メンターのアラン・コーエンさんのライフコーチングプログラム第5期の3日目が昨日終了しました。
アランのワークショップではいつもそうだけど、クラスの終わりにみんなでアファメーションをします。アランが直感で受け取った言葉を話すと、そこには独特の空気が生まれます。
昨日もそうでした。目を閉じて、背筋を伸ばし、すべてをオープンにして座っていると、心地よいエネルギーというか波動が体や意識全体に浸透してくのが感じられました。
終わって部屋を出るとき、すでに僕は来たときの僕とは細胞ごと入れ替わったような気持ちになるのです。
今回僕は2日目を仙台での仕事で欠席したため、初日と3日目だけの参加となりました。3年前に受けたことのある内容なのに、不思議なくらい新たにたくさんのことを受け取りました。
昨日、3日目のテーマは「リフレイミング(とらえ直し)」でした。
このリフレイミングというアプローチ。とっても効果的で、瞬時に問題が「解決」ではなく「消滅」することがよくあります。
昨日の練習セッションでの出来事です。
僕はクライアント役として実際に、何か話したいことを話しました。
そのとき話した僕のテーマは
「どうしたら嫉妬されないか」
ということでした。
僕のブログやメルマガを読んでくださっている方であれば、おわかりの通り、僕のパートナーシップにおける問題のパターンが、「相手から嫉妬される」ということだったのです。
僕自身はパートナーシップに関しては、嫉妬が少ない方(というかないに等しい)ということもあって、どうしても嫉妬されると共感もできず、また、嫉妬を「制限」だと感じていたのです。
ひとしきりこれまでの出来事や今の自分の心境を、ペアになったコーチ役の同期(女性/Aさんとします)に話しました。
そして、彼女に強烈なとらえ直しをしてもらったのです。
コーチトレーニングを受けて3日目の彼女は、投影もジャッジもなく、純粋に質問で返してくれました。
「今、お話を聞いていたら、私にはヒロキさんは、"嫉妬をされる"ことそのものが嫌なのではなく、"パートナーに信頼されていない"ように感じることが嫌なのかなと感じました。どうですか?」
僕は頭の中というか意識全体に「!!!!!!!!」くらいの気づきが生まれてきて言葉を失っていました。
その通りだったのです。
嫉妬そのものは何も問題ではありませんでした。
そうではなくて、完全に愛しているパートナーから、「あなたのことを信頼していない」というメッセージを受け取る度に、僕の心は痛んでいたことに気付きました。
そして、問いは変わりました。
「どうしたら嫉妬されずにすむか」
「どうしたら嫉妬されないようになるか」
「どうしたらパートナーが、嫉妬を克服できるか」
から
「どうしたら信頼されるようになるか」
「どうしたらパートナーが、僕を信頼できるようになるようサポートできるか」
「どうしたら僕は、パートナーをより信頼できるようになるか」
へ変わったのです。
問いが変わると、答えは自ずと僕の中から出てきました。
15分の練習セッションが終わり、僕はペアになったAさんにお礼を言い、そして次のワークへと進んでいきました。
目の前にパートナーがいるわけでもないし、僕自身の過去や性格を何か変えたわけでもないのに、僕の意識の中にずっとあったトゲのようなものがすっきりとなくなったのでした。
とってもパワフルなこのリフレイミング(とらえ直し)。
正解があるわけではなくて、いろんな角度からのリフレイミングが可能なようです。
大切なことはクライアント自身にとって役立つリフレイミングを伝えていくこと。
「あなたに問題があるからですよ」というような脅かすようなリフレイミングはしないこと。
クライアントには問題はない。
クライアントの話に出てくる登場人物にも問題はない。
ただ、事象をとらえているメガネ(ものの見方)を掛け替えればいいということに気づいたとき、問題は消滅するのです。
最近、人生ってとてもよくできているなって感じます。
クリアしてもクリアしても、ネガティブに思える事象は出続けるからです。
僕は、その度に、メガネを掛け替えてきました。
いまだにたくさんのことでとらわれるけど、でも僕は今の自分の世界の物の見方、今の自分のメガネが大好きです。
今日からコーチングセッションを、またスカイプや電話・対面などで受け付けることにしました。
大好きなコーチングをして、お金をもらえるということがどれだけ幸せなことか、再認識しました。
今日の品川は雨模様です。
今日は奥さんと赤ちゃんが東京に来ます。
人生はまだまだ続きます。