今の出来事。
小学4年生くらいの女の子が、目の前の小さな横断歩道で、タクシーが横切るのを待っていました。
タクシーの運転手のおじいちゃんは、ゆっくり止まって先に渡るよう笑顔でうながしました。
女の子は急いで渡って、渡り終えたら、おじいちゃんの方にわざわざ向き直って、大きなランドセルが見えるほど深くおじぎをしました。
しかも手と手を身体の前で揃えて。
美しい所作でした。
おじいちゃんは変わらず笑顔で「いいよいいよ」と言わんばかりに女の子を見送っていました。
なんて美しい世界なんでしょう。
僕は驚嘆しながらその美しさに見入ってました。
もう一度書きたくなりました。
なんて美しい世界なんでしょう。