こんにちは、HIROKIです。
今日の鹿児島は残暑厳しい感じの日差しです。
いつものホテル(シルクイン)のカフェで仕事をしています。
スタジオ内に事務所がないため、すっかりシルクインが僕の事務所になりつつあります。ホテルの人たちとも顔なじみになってきました。
さて昨日は、代講でクラスを担当しました。
そのときに、特に事前には用意していなかったけど、僕がシェアしたことを書きたいと思いました。
昨日の17:00前、安保法案が可決されました。
僕の友人たちには、デモに参加している人や、この法案に反対している人たちがいます。
僕も賛成か反対かでいったら反対なわけですが、デモに行くほどのエネルギーは湧いてこなかったというのが正直な気持ちです。
「戦争法案」
という名付けが鹿児島の街宣カーからも聞こえてきます。
「戦争反対」
「平和を望む」
「9条守れ」
どれもその通りだと僕も思います。
少し視点を引いてこの出来事を見てみると...。
結局いつの世も、「戦いたい人(集団)」がいて、「戦いたくない人(集団)」がいて、ほとんどの場合は戦いたい人が時の権力者になってきたように感じます。
戦いに強い、ということは、権力に直結するようなのです。
僕はこの「戦い(戦争)と平和」というテーマに触れるとき、一人の人物を思い出します。
それはマハトマ・ガンジーさんです。
父親に進められて、2年前に見たガンジーさんの人生を映画にした「ガンジー」という映画。
僕はそれまでガンジーさんのことを深く知りませんでした。
でも考えてみると、ガンジーさんの功績はとてつもなくすごいものだということがわかります。
だって、植民地支配をされていた時代のインドで、独立を「無血で」果たしたわけですから。
映画に出てくるストーリーに僕は心を打たれました。
インドの群衆が独立解放を求めて、イギリス人兵士を殺してしまうという事件が起きたとき。
いきり立つ群衆に、イギリス軍やイギリス人に決して暴力を振るわないよう訴え続けるガンジーさん。
それでも群衆の怒りはとどまるところを知りません。
それを見たガンジーさんがとった行動。
それは「争いを止めてくれないなら、死に向かって断食をする」というものでした。
実際に、断食を始めたのです。
ガンジーさんのことを尊敬していない人はいないため、群衆は戸惑いました。
憎きイギリス軍やイギリス人はこの機会に叩きのめしたい。
でもそれをしようとすれば、尊敬するガンジーさんが死んでしまう。
だんだんと、テロ行為や好戦的な言動は止んでいき、とうとう群衆のデモやテロは収まるのです。
日に日に衰弱していくガンジーさんは、瞑想をしながら、内なる世界で完全に平和な世界を見続けます。
ある日、執事から告げられるのです。
「争いは終わりました。どうか、食事をなさってください。」
それを聞いたガンジーさんは、朦朧としながら、「そんなわけはない。」と言って断食を続けようとするのですが、本当に争いが終わったことを知るとゆっくりと食事を取り始めるのでした。
こんな立派な人を殺してはいけない。
イギリス軍のトップの人たちの中でもガンジーさんに対する見方が変わっていきました。
そしてとうとう、植民地支配を解放し、独立が認められたのです。
世に言う、「非暴力・不服従」というスタンスです。
今回の安保法案に関しても人々が怖れていたり、嫌悪していることは、結局のところ「争う世界」ということだと思います。
それに対して、具体的な行動を起こしている人を僕は尊敬します。
僕は、僕にできること、僕がしたいアプローチで行動を起こしたいと思ったのです。
昨日のクラスでは、参加者全員で平和を願うマントラ「Om Namo Narayana」を唱えました。
そして、それぞれが願う平和な世界を、内側で見るように伝え、みんなで平和を願う瞑想をしました。
スタジオ内は静かな、平和な波動に満ちていました。
平和は、一人一人の内側から始まります。
このブログを読んでくださった方全員で、内側で完全なる平和な世界を創っていきましょう。
外側は、内側にふさわしい状態に変容していきます。
Om Namo Narayana.
HIROKI
ヨガスタジオ pANDu(パンドゥ)
■HP:http://pandu.kagoshima.jp/index.html
■住所:鹿児島市中央町27-3 柚木ビル2F
■Tel:099-210-5519
■営業時間:9:30~21:30
※曜日によって開店・閉店時間は異なります。詳しくはクラススケジュールをご覧ください。
■料金:
・体験レッスン:1,500円
・1回券:2,300円
・月謝制月4回:5,000円
・1ヶ月フリーパス:10,000円