「科学では正しくないこと(そうではないこと)は証明できる。でも正しいこと(そうであること)は証明できないんです。」
僕の知る限り最も頭の切れる友人がさりげなくつぶやいた言葉でした。
そしてこの言葉は、僕の亡き心のメンターのひとり、津留晃一さんが講演で語っていたことそのものでした。
科学のことだけを言ってるわけではなく、人生ではすべてそうなのではないかと僕は感じています。
"「正しい」は証明できない。"
それなのに世界には「正しさ」が"あるように"見えるわけです。
他人が、自分の「正しさ」の枠をはみ出すと、大体この3つのパターンが起きてきます。
①自分の正しさの枠内に相手を押し込めようとする
②自分の正しさの枠内にはまらない相手に対して我慢する
③自分から辛くなってつながりを切る
こうして争いや別れが起きるようです。
僕は新しい対処方法を世界に提案したいです。
それは
④自分の「正しさ」の枠を広げる
ことであり、さらに突き詰めたら
⑤「正しさなんてどこにもない」という前提で人生を生きる
ということです。
正しさがなければ、争いは起きません。
自分も相手も正しい。
それぞれの宇宙にとって正しい。
それぞれの宇宙で正しさがずれたら??
誤解を解きましょう。
妄想を止めましょう。
怒りを、憎しみを鎮めましょう。
どうやって?
はい、正解はないのです(笑)。
正解を求める思考を止めましょう。
3回深呼吸しましょう。
本当の自分を思い出しましょう。
自分自身に対して伝えたい言葉でした。