この世界を体験しよう | ライフコーチかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

自分のことって、どこまでわかるものなのでしょう。

僕はここ数年ずっと「自分のことをわかりたい」と思って、貯金を全て使い果たす程、自己啓発な本を読んだりセミナーに出たりしてきました。

時には断食してみたり、坊主になってみたこともありました。聖人君子のような立派な人になろうと立派な行動をたくさんしてみたこともありました。

自分のことがわかれば幸せになるんじゃないかと思っていたのです。

「自分のこと」とは

・キャリア(仕事)
・ライフワーク(やりたいことは何なのか)
・お金(自分は一体いくらお金を持てるのか)

のような現実的なことから、

・理念(何のために生きるのか)
・魂の役割、生まれてきた意味(使命)
・スピリチュアリティ(特殊能力は何なのか)
・ソウルメイト(運命のつながりは誰との間で持っているのか)

のような目に見えない世界のことまで、多岐に渡ります。

で、それを探したら、それは見つかってきました。歴代の僕の人生理念やライフワークやソウルメイトをリストアップしたら、すごく長いリストができそうなくらいです。

でもそのリストは今は何の意味も持っていません。

数多く出会った「ソウルメイト」たちも、本当にそうなのかどうか、そうだったとして何なのか、今はわかりません。

去年の10月に行ったヨガの修行で、「ブラフマン」とか「アートマン」という概念が出てきました。

それはあえて言語化すれば、この世界の創造主というような意味で、いわゆる自分探しの末に行き着く最後の概念だと言うのです。でもその概念は言語化できないそうなのです。

言語化できないものは認識できない。ブラフマンとかアートマンとか言葉にしてみたところで、所詮認識できない。

意味をつけようとして言葉にしようとした瞬間、それはそれではなくなってしまう。

結局探し求めていたピースは、認識できないんだ、という結論に至ったのです。

そして帰国して2ヶ月半が経った今。

知らないうちに、"自分のことをわかる"ことを、僕は「降参」していたのだと気づきました。

「降参」というのは、「手放す」という感じに近くて、さらに言えば、「どうでもよくなった」のです。

これまで楽しかった"自分探し"の旅路よりも、もっと楽しい旅路に出たのです。

それは"体験"の旅路です。

この世界を体験しよう。

この世界を体験しよう。

この世界を体験しよう!!


美しい十六夜の今夜、またまた大切なクライアントさんとのセッション後に、自分の中から沸き上がってきたメッセージでした。

伝わる人に伝わりますように。

必要としている人に届きますように。

おやすみなさい。