一見悲しい出来事は、奇跡の始まりだった。 | ライフコーチかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

人間の気持ちというのは、コロコロ変わるものです。
僕自身も毎日、毎瞬コロコロと変わっています。

自分はコロコロ変わってるくせに、相手にはコロコロ変わらないで欲しいと思ってる僕のかわいいエゴちゃんに気づいて投稿してみようと思い立ちました。

この数か月で、いろんな人のコロコロ変わる気持ちに翻弄される自分の心がありました。

きっと裏を返せば、僕のコロコロ変わる気持ちにいろんな人が翻弄されたのかもしれません。

自分にとって大切な相手から、コロコロ変わられるのが嫌だから、人は約束をするのだと思います。

ビジネスの世界ではそれを契約と呼ぶのでしょう。
パートナーシップの世界ではそれを交際(彼氏・彼女)と呼んだり結婚と呼んだりするのでしょう。

契約をすれば、コロコロ変わることはお互いに防止できるし、変わった場合は、変わったほうに「責任」と呼ばれるエネルギーが生じます。

その責任を放棄したほうが「悪い」ことになるのです。
でも本当にそうなのか、僕にはよくわからなくなりました。

責任を放棄した体験もたくさんあるし、放棄された体験もたくさんあります。それすらもただの僕の認識に過ぎず、本当は放棄などどこにも存在していないのでしょう。

会社員時代、人材紹介の仕事をしていた僕は、内定した転職先に「行きます」といったんは返事をした後、「やっぱり辞退します」という風に翻る人を何人も見てきました。

自分の担当する企業が内定先だった場合は、一生懸命説得をしたものです。

逆に他の企業を辞退して、自分の担当先企業に翻って入社してくれた場合は手を叩いて喜んだものです。

今自分が経営者になり、人を採用しようとしてみて、当時の担当先企業の社長や人事の方の思いがよくわかりました。

一度「やる」と言ってくれた人に対して、どれだけ期待し、仲間意識を持つものなのか。

直前になって「やらない」と言い出した人に対して、どれだけ落胆し、焦りや不安を持つものなのか。

そしてこのコロコロ変わられることを防ぐために世の中にはいろんな決まり事や契約があるんだなということも理解しました。

人間万事塞翁が馬、という言葉が僕は大好きです。

一見喜ばしい出来事は、悲劇の始まりだった。
一見悲しい出来事は、奇跡の始まりだった。

もうこの「一見」に一喜一憂するのはやめようと思います。

正確に言うと一喜一憂してしまう自分はずっといるんだろうけど、その自分と本当の自分を同一視するのをやめようと思います。

一見喜ばしい出来事は、悲劇の始まりだった。
一見悲しい出来事は、奇跡の始まりだった。

今の出来事はどっちか?

そんなこと、知る必要がないのです。
映画は、シナリオがわからないから面白いのです。

人生は続きます。