経営者の父が何度でも、社員にお金を貸す理由 | ライフコーチかめちゃんのブログ

ライフコーチかめちゃんのブログ

霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

こんにちは。
亀井弘喜です。



仙台の実家から

昨夜東京に戻りました。



東京駅すぐ近くの

ホテルから書いています。



ここ数日は

1日1日が数十日にも

感じられるような

体験を連続しています。



1年に1回あるかないかの

加速成長感です。



仙台は

僕のホームです。



大地というか

地球というか

母の愛を感じます。



僕のルーツは

仙台にあって

すべてはそこから始まり

今があります。



仙台から東京へ

上京したのは

22歳のとき。



今から15年も前のことです。



あのときは

「片道切符」でした。



不安を見ないようにして

片道切符を握りしめて

東京にやってきた日。



今は、常に

「往復切符」です。



帰る場所があるのです。



人生は転機においては

「片道切符」を手にする

必要があります。



過去を振り返らず

どこに行くかもわからず

前に進むのです。



僕の半年間の講座の

卒業生2名と

昨夜電話&スカイプで

話しました。



2人とも

「片道切符」を手に

起業・独立の行動をとっていました。



僕はその2人の声を聞いたとき

泣けてきそうでした。



力強さ。



明晰さ。



勇気。



行動力。



そういうものを

見せてもらったのです。



彼らは

必ず成功する。



そう感じました。



僕は

参加者の皆さんが

結果を出すのを見るのが

喜びだと最近知りました。



もちろん

解放される姿も美しいし

安心してもらうのも

嬉しい。



でも「結果を出す」

というのも



この地球上で繰り広げられる

人間ゲームの

メインイベントの1つだったのです。



結果を出すことで

自分の力強さを信頼できるようになる。



自分が何者かを

知ることができるようになる。



みんな本当に

完璧で

明晰で

勇気ある存在です。



それを思い出すプロセスが

僕のライフコーチングで

提供していることなのです。



□■□—————————————

「自分の本当の望みを知り、
 それが実現する」

奇跡のライフコーチングとは
—————————————□■□



今回は

父との対話を

ご紹介します。



日曜日の夜

23:00頃仙台の実家に着いた僕。



リビングのソファに座って

父と2時間くらい話し込みました。



父は10億を超えるビジネスを

展開する社員70名を抱える会社の

経営者。



経営者として

25年のキャリアがあり

ビジネスにおける僕の巨人なのです。



話の内容はビジネスのことから

始まりました。



メルマガ読者の方には

何度か書いたかもしれませんが

僕は自分のビジネスにおいて



今年初めて

お金のことで人と揉めました。



初めて

弁護士事務所にも行ったし



初めて

「裁判では」という仮定を

置いてものごと考えました。



初めて

人のことを信じられなく

なりました。



もちろんそれらは

すべて僕の幻想であり

ゲームです。



「相手の人が悪い」と思う

気持ちも今はないし



「僕が甘かった」という

自分責めも今はありません。



「だまされた」という

被害者意識の中に身を置くことも

魅力的な体験でしたが



本当の安心や安全では

ないことを知りました。



ただ、事実として

「僕とは違う考え方の

 人がいる」



それも意外と

身近にいる。



ということがわかったのです。



まだその相手の方との

お金の問題は解決しておらず

現在調整中というか

交渉中になっているのです。



僕から

どのように相手の方に

伝えたかを報告すると



父は言いました。



「そんな金額だったら

 出してやるから

 さっさと払って縁を切れ。

 お前の人生の運気がいつまで

 たってもあがらないぞ。」



僕は静かに話を

聞きながら頷いていました。



そして一言冗談混じりにこう言いました。



===============

僕:「お金が原因で

 こんな風に揉めるってことが

 本当にあるんだね。



 人間ってそうなんだって

 知ったっていう意味では

 すごくいい勉強だったよ。」



父:「そりゃあそうだよ。

 俺なんて何度お金で

 騙されたり

 裏切られたか

 わかったもんじゃない。」



僕:「そうだったの?」



父:「そうだよ。

 社員にだって

 何人に貸したかわからないし

 数百万貸した翌日から

 会社に来なくなった社員も

 3人いる。」



僕:「ええ?」



父:「それでも俺は貸すんだ。

 社員が俺を頼ってきたら

 そのお金が欲しい理由が本当だろうが

 なんだろうが必ず貸してやってる。



 つい先週だってある社員が来て

 親が病気で手術代が必要だっていうから

 数百万貸してやったんだ。」



僕:「そうだったんだね。

 その社員さんが言ってるのは

 本当っぽい理由なの?」



父:「うーん、わからんなぁ。」



(一瞬間が空いて)



僕:「お父さん、なんで

 そんなに何度も裏切られても

 社員さんの個人的な事情に対して

 お金を貸し続けてるの?」



(父、数秒考えて

 少し涙目になりながら)



父:「疑いたくないからだよ。」



僕:「え?」



父:「社員のことを

 1ミリだって疑いたくないんだ。



 何度裏切られたって

 疑いたくないんだ。」



僕:「・・・。そっか。」



(二人、しばらくの沈黙)



===============





僕はこの

「疑いたくないんだ」



と言ったときの

父の優しい目、

慈愛に満ちた声を忘れません。



こんなにも

大きな愛、

無条件の愛で、

社員を雇用している社長を

見たことありません。



父の会社がなぜ

震災の危機も乗り越えられたのか



父の会社の社員の皆さんは

なぜあそこまで父を慕うのか



わかりました。



そしてこの

「疑いたくない」



という気持ち。



表現を変えれば

「信じたい」



という気持ち。



これこそまさに

前回書いた

「imagine」の

世界そのものでした。



僕は平和で

ひとつになっている

世界を創りたいし見たい。



その小さな一歩は

こうやって

自分の周囲にいる人を

「何度も信じ直す」

ことから始まるのだと

思いました。



僕自身も同じです。



僕自身を何度でも信じ直すし

疑いたくありません。



僕と関わった人のことを

何度でも信じ直すし

疑いたくありません。



父はずっと、僕とは違う世界を

見たい人なんだと思っていました。



性悪説で

お金儲けのことばかり

考えているのだと思っていました。



それは

僕の誤解であり

幻想でした。



人は誰しも本当は優しい。



大切なことを思い出した

仙台の夜でした。


□■□—————————————


<編集後記>


いかがでしたでしょうか?



父のことを書いているあたりで

タイピングしながら僕は

泣いていました(笑)。



偉大な父のもとに生まれて

本当に僕は幸せです。



父親とは

子どもにとっては

神様のような存在です。



その父を心から

信頼し、尊敬できるようになりました。



37歳にしてやっとです。



父とは本当にいろんなことがあり

小さなことでいえば今もこれからも

起きると思いますが



とにかく

父の元に生まれてよかったという

土台がさらに盤石になりました。



今から東京で

お世話になっている企業の

社長さんのもとへ出発します。



社員さんとの個人セッションも

依頼していただきました。



魂の友、魂の家族が

ここ数日続々と現れてきます。



僕は再びつながれて

本当に幸せです。


本日も

素敵な1日をお過ごしください。


HIROKI