仙台の父の会社での社員さん向け研修を終え、代官山に戻ってアランのコーチングプログラム3日目に向かいます。
昨日で1年間の研修も終了。感慨深いものがありました。
僕が生意気だった中学生のころから顔を知られている年配の社員さんに対して、36歳になった僕が研修をする。
去年の始めの頃は、「受け入れられるかな?」と不安もありましたが
昨日、最後に一年間の感想を聞くと、皆さん口々に「研修を受けて良かった」
「公私ともに役立った」
「これからもこの体験を活かしていきたい」
とおっしゃっていただきました。
祖父の代から50年以上続く会社を継ぎたくもあり、自分の道を進みたくもあった僕でしたが、結局継がず自分で起業しました。
でも継がなかったことについて、やっぱり自分の中でモヤモヤしている気持ちもありました。
社員の皆さんの正直な感想を聞いたとき、家系や家族(とくに父)に貢献できたという実感が沸いて込み上げてくるものがありました。
考えてみれば僕がこうして自由に楽しく日々を暮らせるのは、戦後の焼け野原の中、3回も倒産しながら何度も起業したじいちゃんのおかげであり
40歳を過ぎて大企業管理職の道を投げ打って、後を継いだ父のおかげであり
50年もの間会社を支えてくれた社員の皆様のおかげです。
6月からは、研修ではなく、社員さん一人一人にコーチングの個人セッションをしていくことを父に提案し、父もそれを快諾してくれました。
そうか、このためにもう一度アランのコーチングプログラムに参加を決めたのか、と今気づきました。
人生は今日も続きます。