ここまでの35年間。
我ながら波瀾万丈な人生だと思います。
でもそのすべての出来事は、プラスの量とマイナスな量は同じように思えます。
最近は、出来事が起きている最中からその「プラスマイナス総量一緒」という感覚が持てるようになってきました。
総量一緒だとわかっていると、出来事で一喜一憂することが少なくなってきます。
一喜一憂しなくなると、人間らしさがなくなったとか、冷たいとか思われることもあるかもしれません。
僕自身に関して言えば、一喜一憂しなくなると、人間らしさは増したように感じます。
それから、人に対してはますます温かい気持ちを持てるようになりました。
世界の争いの源は結局のところ、信念(価値観)の相違と、それに基づく誤解なんだなと気づきました。
争いを止めるためには、信念(価値観)を同じくしていくことよりも、違う信念(価値観)を持ったまま、すべての人が安心して生きられる社会を創ることが大切だと思います。
社会(他人)とは自分の内面の写し鏡なんだと僕は思っています。
まずは、僕自身、僕と違う価値観の人をありのまま受け入れていこうと思います。