒かで

気づきます。



雨 = 残念。

 晴 = 嬉しい。




と判断している自分にです。



うっかりすると



雨がダメなことだって

 判断しているじゃないか!

 日頃伝えてることと

 逆じゃないか!




と自分を責める自分さんに

自分が同一化しようとします。



そんな自分にも

コンマ何秒かで

気づきます。



判断すること = ダメなこと。

 ありのまま見ること = 良いこと。




こんなことが

脳内で行われている

僕の最近の人生。



面倒くさいなと

思うこともありますが(笑)



それ以上に

今この平安に満足して

いられるのです。



そして最終的に

行き着く場所。



ああ、雨か。

 そして今日は

 友人が来る。



 今日も幸せだ。




とらえ直しが

完了したのです。



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「自分の本当の望みを知り、
 それが実現する」

奇跡のライフコーチングとは
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何も起きていない、

 というのはある意味では

 正しいです。



 でも家族が震災の被害に

 あった人に対して

 "何も起きていない"

 と伝えることは役に立ちません。


 

アランの最新の本、

コースインミラクルズの

やさしい解説書の一節にあった言葉です。



コースインミラクルズでは

 "本当は何も起きていない"と教えていますが

 例えば震災で家族を亡くした人にも

 "本当は何も起きていないのですよ"と

 声をかけるべきでしょうか?




という質問に対して

答えたものでした。



アランの在り方が

とても伝わってくるエピソードです。



何も起きていない



とか



この世界は幻想である



というのは

スピリチュアルな道を

探求した人なら

一度は目にする考え方です。



ヨガ哲学ではこれを

アドヴァイタ(一元性)と

呼んでおり、古くから

このことに気づいた人たちはいたのです。



また現代では

「マトリックス」という

映画でこの"幻想性"をとても

上手に表現していました。



つまり

僕たちがこの3次元世界で

見る夢のように



この3次元世界も

どこかで僕たちが見ている

夢に過ぎないのではないか



という考え方です。



この3次元世界で

肉体が死を迎えたとき

夢から覚めるかのごとく

「目覚める自分」がいる。



その考え方は

僕にとっては

魅力的でした。



一種の平安でもありました。



「こんな現実、

 夢であって欲しい」



そう願わざるをえないような

辛い体験が

幼少期のころにあったことも

影響しているのかもしれません。



でもこの考え方の

ネガティブな側面もありました。



それは「虚無主義」とも

呼ばれるもので



幻想であるこの世界に

何の意味も見いだせなく

なってしまう
のです。



2014年の夏~秋くらいの

僕がちょうどその状態でした。



もちろん毎日は

活動しているのですが

夢の中で展開されているようで

フワフワしてしまったのです。



平和で幸せなのですが

躍動感がない。



人生の充実感が

なかったのです。



そのときは

正直何をしていいのかも

わかりませんでした。



お金を稼ぐモチベーションも

沸かずコーチングも

辞めてしまいました。



わずかに可能性を感じた

タイ古式マッサージに

没頭してみましたが



やっぱりこの

虚無感には勝てなかったのです。



今、僕の中に

虚無感はなくなりました。




それはなぜかというと

「日々の習慣」を

行うことで自分を律する


ということを覚えたからです。



意識的に、

幻想論の知覚から抜け出して

人間としての行いをする
のです。



毎朝、起きたらまず

前日登録しておいた

コースインミラクルズの

ワークブックを実践します。



お水を飲み、

サプリを飲みます。



布団を畳みます。



太陽礼拝をします。



メルマガを書きます。



洗濯物を乾かしに行きます。



仕事をします。



食事をします。



一日が終わります。



お風呂に入ります。



一日の終りに

ケータイの電源を切り



翌日のコースインミラクルズの

ワークブックを登録します。



そして一日の最後に

こう思うのです。



今日も幸せだった。



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2013年10月に

タイで修行したシヴァナンダヨガ。



その教典には

ヨガには4つの道が

あると教わりました。



その1つに

「カルマヨガ(行いのヨガ)」

というものがありました。



日々の1つ1つの行いに

没頭することで

それ自体がヨガになるという

考え方です。



なんとなく

わかったつもりになっていた

このカルマヨガ。



ここ最近の僕自身の

体験で腑に落ちました。



僕が習慣にしている

いくつかの行いは

それ自体がヨガだったのです。



このメルマガも

"行いのヨガ"だった
のです。



だから多くの読者は

このメルマガを読んで

心の平安を取り戻したり



人生で何か大切な

ことに気づいたり

してくれているのでしょう。



僕は何かメッセージを

伝えたいというよりは



僕自身のヨガを届けたいし



このメルマガを通じて

あなたにヨガをして欲しかったのです。



ここでいう"ヨガ"とは



"1つになること"



"1つであること"



という意味です。




あなたはどこにいても、

誰といても、

あるいは1人ぼっちだとしても



1人ではないのです。



1つなのです。



1人であることと

孤独であることを

混同しないでください。



物理的に1人でいたとしても

あなたは孤独ではありません。



創造主、

大いなる存在、

かみさま、

ハイアーセルフ、

天使、



なんと呼んでも

構いませんが



あなたを守ってくれる存在は

すぐ近くにいるからです。



すぐ近く、

というのは比喩であり

本当は



あなたの中にいるからです。



僕も同じです。

あなたの中から

これを書いているのです。



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そろそろ出発の時間が

近づいてきました。



今日も最後まで

読んでくださって

ありがとうございました。



最近、メルマガ登録を

してくださる方が増えてきて

本当に嬉しく思っています。



僕は僕を可能な限り

明け渡し



本当のことを

表現していきます。



あなたの周りに

これを必要としている人がいたら

シェアしてください。





今日も素晴らしい一日に

なりますように。





HIROKI